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全6巻を完読

今は、MasterReversiの次バージョンを開発中で、マルチバイト文字セットになっていたソースをUnicode文字セットに変更した影響から品質が低下したので、全機能を、順次、動作させつつ、バグだしを行っているのだが、気が遠くなる。なので、自然と現実逃避する訳なのだが。

表題にした全6巻というのは、一昨日書いた「鉄子の旅」の全6巻という事になる。

で、一昨日の時点では、まだ3巻までしか読んでいなかったのだが、その後、残りの3巻も読み終えたので、今日はまた、「鉄子の旅」の話にするのだが、このブログを大昔から読んでいる人は判っている筈なのだが、作者という人は、若い頃に、電気工学の分野で、一応、修士号も取得している。

そして、一部上場の総合電機メーカーに就職し、30代の後半で主査という役職にも就いたくらいの理系人間ではあるのだが、それは表向きの姿でしかない。

何故なら、作者という人は、大学時代には、小説家になりたいなあ、なんて事を思っていたりもしたので、当時は色々とあった雑誌の新人賞募集だとかにも応募していたし、学外のSF同人誌なんかにも所属していたからだ。

で、その同人誌の主催者だった人は、その後、作家デビューを果たし、Wikipediaによると、2014年には日本SF作家協会事務局長になっているらしい。

調べれば判る筈なので、実名も書いておくと、その人は森岡浩之という人で、何故、今日、この人の名前が出てきているのかというと、作者の中では、「鉄子の旅」の横見さんと、この人が被るからだ。

誤解のない様に書いておくと、作者は30年以上前に上記の同人誌の会合に参加し、数回、森岡さんを見た事があるだけで、全く親しくはない。

つまり、作者は森岡さんの人物評が出来る立場ではないので、上記は、あくまでも、当時の作者が感じた印象から来ているだけの事だ。

と、前置きした上で、何故、横見さんと森岡さんが被るのか、というと、何となく姿形が似ていた様な気がしている、という事もあるのだが、より深い所としては、やりたい事に一途で、それをやり遂げてしまった、という共通点がある訳だ。

作者の視点から見た限りでは、当時の森岡さんは物静かな感じの人だったので、作者的には、なんでこんな人が同人誌なんかやってるんだろう? と、思ったりもしていたのだが、横見さんという人も、「鉄子の旅」を見ていると、物静かでストイックな面もある訳だ。

で、上記の同人誌の会合には女子も来ていて、今にして思えば、横見さんと同様に、森岡さんも、女子を意識して、格好をつかけていただけの事だったのかもしれない。

更に書いておくと、上記の同人誌には、美形の弟がいる、と豪語していた、平井和正ファンで、当時女子高生だった血液型O型の女の子もいて、これについては作者が保証するのだが、その子は、かなりの、美人で性格的にも快活で好感が持てたのだが、この子に関しては、役割は若干異なるのだが、美人で快活、という点から、キクチさんと被る訳だ。

と、いう事で、「鉄子の旅」、という漫画を作者が気に入ったのは、単に、面白いから、というだけではなくて、その登場人物が、作者の知人と被る部分も多かったからだ。

なので、「鉄子の旅」というのは、作者的には、かなり思い入れがある漫画になる訳なのだが、4巻目以降を読んでみた所では、キクチさんの苦しさがなんとなく伝わってきた。

つまり、4巻以降を読んでいると、意外な事に、キクチさんが馬鹿にしていた横見さんが世の中の注目を集め、キクチさんはその横見さんを登場させる為に、漫画を描いている格好になってしまっていた訳だ。

このため、「鉄子の旅」、というのは、キクチさんの「作品」なのだが、何を描いてもキクチさんの業績としては受け止められなくなってきていた筈なので、漫画家としては、やる気が出なくなっていた筈な訳だ。

更に追い打ちをかける様に、4巻以降では、毎回ゲストを登場させる格好になったので、当然の事ながら、一定のコマ数を使ってゲストに媚びる必要が出てきたので、限られたページ数では、より一層、作家としての表現の自由は制限されてしまった訳だ。

つまり、横見を描き、ゲストを描き、という淡々とした作業がキクチさんの仕事になってしまった訳なので、クリエーター的には、面白い筈も無かった訳だ。

にも関わらず、最終話まで、色々な創意工夫で、読み物としてのレベルを低下させなかったのは、女性ならではの真面目さと根気強さのなせる業かもしれない。

と、いう事で、遅ればせながら、作者的には、キクチさんには、「ご苦労様、あんたは本当に良くやったよ」、と、言ってあげたい今日この頃だ。

= この記事に関連する公開中ソフト =

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(2016/05/04追記)

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