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60FPSの臨場感は半端ない

今は、AmuseGraphicsのバージョンアップ開発を行っていて、一応、完成したので、最終評価を行っているのだが、今日は、AG-デスクトップレコーダーを使って色々なシチュエーションでの60FPSキャプチャーをしてみた。同じ60FPSでも、状況によって最適なコーデックは異なる。

AG-デスクトップレコーダーには、バッファリングエンコードモードとリアルタイムエンコードモードがあるのだが、作者的には、バッファリングエンコードモードを使う事はマズない。

これは何故なのか、というと、キャプチャー終了後にエンコード動作が入るので、それを待っているのが退屈だからだ。

にも関わらず、バッファリングエンコードモードを残してあるのは、バッファリング用のコーデックが最も軽いからだ。

つまり、普通のコーデックを使ってキャプチャーしようとすると、エンコード負荷が高すぎて、フレーム落ちするケースの為に、残してあるのだが、作者的には、通常は、AGM-DCT+のリアルタイムエンコードで問題無かったので、バッファリングエンコードは使わなかった訳だ。

もっとも、作者的には、通常は、フルHD画面をそのままキャプチャーしようとしたりしなんかしなかったし、キャプチャーレートも29.97FPSにしていた。

なので、問題が無かった訳なのだが、昨今は、YouTubeにアップされている動画も、1080pの60FPSが増えてきた訳だ。

と、いう事なので、AG-デスクトップレコーダーのVer1.3.0では、実は、フルHDの60FPSキャプチャーを無理なく出来る様にすることを一つの目標としていた。

で、ここ数日書いてきた様に、Windows8以降では、新たに追加されたDesktop Duplication APIを使用し、Media Foundation用のQSV-H.264エンコーダーを使えば、Haswell世代のIntel CPUが搭載されたMac mini Late2014では、問題なくキャプチャーできる様になった。

しかし、QSVと一言で言っても、世代によって性能差がある様で、ivy-bridge世代のCPUが搭載されたX202Eでは、QSV-H.264エンコードでも、1366x768の全画面60FPSキャプチャーには少し無理がある感じだ。

このため、X202Eの全画面60FPSキャプチャー時には、バッファリングエンコードを使った訳なのだが、バッファリングエンコードというのは、CPU負荷は低くできるのだが、圧縮率も低くなるので、ディスク書き込み性能が要求される。

で、作者のX202EはSSDに換装してあるので、バッファリングエンコードが最強な感じになっているのだが、今日、Sandy-Bridge世代のCorei7-2600が搭載されたデスクトップPCにインストールしているWindows7環境で確認してみた所では、AGM2-DCTのリアルタイムエンコードが最強だった。

これは何故なのか、というと、Windows7環境では、QSVエンコードは行えず、かつ、このマシンのストレージは普通のHDDだからなのだが、Corei7-2600はQuad Core CPUなので、CPU性能に比較的余裕があるからでもある。

もっとも、現行版でも確認してみた所では、現行版だと、50FPSキャプチャーくらいが限界だった。にも関わらず、Ver1.3.0では、ある程度余裕を持って、60FPSキャプチャーが行えているのだが、これは、AGM-DCTのエンコード性能が2倍程度向上しているからだ。

と、いう事で、環境によって、最適なコーデックは異なる訳なのだが、更に言えば、キャプチャーする素材によっても、最適なコーデックは異なる。

具体的には、普通のデスクトップ操作画面をキャプチャーするのであれば、AGM-RGBかAGM-YV12が最強になる。

これは何故なのか、というと、これらのコーデックでは、単純な差分圧縮が基本になるので、画面変化があまり無い場合には、殆ど処理負荷が発生せず、かつ、圧縮率も十分に高くなるので、ストレージ性能も要求されないからだ。

これに対して、AGM-DCTやAGM-DCT+では、差分圧縮が行われる点では同じなので、圧縮率はより高くなるのだが、これらで差分を行う場合には、まず、画面のDCT変換を行う必要があるので、画面変化が全然なくても、処理負荷はそれなりに発生してしまう。

この辺の理屈はH.264やWMVでも同じなので、単純なデスクトップ操作画面のキャプチャー用として、これらのコーデックを使うと、CPU負荷が高くなってイライラさせられる事になる訳だ。

もっとも、AGM-RGB/AGM-YV12というのは、バッファリングエンコード用のコーデックをAVIコンテナに収めた格好の形式になるので、これらが使えないフリー版では、バッファリングエンコードを使えば良い訳なのだが、作者的には、前述の様に、バッファリングエンコードは使いたくない訳だ。

ちなみに、それでは、前半で書いていた60FPSキャプチャーというのは、どういうモノを録画していたのか、というと、YouTubeにアップされていた1080pの60FPS動画だ。

もっとも、1080pの60FPS動画にも色々とあって、最近はYouTuberの人達も、アップしているのだが、それらの動画は、普通、あまり画面変化がないので、エンコード負荷が軽くて済む。

なので、別段、60FPS録画も難しくは無いのだが、同じ1080pの60FPS動画でも、動きの激しい風景を撮影した動画だとか、細々と描画されたゲームのプレイ動画なんかについては、エンコード負荷が高くなるので、フレーム落ちなく録画するのは大変になる。

で、今日は、上記の後者に相当する、こんな動画こんな動画の、1080p60FPS録画をやってみていた訳なのだが、表題にした様に、こんな60FPS動画の臨場感は、半端ないかもしれない。

= この記事に関連する公開中ソフト =

AmuseGraphics

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(2016/05/04追加)

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