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CSoundExとか

今は、Windows用AmuseGraphicsの開発フェーズで、まず、macOS版上で改良したAGMエンコーダー、次に、Mirror-DTC Ver1.3.1で改良した音声ルーチンも適用した。同時にクラスファイルの共通化も行なったのだが、大変なので例外も作った。

世の中には色々な価値観を持っている人がいて、作者が東芝にいた頃にも、周りにはオープンソースを神格視している人なんかがタマにいた。

で、そういう人たちに共通していた考え方としては、兎に角、オリジナルなモノを軽蔑している感じがあった訳だ。

つまり、一般的には、ガラケーというのは日本のオリジナル仕様だったので、馬鹿にされたりしていたのだが、ソフト開発では、自前でコードを書いたりすると馬鹿にされ、そういう人達は、兎に角、オープンソースコードを使え、だった訳だ。

もっとも、東芝時代の作者は、ソフト開発者ではなく、ハード開発者だったので、そんな人達から直接的な被害を受ける事はなかった。

なので、あまり深くは考えず、上記の様な人たちは、所謂、信者なのかなあ、と、思っていた訳なのだが、東芝を辞めて自前でソフト開発をする様になってみると、上記の様な人達が、何故、そこまで必死なのかも判った様な気がする。

つまり、多分、そういう人達にしてみれば、オープンソースに関する経験や知識が自分の資産になる訳なので、その資産の価値が下がると身の破滅になる訳だ。

と、言う事で、世の中にはオープンソース命の人もいる訳なのだが、判っている人は判っている筈なのだが、共産主義というのは思想上は悪いモノでもない筈だったのに、その代表格だったソビエト連邦は既に崩壊した訳だ。

つまり、作者的にもソフトのソースコードを公開してみんなの力を出し合ってより良いモノにしていこう、みたいな、純朴なオープンソースの考え方自体は悪いモノでもない気はしているのだが、実際問題としては、ソースコードを公開すると、悲惨な事にも成りかねない訳だ。

具体的には、例えば、作者がAmuseGraphicsのソースコードを公開するとすると、当然、そのソースコードからレジストキーの登録を不要化したバイナリを作成し、それを公開する人が出てくる訳だ。

そうなってくると、作者的には、AmuseGraphicsのコードを改良しても一文にもならなくなるので、改良は放棄する事になるのだが、オリジナル開発者である作者が放棄したソフトを改良する第三者が現れるかどうかは疑問な訳だ。

例えば、少し前に、FTPクライアント「FFFTP」ついに開発終了か 6年前に“引き継いだ”開発者が表明 、なんてニュースもあった訳なのだが、こんな感じで、オープンソースというのは、基本的には、お金にはならないので、真面目にメインテナンスする人が現れない可能性も高い訳だ。

もっとも、オープンソース命の人達にしてみれば、世の中には多くのオープンソースプロジェクトがあって成果も出ている、と、反論する筈なのだが、上手くいっているオープンソースプロジェクトの多くは、インテルだとかIBMだとかがお金だとか人材を出している訳だ。

つまり、それらが上手くいっているのは、オープンソースだから、というよりは、実質的には、大企業が開発しているから、みたいな所がある筈で、そういうスポンサーが付いていないプロジェクトの多くは、オリジナル開発者によって立ち上げはされたものの、実質的には、継続的な開発は行われていない、みたいなモノも多い筈だ。

もっとも、より問題なのは、フォークという習慣だ。

つまり、オープンソースというのは、本来は、誰でも改変可能なのだが、色々な改変バージョンが出てくると改良に対する労力が分散したり、ユーザー的には、どのバージョンを使ったら良いかが判らなくなる、という問題が出てくる。

なので、前述の共産主義の例に近い感じで、実際問題としては、オープンソースというのは、一党独裁みたいな感じで、誰かがリーダーになってプロジェクトを進め、それ以外の改変版は攻撃される事になる訳なのだが、それでも、そんなプロジェクトには我慢ならない、という事で、プロジェクトメンバーがリーダーなんかと喧嘩して、別のプロジェクトを起こす、つまり、フォークされる事も普通にある訳だ。

そして、普通は、オリジナルプロジェクトとフォークプロジェクトのメンバーは仲が悪いので、分離後にも、それぞれがそれぞれを攻撃し合うのも普通な訳だ。

と、言う事で、黎明期の頃ならいざしらず、今時の多くのオープンソースプロジェクトというのは、企業が自社の利益の為にやっているモノを除けば、普通の人なら、近寄りたくは無いモノかもしれない。

なので、作者的には、オープンソース命の人が未だに存在するのが不思議な訳なのだが、逆に、そういう人達からすれば、作者の様にオリジナルソフトを開発する様な輩は単なる馬鹿でしかないのかもしれない。

もっとも、オリジナルソフトを個人開発していても、前述のフォークの様な作業は必要になる事がある。

具体的には、作者的には、元々、音声出力用のクラスとしてはCSoundというモノを使っていたのだが、今日は、CSoundExというモノを作ってしまった訳だ。

と、言う事で、こんな事を書いていると、また、どこかでネガキャンされそうなのだが、そもそも、AmuseGraphicsをどういうソフトにするつもりなのか、という話については、その開発の初期段階で、AmuseGraphicsが否定するもの という記事に書いてある訳だ。

まあ、上記の記事を見ても、その真意が判らない人は多いかもしれないのだが。

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