スポンサード リンク

T.Ishii's Software Library

HTML5 レトロ風ゲーム館

無料ブログはココログ

« もう少しやれそうなので | トップページ | 高圧縮モードも部分適用 »

その効果は絶大

今は、Mirror-DTCの次バージョンを開発中で、昨日書いた様に、今日はウインドウ移動とスクロールに対応する専用の動き検出処理を追加した。表題の様に、この処理の効果は絶大で、この処理を行わない場合に100Mbps以上必要なウインドウ移動も10Mbps程度で可能だ。

まず、Mirror-DTC接続で100Mbps以上の転送帯域が必要になるのはどんなケースかというと、例えば、2ちゃんねる掲示板のトップページを表示した状態でブラウザを移動したりスクロールした場合だ。

これは何故なのか、というと、2ちゃんねる掲示板のトップページは細かい文字で埋め尽くされていて、DCT変換は、滑らかに変化する画像の圧縮には効果的なのだが、Windowsのテキストフォントの様な、細い文字の圧縮は苦手だからだ。

なので、Mirror-DTCとしては、DCT変換を使わないデスクトップ圧縮という圧縮形式を用意している訳なのだが、試しに、最高画質を指定した状態で、映像圧縮(高品質)を選択して上記の2ちゃんねるのトップページを表示したブラウザウインドウを移動してみると、30FPS時には300Mbps程度必要になった。

映像圧縮(バランス)では180Mbps、映像圧縮(高圧縮)では120Mbps程度になったのだが、デスクトップ圧縮にすると100Mbps程度になった。

で、画質的には、映像圧縮(高圧縮)よりもデスクトップ圧縮の方が数段上なので、作者的にも、Webブラウザの操作時なんかには、デスクトップ圧縮を使っていたのだが、デスクトップ圧縮のまま動画を視聴しようとすると、普通は、映像圧縮(高圧縮)の10倍程度の転送レートが必要になる。

なので、WiFi経由で利用する事が前提になるAndroid版では、デフォルトの圧縮形式を映像圧縮(バランス)にしてあったのだが、前述の様に、2ちゃんねるのトップページを表示すると、WiFi帯域が全く足りないので、フレームレートは大幅に低下していた訳だ。

と、いう事で、ストリーミング圧縮に搭載したウインドウ移動とスクロールに対応する専用の動き検出を適用した場合どうなるのか、というと、ストリーミング圧縮(高品質)指定でも、20Mbps程度しか必要としていない。

それでも20Mbpsは必要なのだが、これは、ウインドウが移動すると見えていなかった背景画像が見える様になるので、主にその分のデータ転送に必要になるからだ。

しかし、20Mbps程度であれば、一般的なWiFi(11n)で十分転送できる速度になるし、当然の事ながら、動画視聴時に必要になる転送レートも、ストリーミング圧縮では、大体は、従来の映像圧縮(高圧縮)よりもデータ転送量は少なくなる。

更に、ストリーミング圧縮では、デスクトップ画像や動きのないウインドウコンテンツなんかは映像圧縮(高品質)と同レベルの品質で表示されるので、画質的にも、別段、デスクトップ圧縮を使う必要はなくなる。

唯一の問題は、サーバー側の処理負荷が高くなる事なのだが、Mirror-DTCというのは、何もしていない時にはサーバー側の負荷は殆どかからない。

これはストリーミング圧縮を選択しても変わらないので、実際問題としては、それなりのPCでサーバーを動作させていれば、処理負荷が問題になるのは全画面動画を60FPSで視聴しようとした場合くらいかもしれない。

もっとも、そうなるのは、Mirror-DTCサーバーが色々と工夫しているからで、今回追加した新しい動き検出処理も、普通に実装したのでは使いものにならないくらい重かったので、処理負荷を軽減するために、色々と工夫した訳だ。

工夫の詳細については書くスペースが無くなったので、明日にでも書く事にする。

= この記事に関連する公開中ソフト =

Mirror-DTC

Mirror-DTC

(2016/05/04追記)

« もう少しやれそうなので | トップページ | 高圧縮モードも部分適用 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/534482/63139738

この記事へのトラックバック一覧です: その効果は絶大:

« もう少しやれそうなので | トップページ | 高圧縮モードも部分適用 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

広告

プライバシーポリシー

  • 当サイトでは、第三者配信による広告(Google Adsense)サービスを利用しています。

    Google を含む第三者配信事業者は、Cookie を使用して、ユーザーのウェブサイトでの閲覧履歴に基づく広告を配信します。 Google 広告 Cookie を使用することにより、Google や Google のパートナーは当サイトや他のサイトへのアクセス情報に基づく広告をユーザーに表示できます。

    Cookieを無効にする設定およびAdsenseに関する詳細については、以下のリンクを参照下さい。

    広告 - ポリシーと規約 - Google