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Windows版の対応形式追加

今は、Mac用AGMPlayerの開発フェーズなのだが、Ubuntu版AG-ムービーカッターを先にリリースした。その開発を通して、既存ソフトにフィードバック可能な改良アイテムが出来たので、今週は、関連作業を行っているのだが、Windows版AG-ムービーカッター等の改良も可能だ。

今日は、Windows環境で、AG-ムービーカッターで扱える動画/音声ファイルを増やせるかどうかを確認していた。

特に、Ubuntu版AG-ムービーカッターでは、一般動画出力形式としてはVP8/VorbisのWebMを、一般音声出力形式としては、Ogg-Vorbisを採用しているのだが、これらのファイルはWindows環境では、通常は扱えないので、扱える様にできるか否かを確認していた。

その結果として、まず、「The WebM Project」が公開しているDirectShowフィルターをインストールしても、AG-ムービーカッターでは、WebMファイルを再生可能にはならなかった。

その理由は2つあったのだが、そのひとつ目は、Ver1.3.0以降、AG-ムービーカッターではDirectShow以外にMedia Foundationを使っていて、更に、その優先順位としては、Media Foundationを高くしてあるのだが、WebMファイルの場合、現行版では、デコードにはMedia Foundationが使われるのだが、Media Foundationでは、コンテナのデコードは出来ても、コーデックのデコードは出来ない感じな訳だ。

つまり、現行版では、デコードにMedia Foundationが使われ、それが正しくデコード出来ないので、WebM用のDirectShowフィルターをインストールしても、WebMファイルの再生は出来ない。

なので、内部的な優先順位を変更したりして、WebMファイルについては、デコード用にDirectShowが使われる格好にしてみたのだが、その結果、映像についてはデコード出来るようになったのだが、音声については、デコードされなかった。

そのファイルをgraphedt.exeを起動してドロップしてみると、音声を含めて再生されたので、音声用のDirectShowデコーダーには、基本的には問題は無いのだが、AG-ムービーカッターの場合、映像/音声はサンプルグラバーを使って採取しているので、いくらデコーダーが動作しても、その出力がサンプルグラバーと上手く繋がらないと、使われない訳だ。

で、「The WebM Project」のDirectShowデコーダー出力は、通常のPCMではなく、IEEE Float形式で出力されていたので、作者的には、諦めかけたのだが、作者のWindows7マシンには、昔、ffdshowをインストールしていたのだが、WebMファイルの再生は出来ていた。

なので、今回使用しているWindows10のテスト環境にも、ffdshowをインストールしてみた所、ffdshowのデコーダの方が優先順位が高く、このデコーダなら、サンプルグラバーに接続されたので、AG-ムービーカッターでも、音声つきで、WebMファイルの再生が可能になった。

と、言うことで、Windows環境でも、スプリッター用に「The WebM Project」のフィルターを、デコーダー用にffdshowを、それぞれインストールすれば、現行版AG-ムービーカッターに少し手を入れるだけで、WebMファイルの再生は可能になった。

Oggファイルについては、上記のDirectShowフィルターだけでは、まだ、足りない感じだったのだが、ネットで検索して出て来たDirectShowフィルターをインストールすると、こちらについても、AG-ムービーカッターで再生可能になった。

更に、AGMConvと同様の変更も入れたので、5.1Chの音声を持つmp4動画だとか、24/32BitのWavファイルなんかも再生可能になった。

と、言うことで、少し手を入れるだけで、結構、色々なファイルを再生可能に出来るので、Windows版AG-ムービーカッター、更に、同様の処理ルーチンがあるAGMPlayerについても、微変更版をリリースしようか、と、思い始めている。

ただし、5.1Chのmp4ファイルだとか、WebMファイルだとか、Oggファイルなんてモノは、見たこともない、なんて人も多い筈なので、微変更版は正式リリースではなく、不具合修正版として、実行バイナリのみ、作者サイトにアップする形態での公開にする予定だ。

ちなみに、前述の様に、AG-ムービーカッターでは、DirectShowを使う事で、WebMファイルの再生も可能にしたのだが、現行のWindows版AGMConvでは、DirectShowを使っていない。

なので、AGMConvについても、次バージョンでは、DirectShowも使う格好にすることにするのだが、そのためには、少し作業時間が必要かもしれないので、明日は、それだけで時間切れになるかもしれない。

今週の残作業としては、macOS/Ubuntu版Mirror-DTCの微変更が残っているのだが。

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