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もう音楽CDは買えない

今日、リッピング違法化の法案が衆議院で可決され、来年の1月1日から施行される事になったらしい。作者も昔はCDプレイヤーを持っていたのだが、今は持っていないので、リッピングが禁止されると、音楽CDを買っても聞く事が出来なくなる。

と、言うことで、作者は法律の専門家ではないので、来年から施行される法律がどこまで適用されるものなのか、というのが判らない。なので、不安な訳だ。

何故不安なのか、というと、例えば、WaveClipperだとかTiVSoundだとかAG-デスクトップレコーダーだとかをユーザーに提供する行為が違法と見なされ、逮捕される可能性が出てきたからだ。

なので、上記については、政府関係の機関から、問題ない、というような見解が出されない限り、今年一杯で公開を取りやめようか、と、思い始めている。

上記のソフトの提供が、何故、違法と見なされる可能性が出てきたのか、というと、リッピングに関しては、それを行うソフトを提供した者に対して、刑罰が課せられる事になっているからだ。

問題は、リッピングという言葉の定義が法律に盛り込まれているかどうか、ということだ。

作者は、来年には50歳になるのだが、18の頃からコンピュータを使い始め、コンピュータを製造している大企業で15年くらいハードウェア開発エンジニアとして勤務し、その後もフリーランスでソフト開発を行ってきている訳で、コンピュータ全般についての知識は結構ある筈だ。

その作者からすると、リッピングという言葉の定義はいくらでも拡張できるのだ。

一般的には、リッピングというのは、CDメディアなんかから、直接データを吸い上げる事を指すのだが、リッピングという行為は何も一つのソフトでやる必要は無い訳で、WindowsMediaPlayerがコピープロテクトを外したデータを、デジタル的に保存する行為も、リッピングの一環と見なされても不思議でも何でもない。

そうなると、作者的には、プロテクトを解除しているWindowsMediaPlayerがリッピングツールと見なされるべきだと思うのだが、多分、それを言い出したらWindows自体が、さらには、PC自体がリッピングツールになってしまうため、運用上、これらはリッピングツールには含まれない、という事にされるだろう。

そうなって来た場合、リッピングという行為を防止させるためには、その他の部分をリッピングツールという事にして、落としどころとしては、最終的にファイル保存するツール、もしくは、それをやり易くするためのツール、がリッピングツール、という事にされても不思議ではない、という事になってしまう訳だ。

まあ、そうなってくると、OS付属の録音ツールだとか、画面キャプチャー機能もリッピングツールになる訳なのだが、OSに付属しているツールは除外する、と、鶴の一声がある可能性は、長く生きてきた作者としては、全然、否定できない。常に、犠牲になるのは弱者だからだ。

と、言うことなので、作者的には、面倒事は勘弁して貰いたいため、法律が施行される来年までに、正式に、政府関係から、上記のようなツール類の配布が違法にはならない、という見解が出ない限り、真面目に、上記ツール類の公開は中止するつもりでいたりする。

ちなみに、2chなんかを見ていると、現在販売されているCDは暗号化が行われていないからリッピングしても違法ではない、と、いうような書き込みも行われているのだが、これも、2chに書き込みがあったのだが、CDにはコピー禁止フラグというモノが実際に存在している。

何故、作者がそんな事を知っているのか、というと、作者も、昔、CDのリッピングが流行り出した頃、リッピングツールを作った事があるからだ。で、そのツールを作った時に、このフラグの存在が気になり、そのツールの一般公開は見合わせた経緯がある。その当時は、CDのリッピングツールというのは、限りなく黒に近いグレー、状態だった。

その後、iTunesの登場により、CDのリッピングは大っぴらに行えるようになったのだが、今回の法律で、この辺の事情がどう変わるのか、というのは作者には判らない訳だ。

作者的には、コピー禁止フラグのあるメディアからデータを取り出す行為は、普通に考えて、コピープロテクトの解除にあたると思われるのだが、何度も書いてきたように、作者的には、今回の法律の適用範囲が判りかねるため、何が正解なのかは、実際の所、判らないのだ。

- 2012/06/21 追記 -

昨日、改正法案は参議院でも可決され、正式に施行される予定になったのだが、施行日は来年ではなく、今年の10月1日から、という事になった。

なので、上記ソフトとAG-デスクトップレコーダーを付属しているAmuseGraphicsについても、それまでには、公開を終了する可能性が出てきた。

一応、こんなブログで色々と書いてみても、見る人はあまりいないので、一昨日、「リッピング違法化」をGoogle検索してトップに来たサイトにコメント記入が出来たので、作者的な懸念事項をそこのコメントにも残しておいた。(リンク )

作者的には、上記ソフトの公開を終了するというのは、かなりダメージが大きいため、問題ない、という見解を出してもらいたい所ではあるのだが、良く判らない状況が続くようなら、公開終了も、やむを得ない。

今は、そうなった場合に、公開終了理由をどうしようか、と、考えているのだが、下手な事を書くと騒ぎになって、風説の流布、なんて事で逮捕されてしまう可能性もあるため、真面目な理由は書けない。かと言って、何も説明しないと、ユーザーが心配するだろう。

なので、今の所、上記ソフトの提供を終了する場合には、今回の法改正を受けて、音楽や映像の世界と関わり合いになるのが嫌になった、というような心情的な理由にする事にしようか、と、思っている。

実際、嫌になった、というのは、嘘でも何でもない。そして、常識的には、上記ソフトを違法とみなす理由はないので、ユーザーが違法性について懸念する必要はない筈だし、万が一違法とみなされても、ユーザーには刑事罰は適用されない。

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