スポンサード リンク

T.Ishii's Software Library

HTML5 レトロ風ゲーム館

無料ブログはココログ

« あまりにも不吉なので | トップページ | ネイティブ版が少し軽い »

全画面表示機能は実装しない

今は、Mirror-DTCのOSX用ネイティブ版の開発中で、クライアント側は、既に使い込みしつつ、細かい不具合の修正をやっている段階なのだが、全画面表示機能は実装していない。これは、OSX10.9以降では、全画面表示機能は不要と考えているからだ。

OSX用のMirror-DTCの初版は、OSX10.7がリリースされた頃に公開した筈で、OSX10.7からは、OSXにフルスクリーン機能が実装された。しかし、OSX用のMirror-DTCの初版では、このフルスクリーン機能には対応せず、独自に全画面表示機能を実装した。

これは何故だったのか、というと、OSX10.7で搭載されたフルスクリーン機能というのは、デュアルモニター時に、フルスクリーンアプリが動作していない側のモニターを使えなくしていたからだ。

まあ、フルスクリーン機能というのは、一つのアプリに没入させるためのインタフェース機能である、という思想に従えば、フルスクリーン化されているアプリ以外の表示は、一切、行わないというのが筋なので、そのアプリが表示されているモニター以外のモニターを使えなくする、というのは思想的には正しかったかもしれない。

しかし、Windows8.xのストアアプリが世間から相手にされていない現状を見てみても判る様に、世間的には、PCにこういった没入型のインタフェースは求めていない訳だ。

なので、作者的には、OSX10.7で採用されたフルスクリーン機能は使わない選択をした訳なのだが、現行版のOSX10.9のフルスクリーン機能では、デュアルモニター時に、フルスクリーンアプリが表示されていない側のモニターも使える様になっている。

つまり、没入型インタフェースとして登場した筈のフルスクリーン機能は、現行のOSXでは、思想的には、従来の全画面表示機能相当に変化した訳だ。

このため、Mirror-DTCが独自に持っている全画面表示機能を使わなくても、OSX標準搭載のフルスクリーン機能を使えば、普通は、事足りる様になった。

もっとも、Mirror-DTCの全画面表示機能では、表示デスクトップは変らないのだが、OSX10.9のフルスクリーン機能では新たなデスクトップ相当画面に移動するので、微妙に挙動は異なる。

なので、どうしようか、と、思ったりもしていたのだが、使い込みをしてみると、別段、困る事も無かったので、その程度の微妙な挙動の違いのために、結構、危ういコーディングになる全画面表示機能を実装するのは面倒になった訳だ。

つまり、ユーザー的には、別段、必要でもなく、作者的には、実装が面倒なので、OSX用のネイティブ版では、全画面表示機能は実装しない事にしたのだが、この前提が成り立つのは、OSX10.9以降の話になる。

なので、OSX10.8以前のバージョンを使っている人の場合、現行のMirror-DTCクライアントと比べると、使い勝手は落ちるかもしれないのだが、どの道、ネイティブ版の開発用に使っているXcode5.1.1では、OSX10.7以降用のコードしか出力されない。

このため、Xcode5.1.1を使って開発を始めた時点で、既に、現行版のOSX10.6以降というサポートOS範囲すら、満たせなくなっている訳なので、上記程度の問題は些細なモノ、という事になる訳だ。

と、いう事なので、OSX用のネイティブ版は、主にOSX10.9以降をターゲットにする格好になり、最低動作環境はOSX10.7以降にする事になる。

ちなみに、未だに2001年発売のWindowsXPが普通に使われている世の中で、2009年発売のOSX10.6のサポートを打ち切っても良いのか、という声も聴こえてきそうなのだが、OSXの場合、これは致し方ない訳だ。

何故なら、そもそも、OSXのユーザーは少ないのだが、作者のMacBook Late 2009にプリインストールされていたOSXは10.6だったのだが、今では、10.9も使える様になっている。

つまり、OSXの場合、使用マシンが余程古くない限り、無料で最新バージョンにアップグレードできるので、そもそも少ないユーザーの多くは、最新バージョンにアップグレードしている筈だ。

なので、古いバージョンのユーザーというのは、更に、ずっと少なくなっている筈で、更には、作者がMacBook Late 2009という5年も前のマシンを使い続けているのには、理由があって、Macというのは、そのマシンにプリインストールされていたバージョンより古いバージョンのOSはインストール出来ない訳だ。

つまり、今、Macの最新版を購入すると、そのMacでは、OSX10.8すら使えないので、開発者的には、古いOS用の評価環境としては使えない訳だ。

と、いう事なので、OSX用アプリについては、古いバージョンのOSXをサポートするのは、そもそも、評価環境を用意するのが大変で、折角サポートしても、ユーザーは殆どいない。

なので、Mirror-DTCのネイティブ版については、基本、OSX10.9/10.10をターゲットとし、最悪、OSX10.7なら使える、という形にしておく事にした訳だ。

= この記事に関連する公開中ソフト =

Mirror-DTC

Mirror-DTC

(2015/02/15追加)

« あまりにも不吉なので | トップページ | ネイティブ版が少し軽い »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/534482/60367189

この記事へのトラックバック一覧です: 全画面表示機能は実装しない:

« あまりにも不吉なので | トップページ | ネイティブ版が少し軽い »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

広告

プライバシーポリシー

  • 当サイトでは、第三者配信による広告(Google Adsense)サービスを利用しています。

    Google を含む第三者配信事業者は、Cookie を使用して、ユーザーのウェブサイトでの閲覧履歴に基づく広告を配信します。 Google 広告 Cookie を使用することにより、Google や Google のパートナーは当サイトや他のサイトへのアクセス情報に基づく広告をユーザーに表示できます。

    Cookieを無効にする設定およびAdsenseに関する詳細については、以下のリンクを参照下さい。

    広告 - ポリシーと規約 - Google