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エンジン対局も継続中

先週は、MasterReversiのレジストユーザー向けにEdaxBoardを公開した後、Ubuntu 18.04 LTSの日本語版がリリースされたので、自製ソフトに対するUbuntu 18.04 LTS対応を行ったりしていたのだが、その間も、EdaxとMasterReversiとのエンジン対局は継続してきている。

エンジン対局を行わせているMasterReversi側のプレイヤーは「コンピュータ」のレベル5なのだが、設定で評価誤差は0%に変更してある。もっとも、デフォルトでBook誤差も5%に設定されているのだが、こちらについては変更していない。

で、この設定だと、どういう着手が選択される事になるのか、というと、Bookに値が存在する場合には、Bookにある最善手が選択されるのだが、Bookに複数の最善値、通常はDrawになるのだが、が登録されている場合、Book誤差の5%は0.5石に相当するので、毎回、その局面では、それらの中から、ランダムに着手が選択される事になる。

つまり、Bookに誤差を付加するように設定してあるといっても、その値は小さいので、-2石、なんて登録されている着手は選択されないのだが、それでも誤差が存在する分、同じ値が複数登録されている場合には、それらのどれが選択されるかは、誤差分の乱数値次第、という事になる訳だ。

と、いう事で、MasterReversi的には、エンジン対局では、Bookに登録されているDrawラインをランダムに選択しつつ、Edaxと対局している訳なのだが、MasterReversiとは違って、Edaxは対局終了時にBookを学習する時には、実際に行われた着手進行以外に、各局面の評価関数による最善値も登録する。

なので、MasterReversiの場合、例えば、Drawの対局が終わると、その着手進行のみが登録されるので、Bookの各局面に登録されるBook値は全てDrawになるのだが、Edaxの場合、+1、なんて値が登録される事もあるし、実際に行われた着手以外にも、Drawが登録される事もある訳だ。

このため、次に同じ局面になった場合、MasterReversi的には、過去に実際に行われた対局でDrawになった着手のどれかが選択されるだけなのだが、Edaxの場合には、そんな着手よりも、評価関数でより高い値を出した着手が選択される事も多い訳だ。

と、いう事なので、今現在、エンジン対局では、1日に5,000対局くらいは行われているのだが、まだ、Edaxは1,000対局で50対局くらいは負けてしまうので、まだまだ、全対局がDrawになる安定状態には至りそうもない状況だ。

なので、Edax/MasterReversiの新しいBookも、まだまだ公開できそうもないのだが、エンジン対局は、Corei7 2600のデスクトップPCを一台、ほぼ占有させつつ、丸1ヶ月程度はやってきている訳なので、エンジン対局が安定した暁には、出来上がったBookは、それなりに意味のあるモノにはなるかもしれない。

ちなみに、上記の文章を見ていると、作者的には、EdaxのBook登録の方法を否定している感じに見えるかもしれないのだが、別段、そんな事はない。

何故なら、初版の頃のMasterReversiというのも、似たような感じの作りになっていたからだ。

具体的には、最近のバージョンでは、「管理」-「リバーシエンジン」-「オプション設定」にある「Bookの利用」の「評価を省略」はチェック状態になっているのだが、初版の頃のMasterReversiには、こういう設定はなく、このチェックは外れている状態に固定されていた訳だ。

つまり、Book値というのは、評価値の代わりに使われるだけだったので、例えば、ある対局がDrawになり、その内容がBookに登録されたとしても、その途中の局面では、Drawになった着手はBookに登録されるのだが、その他の着手は登録されないので、次に同じ局面になった場合には、Book値よりも評価値が大きな着手があった場合には、その着手が選択されていた訳だ。

これはどういう事なのか、というと、Edaxとは違って、評価値がBookに追加登録される、という事は無かったものの、次に同じ局面に至った場合、Bookに登録された着手ではなく、評価値によって推奨される着手が選択される場合も多々あった訳だ。

つまり、ユーザーから見れば、今現在のEdaxと同じ様な振る舞いをしていた訳なのだが、初版の頃のMasterReversiがそんな感じの作りにしてあったのは、普通に鑑みて、それが素直なBookの使われ方だと思われたからだ。

にも関わらず、今現在の様な形に変更したのは、折角Bookに最善進行を登録しても、別の進行が選択されるのでは、やってられない、みたいなクレームがあったからなのだが、デスラー相当ではないのだが、「私の心は遙かにEdaxに近い」、訳だ。

と、いう事なので、作者的には、別段、EdaxのBook登録の方法について違和感はないのだが、こういう方法だと、中々、対局状況が安定しないのも事実ではあるかもしれない。

もっとも、その分、手は広がるので、出来上がるBookの存在意義は大きくなる、筈ではある訳だ。

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