インストール確認を開始
今は、MasterReversi Ver1.5.1のリリースに向けた最終作業を行っていて、今日から作成したインストーラーを使ったインストール確認を開始した。MasterReversiの場合、実行ファイル以外に評価データやBook等の各種データがインストールされるので、確認は大変なのだが。
最近は、インストールするデータを増やしてはいないので、開発環境にある従来データに新しいデータを上書きしてインストーラーをビルドすれば、基本的には、問題の無いインストーラーがビルドされる様になっている。
なので、基本的には、インストールするデータファイルが多いからといっても、それほど大変という事もないのだが、Bookについては、開発中にはフルサイズBookを使っているのだが、配布パッケージには、それの縮小版を添付する格好にしている。
このため、インストーラーを作成する時点で、手持ちのBookを加工したりもしているし、評価データについても、埋め込んでいるバージョン情報なんかについては、リリース用に修正しておく必要がある訳だ。
と、いう事なので、インストーラーの作成時には、インストーラー自体のバージョン番号も上げて置かなければならないし、添付データについても、正しいデータを正しいバージョンに修正して上書きしておかなければならないので、作業ミスが発生する事もある訳だ。
で、案の定、今日はインストール確認中に異常に気付いてBookデータを作り直す羽目になったのだが、何が可笑しかったのか、というと、20手目まで埋め込んでいる評価リーフの大半が消え去ってしまっていた訳だ。
何故、そんな事になったのか、というと、今回、BookデータはEdaxとのエンジン対局結果を反映させる事で拡充したのだが、MasterReversiのBookデータというのは、データベースデータの形で管理しているからだ。
つまり、Edaxとのエンジン対局中には、Bookデータをリアルタイム更新していたのだが、同時に、対局データをデータベースにも保存していて、リリースするBookデータはデータベースに保存された対局データから再作成していた訳だ。
で、データベースには、評価リーフに相当するデータも含まれていたのだが、評価リーフになるデータの場合、備考欄にBook値が書きこまれている必要がある訳だ。
にも関わらず、今回、データベースデータを色々と弄ったりしていたので、備考欄をクリアしてしまったりもしていた。
その結果として、評価リーフに相当するデータがBook作成時に評価リーフ作成用に使われなくなった分、評価リーフが無くなってしまった訳なのだが、今回、評価リーフは追加しておらず、現行版のデータベースデータはMasterReversiのホームページにアップロードしてあるので、無事だった訳だ。
なので、既に、Ver1.5.1用のBook作成用のデータベースデータの修復も出来たのだが、Bookデータが変更される格好になったので、インストーラーは再作成して、再度、インストール確認を行う必要が生じた。
と、いう事で、まだ、最終的な配布パッケージは出来上がっていないのだが、まあ、今週末くらいには、完成している筈ではある。