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Android版をVer1.2.1に更新しました

Ver1.2.1では、Android5.0から利用可能になった64Bit機器用に、Windows用64Bit版ベースのネイティブコードを追加しました。また、Nexus9等の比較的画面が大きいタブレット用に表示のレンダリング解像度を向上させるオプションを追加し、表示処理も改良しています。

旧バージョン(Ver1.2.0)は、Android5.0機器でも動作しましたが、アスペクト比が4:3のNexus9では、表示の下部が切れる問題がありました。このため、Ver1.2.1では、画面の自動レイアウト機能を変更し、Nexus9での表示に対応すると共に、現時点でアスペクト比の主流となっている16:9/16:10機器では、画面の横幅を最大限使う様に変更し、盤面をより大きく表示できる様にしました。

また、Ver1.2.0では、盤面のレンダリング解像度は500x500固定でしたが、今回、750x750(解像度-中)、1000x1000(解像度-高)を追加し、従来の500x500(解像度-低)を加えた3種類のレンダリング解像度を選択できる様にしています。

レンダリング解像度を高くした場合、画面表示は綺麗になりますが、処理負荷が増大します。また、画面が小さい機器や液晶解像度が低い機器では、レンダリング解像度を高くしても、表示画像に大差は生じない場合があります。

このため、レンダリング解像度は使用機器に合わせて設定される事をお勧めしますが、ステータス/コントロール領域の文字のレンダリングについては、処理負荷の増大が僅かである事から、解像度設定に関わらず、従来の2倍のサイズ(4倍のピクセル)を使って描画する様に変更しています。

ただし、レンダリング解像度を高くした場合、使用メモリ量も増大するため、メモリ使用量制限が厳しいAndroid2.3機器では、ステータス/コントロール領域を含め、従来通りの解像度でレンダリングする様にしています。

なお、高解像度オプションの追加に伴い、増大する描画負荷を軽減する目的からレンダリング/表示用ルーチンの改良も行いました。このため、Android2.3機器も含め、従来解像度で利用する場合には、操作レスポンスは、若干、高速化されています。

64Bitネイティブコードの追加については、現時点では、64BitCPUが搭載された機器がNexus9のみになりますので、従来機器では性能向上に寄与しませんが、実機テストの一環としてFFO50(26手完全読み)をNexus7(2012)とNexus9で実行させると以下の結果になりました。

           N7(32) N9(32/v7a) N9(32/v8a) N7(64) N9(64/v7a) N9(64/v8a)

1スレッド 413秒     113秒          91秒      550秒   110秒        78秒

2スレッド 220秒      62秒           52秒      270秒    63秒        45秒

4スレッド 110秒     XXXX          XXXX     147秒   XXXX       XXXX   

注1) 32/64は32/64Bit用に最適化したソースコードをビルドしている事を示します。

注2) v7aは32Bitバイナリ、v8aは64Bitバイナリを示します。

実際には、Nexus7(2012)はN7(32)-4スレッド、Nexus9はN9(64/v8a)-2スレッドで動作しますので、Nexus7(2012)とNexus9の性能比は110:45になります。

このため、リバーシの評価演算については、Nexus9がNexus7(2012)よりも 2.44倍高速に動作する事になりますが、Nexus9でも、従来の32Bitバイナリでは、N9(32/v7a)-2スレッドの性能になりますので、今回の64Bitバイナリの追加により、Nexus9の処理性能は4割程度向上する事になります。

なお、同じFFO50テストをCore2Duo2.26GHzのMacBook Late2009のWindowsXPで行った場合には55秒かかり、Corei3 3217U(2コア4スレッド 1.8GHz)のノートPCで32Bit版MasterReversiを使った場合には44秒かかります。

このため、Nexus9の処理性能は、これらに匹敵すると言えますが、Corei3 3217UのノートPCでも、64Bit版を使用した場合には27秒、Corei7 2600(3.4GHz)で64Bit版を使用した場合には、7.8秒で処理は終わりますので、Nexus9の処理性能は低価格ノートPC並みはあるものの、高性能PCには遠く及ばない、という事になります。

このため、Ver1.2.1では、リバーシ関連の解析機能等については追加/変更を行っていませんので、対局棋譜の解析等を行いたい場合には、従来通り、Android版MasterReversiのメール/ファイル出力機能を使って棋譜を出力し、PC上でその棋譜を解析される事をお勧めします。

Android版MasterReversiはGoogle Playからダウンロード/インストール出来ます。

(Google Playを利用出来ない機器用に野良アプリ版 も公開しています)

= この記事に関連する公開中ソフト =

MasterReversi for Android

MasterReversiForAndroid

(2015/03/22追記)

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