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Ubuntu版の性能問題

ここの所、色々とバタバタしているのだが、今はmacOS用AGMPlayerの開発フェーズで、その準備も兼ねた、macOS用AG-ムービーカッターの開発が終わった段階だ。ただし、この開発を通して、既存のAGMConv等にも改良アイテムが出来たので、それらのリリースを先に行う。

と、言うことなのだが、一昨日の「作者環境での相対性能」という記事の中で、同じMac mini Late2014で動作させたWindows版AGMConvとmacOS版AGMConvの性能測定結果は載せたのだが、Windows版とUbuntu版の性能を測定可能なGateway DX-4860-N74Fでの測定結果については、Windows版の測定結果しか載せなかった。

これは、一昨日も書いたのだが、Windows版とmacOS版では、ほぼ同等の性能が出ていたのだが、Windows版とUbuntu版を比較すると、同一マシンで動作させているにも関わらず、Ubuntu版の方が処理速度が大幅に遅かったからだ。

で、作者的には、何故、Ubuntu版の性能が悪いのか、というのを調べていたのだが、Windows10のCreators Updateの件なんかもあって、まだ、原因はつかめていない。

ただ、性能測定内容は、AGM形式動画を読み込んでAGM形式動画に再エンコードする処理になっている。

なので、基本的には、OSに依存しない筈の処理になっているのだが、当然の事ながら、ビルド環境は異なるので、ひょっとすると、Ubuntu版だけ、低速な処理コード用のソースが紛れているかも? という懸念はあった。

このため、作者的には、Ubuntu版のビルド環境のソースコードをWindows環境にコピーし、それらのソースコードを使って、OS依存な部分は使われないのでコメントアウトしつつ、Windows上で上記の性能測定が可能な実行ファイルをビルドしてみた。

その結果、Windows環境では、Ubuntu版のソースコードからビルドしたバイナリでも、一昨日載せた測定結果と同等の性能が出た訳だ。

と、言うことなので、一昨日書いたように、Windows環境では、性能測定は95秒程度で終わるのだが、Ubuntu環境では、今日の時点でも、同一処理が150秒程度かかっている。

そして、その原因は作者のソースコードには無い、という事までは判ったのだが、じゃあ、考えられる原因には何があるのか、というと、ネットを見ていると、Linux環境では、マルチスレッド動作時のmallocが異常に遅い、みたいな話も出て来た。

なので、作者的には、これから、mallocを省ける様に、自前のメモリプールを使う格好にコードを変更しようとしているのだが、それでも駄目な場合には、単純に、Ubuntuで使用可能なコンパイラである所のg++の最適化がVisual StudioやXcodeほど優秀ではない、という事になるかもしれない。

実際、g++でのコンパイル時にも、最適化を行わない指定、つまり、-O0を指定すると、出力される実行バイナリは、とんでもなく遅くなり、それに比べれば、最大限の最適化を行わせる指定、-O3を指定すると、出力される実行バイナリは、Visual StudioやXcodeと比較可能なくらいの速度にはなっている訳だ。

と、言うことなので、次のリリースでも、Ubuntu版AGMConvの処理速度は、Windows / Mac版よりも遅くなる可能性があるのだが、その原因は、Ubuntu環境で利用可能なコンパイラの最適化能力がWindows/Macのソレよりも劣るから、という事になるかもしれない。

もっとも、現状、Ubuntu版AG-ムービーカッターでも、AGM形式からAGM形式への再エンコードはWindows/Mac版よりも遅いのだが、これは、Ubuntu版AG-ムービーカッターというのは、正式リリースしたのは今年になってからなのだが、初版はかなり古いからだ。

つまり、処理コードの中には、かなり古いコードも残っているので、それらのコードを最適化していかないと、Windows / Mac版並の性能にはならない訳なのだが、色々と大変なので、そういった最適化については、追々やっていく、という事にする。

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