更新作業は着々と進行中
ここの所、AmuseGraphics本体のバージョンアップ開発を行っていたのだが、正式リリースに向け、今は、付属ソフトである所のAG-デスクトップレコーダーとAG-WebカメラレコーダーのVer1.3.0対応を行っている。既に、HiDPI対応は完了し、AGM関連処理も最新化された。
ブログ的には時事ネタを2日続けたのだが、その間も、AmuseGraphics Ver1.3.0リリースに向けた開発作業は着々と進行していた。進捗は、当然の様に、当初目標よりは、少し遅れているのだが、これは、元々、今週末のリリースは考えていなかったので許容範囲になる。
つまり、AmuseGraphics Ver1.3.0は、来週末にはリリースされるかもしれないのだが、既に書いた様に、AG-デスクトップレコーダーとAG-Webカメラレコーダーのフリー版を同時リリースする事はない。
これは何故なのか、というと、基本的には、AmuseGraphicsのレジストユーザーを優遇する為なのだが、現行版と同様に、フリー版とAmuseGraphics同梱版のバイナリは同じになっている。
なので、Ver1.3.0のフリー版を使いたい人は、AmuseGraphics Ver1.3.0をインストールし、インストールフォルダーから、AGDRec.exe/AGCRec.exeを取り出し、それを現行版と入れ替えれば、フリー版としても使える。
まあ、バイナリがあるのなら、素直にフリー版も同時リリースしろよ、という声も聞こえてきそうなのだが、AG-デスクトップレコーダーというのは、開発当初は全く注目もされず、作者的には、不憫に思っていたのだが、最近は、作者の予想を超えるダウンロード数がある訳だ。
つまり、作者的には、このブログを書き始めた頃に、WaveClipperの次バージョンは作らない、と、書いているのだが、その理由は、WaveClipperについても、当時の作者的な基準からすると、ダウンロード数が多すぎたので、バージョンアップに伴う影響の大きさが懸念されたからだ。
具体的には、新バージョンにバグがあってトラぶりまくったり、前バージョンの方が良かったなんて評判ばかりになると、作者の脆弱な精神が崩壊する危険性があったので、とりあえず使える格好になっている現行バージョンで打ち止めにした訳だ。
もっとも、WaveClipperというのは、実は、MasterReversiの同梱ソフトになっていて、作者的には、当時、MasterReversiしか公開ソフトが無かったので、それでは寂しい、という事で、別だししたソフトでしか無かった訳だ。
つまり、音楽で言えば、アルバムからのシングルカットだった訳なのだが、そういう言い方をすれば、AG-デスクトップレコーダーとAG-Webカメラレコーダーも同様だ。
で、ミュージシャン的には、アルバムとシングルのどちらに力を入れて制作するのか、というと、やはりアルバムになる筈で、しかし、セールス的にはシングルの方がより重要になるかもしれない。
なので、フリー版についても、その内、Ver1.3.xをリリースする事になるとは思われるのだが、作者的には、とりあえず、AmuseGraphicsとしての出来栄えが、重要になる訳だ。
ちなみに、AmuseGraphics本体については、3日前に、微妙な箇所を変更した、と、書いているのだが、そこに書かなかった重要な変更があと二つあった。
その一つは、現行版では、デスクトップキャプチャーの対象モニターがメインモニターに固定されていたのだが、Ver1.3.0では、サブモニターも選択可能になっている。
上記については、AG-デスクトップレコーダーでは現行版でも対応済みだったのだが、何故、同時に本体に適用していなかったのか、というと、本体におけるデスクトップキャプチャー機能は、重要度が低かったからだ。
つまり、AmuseGraphicsの開発当初は、本体のみで色々な事をやろうとしていたので、デスクトップキャプチャー機能とWebカメラキャプチャー機能も搭載したのだが、その後、それらの機能は専用ソフトである所のAG-デスクトップレコーダーとAG-Webカメラレコーダーに持っていく格好にした。
このため、本体におけるこれらの機能は、ある意味、昔の名残、みたいな感じになっていた訳なのだが、現行版をリリースしてからの二年間で色々と使いこんでみると、やはり、静止画キャプチャーする場合には、作者的にも本体を使っていた。
なので、今回、本体のキャプチャー機能も、静止画については、AG-WebカメラレコーダーとAG-デスクトップレコーダー並に使える感じに持って行った訳だ。
で、二つ目の微妙な箇所というのは、AmuseGraphicsのアイコンだ。ただし、作者的には、別段、このアイコンを変更したいとは思っていなかった。
にも関わらず、今回、変更したのだが、その理由は、Windows10のタスクバーに問題があったからだ。
具体的には、どうも、Windows10のタスクバーでは、透明度が50%を越えるピクセルは一律透明度が100%にされ、にも関わらず、背景とは合成されない感じなので、Windows10のタスクバーにAmuseGraphicsのアイコンを登録すると、端っこの透明度が高い部分については、本来は色付きなのに黒く表示されてしまっている。
なので、今回、作者的にはアイコンの透明度だけを変更し、Windows10のタスクバーでも可笑しな表示にならない様にした訳だ。
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(2016/05/04追加)
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