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採取結果を纏めた

今は、MasterReversi Ver1.5.1のリリースに向けた作業を行っていて、その最終確認として、WZebraとの真面目なエンジン対局を行わせてみていたのだが、データ採取は完了したので、採取結果を纏めてみた。一見、現在HPにある8年前の対局結果と大差ない感じだ。

一昨日書いた様に、WZebraというのは、2000年代前半には強豪リバーシソフトとして有名なソフトだったのだが、2005年に現行バージョンがリリースされ、それ以降は、少なくともオリジナル開発者によるバージョンアップは行われていない。

そして、MasterReversiが対局相手にしているのは、この2005/12/27に公開されたVer4.2.4になるので、8年前に真面目な対局をした時から、WZebraについては、更新はされていない。

なので、今回、同じWZebraと対局させてみる事で、作者的には、当時のVer1.4.0よりも、今回リリースしようとしているVer1.5.1の方が、それなりに強くなっている事を確認しようとした訳だ。

つまり、同じWZebraと対局させれば、Ver1.4.0の頃よりも、Ver1.5.1の方が負け数が減るだろう、と、思っていた訳なのだが、採取した対局データの勝敗数を纏めてみた所、Ver1.4.0の頃と大差ない感じになってしまった。

詳細については、今回採取したデータはHPにアップする予定なので、それを見てもらうとして、双方で対局を行っている、標準/bigbook使用時の全対局の勝ち負け数を合計すると以下の様になっている。

                  勝ち    負け   引き分け

Ver1.4.0     1450       95      455

Ver1..5.1     1537      72       391

上記を見ると、Ver1.5.1の方が勝ちが87多く、負けが23少ないのだが、例えば、標準Book使用時のBook変化(中)の場合、Ver1.4.0の負け数は18だったのだが、Ver1.5.1では19になっている訳だ。

と、いう事で、WZebraとの対局結果を見る限り、Ver1.5.1は、Ver1.4.0と比べて、劇的に強くなった、という感じはしないのだが、前述の様に、WZebraは2005年当時から変更されておらず、Ver1.4.0の頃には、今以上に、MasterReversi的には、ライバル視していた訳だ。

つまり、WZebraの普通の手筋については、Ver1.4.0の頃にも、エンジン対局でBookに登録していた訳なので、今回、劇的に、それ以上の強さになっていないのは致し方ないかもしれない。

問題は、WZebraのBookを変化された場合の勝敗数が大差ない、という点で、この場合には、MasterReversi的にも、手筋の多くはBookに登録されていないので、評価関数勝負となる。

で、評価関数の精度については、Ver1.5.0でそれなりに上げたつもりになっていた作者的には、あまり負け数が減っていない現状にはガッカリしている訳だ。

しかしまあ、これも一昨日書いた様に、評価関数の精度に定評があるEdaxでも、Bookを使用しないと、Bookを使用するMasterReversiには、完敗の状況だ。

と、いう事なので、今回は、WZebraとの対局結果のページは、WZebra/Edaxとの対局結果、という事にして、Edaxとの対局結果も同時掲載する事にする。

ちなみに、Edaxとの対局についても、一応、データ取りはしたのだが、その対局では、Edaxのレベルはデフォルトの21のままにしていった。

で、前述の様に、この状況では、Bookを使用しないEdaxはBookを使用するMasterReversiに完敗した訳なのだが、巷には、Edaxのレベルを上げれば、もっと強くなる筈だ、と、思っている人も多い筈なので、今は、Edaxのレベルを30に上げて、再度、データ取りをしている。

で、デフォルトのEdaxの評価速度は高速なのだが、レベルを30に上げると、流石に重くなるので、まだデータ取りは終わっていないのだが、Edaxとのエンジン対局を1ヶ月以上も続けていた関係から、これは当然の話になるのだが、この場合にも、少なくとも現状では、MasterReversiの負けは無い。

問題は、MasterReversiの勝ちが多い事で、これはつまり、Edaxはレベルを30に上げても、簡単に負けてしまう訳だ。

と、いう事で、やはり、局面評価については評価関数任せにするのは危険で、真面目にチェックしたければ、評価関数の評価値にはそれなりの誤差がある事を鑑みながら、自分でBookを強化して行く必要がある、という結論になる様な気がする今日この頃だ。

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