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サウンド入力モニター

今はTiExtenderの開発フェーズで、「画面収録」に続き、「サウンド入力モニター」機能の実装も終わった。今回予定している追加機能はこれだけなので、一通りの実装は完了したのだが、使い込みがてら「画面収録」の性能向上の可否は試してみる。

Mac環境では、かなりの昔から、再生音の録音用には、Soundflowerという仮想音声デバイスが使われてきていたのだが、OS X 10.10 (Yosemite)から「kext signing」という仕組みが導入された関係で、古いバージョンのSoundflowerは、最新のmacOSでは、基本的には、使えなくなった。

基本的には、と、書いているのは、前述の「kext signing」はSIPが導入されたOS X 10.11 (El Capitan)以降、このSIPを禁止する事で同時に禁止されるからだ。

つまり、El Capitan以降では、SIPを禁止してしまえば、署名されていない古いSoundflowerでも利用可能に出来るのだが、巷には「kext signing」に対応した、Soundflower2.0b2というバージョンも出回っている。

なので、この2.0b2を利用する事にすれば、最新OSである所のSierraでも、Soundflowerは利用可能なのだが、ダウンロードサイト の説明文には以下の注意書きがある訳だ。

NOTE: This is only the Soundflower kernel extension. The SoundflowerBed app is retired.   A new replacement is in the works. In the meantime, you can take your chances with an older version of Soundflowerbed, but you can do a lot with a Multi-Output Aggregate Device.

つまり、録音用にSoundflowerデバイスに出力された音声を通常の再生デバイスに出力してくれるSoundflowerbedというSoundflowerに同梱されていたアプリは、2.0b2では終了扱いにされていて同梱されていない。

なので、従来のSoundflowerbed相当のアプリに関しては新しい代替アプリの登場を待つか、当面は古いバージョンを使い続ける必要がある。

もっとも、上記の最後には、macOSの場合、複数出力装置を持てるので、それを使う方が良いんじゃ無いの? みたいに書かれてある訳だ。

具体的には、上記文章には続きがあるので、それを見てみると、「アプリケーション」の「ユーティリティ」フォルダーの中に「Audio MIDI設定.app」があるので、それを起動し、左下の「+」ボタンから「複数出力装置を作成」を実行すると、文字通り、複数デバイスに同時出力してくれるデバイスを作成できる訳だ。

なので、「内蔵出力」と「Soundflower (2ch)」に同時出力してくれる「複数出力装置」を作成しておき、Soundflower利用時には、再生デバイスとして、この「複数出力装置」を選択しておけば、Soundflowerbedなんか無くても、Soundflowerでの録音と通常再生デバイスでの再生が同時に行える様になる訳だ。

と、言う事なので、Soundflowerbedなんて要らんだろう、という事で、2014年12月にリリースされた2.0b2では同梱されなくなったし、その後も、代替アプリは登場してきていない訳だ。

なので、画面収録時に音声のループバック録音用にSoundflowerが必要になるTiExtender的にも、Soundflowerbed相当機能の追加提供は必須でもないのだが、別段、難しい処理でもないので、ちょっと違った形で実装しておいた。

具体的には、表題に書いた通りで、TiExtenderには、録音入力に入ってきた音声を選択した再生デバイスに出力する機能を追加実装しておいた。

なので、Soundflowerを録音入力にしている場合には、Soundflowerに対して出力された音声がスピーカー等に出力される事になるので、Soundflowerbedや前述の複数出力装置と同じ働きをする事になるのだが、音声入力がマイクの場合、Soundflowerbedや複数出力装置では、その音声をスピーカー等に出力できないのだが、TiExtenderの「サウンド入力モニター」機能では、できる事になる。

と、言う事で、「サウンド入力モニター」は「複数出力装置」とは少し毛色が違う機能になるので、まあ、あっても良い機能にはなる筈だ。

ちなみに、今日の時点で、予定していた機能の実装は終わったのだが、「画面収録」については、QuickTimer Playerの画面収録と比べると、あまり処理性能が宜しく無い感じだ。

その理由は、リアルタイムにmp4エンコードを行なっているから、という感じもしないではないのだが、その他の箇所で無駄な性能劣化を発生させている可能性もあるので、明日は、その辺のチェックを行ってみる事にする。

なので、リリースは、多分、来週の前半くらいになる筈だ。

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