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Sierraは弱腰かも

今はAmuseGraphicsの開発フェーズで、追加提供ソフトとしてオーディオミキサーをリリースした後、先週はブログを書くのは休んでいたのだが、その間に、少し気になっていたので、Mac用の新OSである所のmacOS SierraをMacBook Late2009の外付けHDDにインストールした。

macOS Sierraというのは、従来版と比べて、まず、セキュリティ強化の名の元に、Gatekeeperが強化された。

で、Gatekeeperに関しては、4年近く前に以下の様な記事を書いている。

Mirror-DTCはゴミ箱に入れる必要があるらしい

この当時、Appleは、Appleに対して開発者登録せずに、ソフトをリリースした場合には、Gatekeeperによって上記の記事にある様な強烈なコメントをダイアログ表示し、そのソフトをユーザーに使わせない様にした。

もっとも、この当時には、Gatekeeperの設定を変更すれば、この機能は無効化できたので、Apple的には、腹を立てた開発者を繋ぎとめる事も出来たのだが、今回のSierraから、遂に、この機能を無効にする事を出来なくした。

なので、作者的には、少なくとも、オープンソース系の開発者はAppleを見限る事になるだろう、と、少し前に書いているのだが、ネットを見ていると、マウスの右クリックで表示されるポップアップメニューから「開く」を選択すると、Gatekeeperが動作していても、非署名のソフトを実行できる、と、宣伝している人がいた。

つまり、Apple的には、SierraでGatekeeperの無効化を禁止した格好にしているのだが、実質的には、そんな事をすると開発者に相手にされなくなる事を懸念したのか、Gatekeeperの機能は無意味化されている訳だ。

そして、macOS Sierraからは、Apple製Java6は使えなくなる筈だったのだが、冒頭に書いた様に、作者のMacBook Late2009の外付けHDDにSierraをクリーンインストール後、作者製ソフトをインストールしてみた所、非署名、かつ、Javaアプリである所のAGMPlayerも、以前のOS X上と同様に、インストールできたし、実行もできてしまった訳だ。

つまり、macOS SierraはApple製Java6をサポートしていないのだが、これも実は名ばかりで、少なくとも現状では、OS X El Capitanと同様に、Javaアプリの起動時にJavaが必要である事をダイアログ表示し、そのダイアログのリンクからJavaをダウンロードしてインストールすると、普通に、Javaアプリも使える状態になっている。

更に、El Capitanで追加されたSIP機能は、特にオープンソース系ソフトの実行に支障が生じるので、禁止する機能が提供されていたのだが、macOS Sierraでも、全く同じ方法で、SIPをOFFにする事が出来た。

このため、SIPが動作していると一部の機能が実行できないTiExtenderについても、Sierraでも、SIPをOFFにする事で動作させる事が出来た。

更に、macOS Sierraの売りになっていた筈のデスクトップと書類のiCloud同期については、作者は元々iCloudは使っていないので、ログインパスワード等を入力せずにSierraをインストールしてみた所、iCloud同期のOn/Offメニューさえ表示されなかった。

つまり、iCloud同期により、勝手にデスクトップや書類に保存したファイルがAppleのサーバーに転送される事も無かった訳だ。

と、いう事で、Sierraというのは、ポーズとしては色々とやっているのだが、余りにも弱腰なので、実体としては、El Capitanと比べて、何も変わっていない、と、言えなくもないかもしれない。

Appleが弱腰になる理由としては、これも少し前に書いたのだが、一般的には、Windows10は、あまりにも不評なので、Windows離れは加速しているのだが、その受け皿になる筈のmacOSのシェアは増加するどころか、逆に、低下してきているからだ。

その理由は、Gatekeeper、SIPにより、オープンソース系開発者に相手にされなくなり、その影響から、オープンソース系ソフトを好むユーザーは、以前はMac OS Xを使っていたにも関わらず、最近はLinuxに移行してしまう傾向が強くなっているからだ。

そして、そういうソフトを使わないユーザーはWindowsが動作するPCではなく、ChromeOSだとかAndroidに持って行かれてしまっている訳だ。

と、いう事なので、Apple的には、強気になれない状況な訳なのだが、だったら、反感を買うだけのポーズなんか、しなければ良いのに、と、思うのは作者だけだろうか?

ちなみに、前述の様に、現行のJava版AGMPlayerはmacOS Sierraでも動作してしまったのだが、現在開発中のAmuseGraphics用ビデオミキサーをリリースしたら、その次には、予定通り、macOS Sierra用のネイティブ版AGMPlayerを開発する事になる筈だ。

もっとも、Sierraでは、前述の様に、TiExtenderは動作したのだが、現行のOS X用Mirror-DTCサーバー/クライアント、更には、Nostalgic UFO Battlerも、普通に動作している。

なので、ネットを見ているとSierraとXcode8には、色々と不具合も残っている様なので、とりあえず、開発はEl Capitan上で行い、完成した後、Sierraで動作確認する格好にするかもしれない。

= この記事に関連する公開中ソフト =

AGM Video Mixer (AmuseGraphics)

AGMAMixer

(2016/10/25追加)

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