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4台体制でも丸1日

今は、MasterReversi Ver1.5.1のリリースに向けた作業を行っていて、その最終確認として、WZebraとの真面目なエンジン対局を行わせてみているのだが、結構、時間がかかる。なので、現在は4台体制にしているのだが、それでも、1Passさせるのに丸1日はかかる。

WZebraというのは、2005年に開発が終了したソフトになるのだが、それに搭載されているBookは、もっとずっと古いと考えられる。何故なら、WZebraの作者が標準Bookは貧弱だから、という事で別に提供しているbigbookでさえ、そのデータファイルのタイムスタンプは2002年4月21日という事になっていたので、標準Bookが作成されたのは、もっと昔の事になる筈だからだ。

と、いう事なので、普通に鑑みれば、MasterReversi的には、今更、WZebraと対局して勝ったからといっても、自慢にはならない筈なのだが、にも関わらず、今回、WZebraとの対局を行っているのは、今現在のホームページに、Ver1.4.0当時に対局したデータを載せているからだ。

つまり、Ver1.5.0で評価データの学習用データを大幅拡充し、今回のVer1.5.1で1ヶ月を越えるEdaxとのエンジン対局結果をBookに反映させたMasterReversiとしては、Ver1.4.0当時よりも、強くなっている事を示しておきたい訳だ。

なので、比較が容易という事で、今更ながら、同じWZebraとの対局を行わせてみている訳なのだが、当然の事ながら、作者的には、今回のWZebraとの対局では、Ver1.4.0当時よりもMasterReversiの負けが減っている事を期待している。

しかし、Edaxとのエンジン対局では、Drawライン周辺の手筋の登録を増やせたので、WZebraが若干変化した場合にも、Bookで勝ちに導けるケースが増えたのだが、同時に、間違った手筋や不得意な手筋へ進むケースも増えてしまった訳だ。

これは何故なのかというと、Edaxとのエンジン対局では、EdaxがDrawライン周辺の手筋に積極的に進むので、MasterReversi的にも、その手筋に進み、その手筋をBookに残す事になるのだが、その手筋でEdaxが最善手を打っている保証はないし、打っていたとしても、手筋が増えた分、その手筋に関するBook登録は手薄になるからだ。

つまり、増えた手筋でEdaxが本来なら勝てるにも関わらず、負けてしまっている場合、MasterReversiのBookには、その手筋は勝てる手筋という登録が行われている。

なので、WZebraとの対局時にその局面に到達すると、MasterReversiとしては、その手筋に進むのだが、実際には、それは負ける手筋なので、途中でWZebraがEdaxの手筋から変化すると、普通は、MasterReversiの負けになってしまう訳だ。

もし、Edaxが最善手を打って負けていた場合にも、Bookには、その手筋しか残らないので、その途中でWZebraが変化すると、その手筋に関するBook登録はない状況になるので、それなりのアドバンテージが無い限り、MasterReversiの評価関数はそのアドバンテージを守り切れずに負けてしまうケースも出てくる訳だ。

と、いう事で、Ver1.4.0当時には、MasterReversi的には、どちらかというと、一度でも負けた手筋には進まない様に手を狭める格好でBookを作成していたので、普通に対局させた場合の勝率については、それほど悪くも無かった訳だ。

これに対して、Ver1.5.1では、手を広めた分、危うい手筋に進む事も増え、その分、負けるケースも増えてきている感じだ。

なので、Ver1.4.0時代と比べても、勝率は、むしろ、微妙に下がっているケースも出てきている感じなのだが、4台体制でも、1Passさせるのには丸1日かかるし、全般的には、それほど酷い結果が出ている訳でもない。

このため、WZebraとのエンジン対局結果は、作者が期待していたモノとは微妙に異なる結果になりそうではあるのだが、Ver1.5.1については、今回のデータ採取を行っているバイナリをリリースバイナリとし、対局結果のデータとしても、今現在採取しているデータを最終データとする事にする様な気がする。

ちなみに、Edaxは評価関数の精度が高い事で定評があるのだが、リリースバイナリにBookデータは含まれない。

作者的にも、これは、評価関数が優秀だから、Bookが無くても十分に強いからだ、と、思っていたのだが、EdaxBoardを開発し、EdaxとMasterReversiとのエンジン対局を気軽に行える様になったので、対局させてみると、そんな事はなかったという事が判った。

つまり、MasterReversiとのエンジン対局結果を見る限り、BookデータがないEdaxは標準Bookを使うWZebraと比べても、弱い感じな訳だ。

と、いう事で、評価関数の精度に定評があるEdaxでさえ、Bookがないと簡単に負けてしまう訳なので、作者的には、今回のWZebraとのエンジン対局で望んでいた結果が得られそうもないので、WZebraとのエンジン対局の結果ページには、Edaxとのエンジン対局の結果も載せる事にした。

つまり、今回、Bookが手薄な手筋にも進む感じになったMasterReversi的には、結構、簡単に負けるケースが増えたのだが、あのEdaxでも、Bookが無いとここまで簡単に負けるんだから、世の中、そういうモノだよ、という事にしようとしている訳だ。

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