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FFOテスト結果を纏めた

ここの所、MasterReversi Ver1.5.1のリリースに向けた作業を行っていたのだが、その終盤では、データ採取にかける時間が殆どを占めていた。具体的には、WZebraとのエンジン対局を何パスか行って'強さ'を確認していたのだが、それ以前に、FFOテストで'速さ'を確認していた。

MasterReversiのホームページには、初版リリースの時点から、その特徴として、「強力なリバーシエンジン」、という項目があって、そこには、その'速さ'を検証するための「FFOテスト結果」と、その'強さ'を検証する為の、「他アプリとの対局結果」を掲載していた。

で、「他アプリとの対局結果」のページについては、初版リリースの翌年のVer1.3.1時には、そこで対局していた殆どのソフトの更新が無く、今更感もあったので、対局相手を知名度が最も高かったWZebraのみにした。

そして、「FFOテスト結果」のページについても、初版リリース時点では、色々な構成で、最善手ばかりではなく、全着手評価の測定まで行っていたのだが、やはり、その翌年のVer1.0.2時には、様々なPCでの測定は行っているものの、測定対象は最善手のみに簡略化している。

つまり、初版リリース時点では、作者的にも、MasterReversiというのはどの程度のシロモノなのか、というのが判らなかったので、色々なデータを取ってみたのだが、そのデータから、大体の感じは掴めたので、それ以降は、データ取りは、バージョンアップ時に、前バージョンからどの程度改良されたのか、というのを示す為にのみ行う感じになった訳だ。

と、いう事なので、Ver1.5.1でも、基本的には、前バージョンである所のVer1.5.0からどの程度の改良が行われたのか、というのを示す事を目的として、FFOテストのデータは採取していた訳だ。

もっとも、FFOテストに関しては、初版の頃から、WZebraの終盤解析ツールである所のScrZebraとの性能比較を行っていたのだが、マルチコアCPUが一般的となり、実質的に、シングルスレッド動作しかしないScrZebraが敵ではなくなった後には、Edaxが64BitOS/マルチコアCPUに対応して高速化されたので、比較対象をEdaxに切り替えた。

で、Edaxと最初に性能比較したのは、MasterReversiがVer1.4.0の頃なので、2010年の11月頃になるのだが、その時のEdaxのバージョンは4.0.5だったのだが、FFOテスト結果としては、Edaxが少し高速、という事になっている。

もっとも、項目によってはMasterReversiが勝っているモノもあったし、32Bit版の性能を比較すれば、MasterReversiの圧勝だったので、当時は、まだ32BitOSが64BitOSよりも一般的だった事から、測定結果に関する解説では、その辺を言い訳にしていた。

で、その次の比較は、Ver1.4.1の頃なので、2014年の5月になるのだが、その当時のEdaxのバージョンは4.3.2で、比較結果としては、8スレッド時には、ほぼ同等ながら微妙にEdaxが勝っている数字にしているのだが、4,2,1スレッド時には、少しMasterReversiが高速、という数字になっている。

なので、測定結果の解説としては、64Bit環境では、似たような性能が出ている、と、しながらも、この当時には、まだ、32BitOSも普通に使われていたので、MasterReversiとEdaxの比較としては、MasterReversiが32Bit版が高速な分、優秀、みたいな解説を行っている。

で、その次の比較は、Ver1.5.0で行ったので、比較相手はEdax4.4だったのだが、その結果としては、MasterReversiが少し高速、という結果になった。

もっとも、実際の所としては、Ver1.5.0というのは、開発中からEdax4.4のFFO性能を意識していて、Edax4.4の性能を越えられたのでリリースした、みたいなシロモノだった訳だ。

なので、Ver1.5.0がFFOテストでEdax4.4の性能を上回ったのは偶然ではなかったのだが、リリース後、作者的には、Edaxには、Okuhara氏の手によるAVX2版が存在する事を知った訳だ。

そして、その性能はVer1.5.0よりも随分と良かったので、MasterReversi的にも、それへの対抗として、急遽、AVX2命令を使うAVX2版を開発してリリースする格好になった訳だ。

その結果として、FFO40-59に関しては、AVX2版同士の比較でも、MasterReversiが高速になったのだが、FFO60-79に関しては、MasterReversiのAVX2版をもってしても、EdaxのAVX2版の性能には及ばなかった訳だ。

で、今回、MasterReversi的には、Ver1.5.1にアップデートされるので、FFO性能も微妙に向上するのだが、Okuhara氏の手によるEdaxのAVX2版についても、今年の4月末に更新され、より高速化されていた訳だ。

その結果として、MasterReversi Ver1.5.0では、AVX2版でも、FFO40-59に関しても、AVX2版Edaxの後塵を拝する格好になっていたのだが、Ver1.5.1では、何とか、FFO40-59に関しては、同等か微妙に高速、という所までは盛り返している。

ただし、FFO60-79については、MasterReversi的にも、Ver1.5.1で微妙に高速化はされているのだが、AVX2版Edaxも高速化されているので、あまりその差が縮まった感じはない。

と、いう事で、今日は、FFOテスト結果についてのデータを纏めてみたのだが、測定結果についての解説には、どういう言い訳を書いておこうか、と、思ったりしている今日この頃だ。

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