スポンサード リンク

T.Ishii's Software Library

HTML5 レトロ風ゲーム館

無料ブログはココログ

« プラスアルファは可能か? | トップページ | それでも毎日改善はある »

流石に劇的な向上はない

今は、MasterReversiのFFO性能を向上させようとしているのだが、FFO性能の向上施策というのは、過去にも何度もやってきているので、流石に、色々と弄ってみても、もう劇的な向上は無い感じだ。まあ、微々たる向上は無い事も無いのだが、大体は弄ると性能は劣化する。

FFO40-59については、現行版のリリース時点で、ほぼ、限界性能に達したかなあ、と、思っていたのだが、色々と内部パラメータを弄っていると、物凄い数字が出たりもしている。

例えば、FFO53については、現行のAVX2版では17.5秒を要していて、最新のAVX2版Edaxでも、17.0秒を要しているのだが、今現在手元にあるバイナリでは、最高で12.8秒という数字をたたき出している。

また、FFO56については、現行のAVX2版では10.3秒を要していて、最新のAVX2版Edaxでは、9.1秒しか要していないので、全く勝ち目は無いかなあ、という感じだったのだが、色々と内部パラメータを弄っていると、手元のバイナリでは8.6秒という数字も出てきた訳だ。

また、FFO40-59の中では最も時間を要するFFO55についても、現行のAVX2版では79.4秒を要していて、最新のAVX2版Edaxでは77,8秒しか要していないのだが、手元のバイナリでは、最高で71秒程度の数字が出た訳だ。

と、いう事で、FFO性能についても、まだまだ、向上の余地はある感じではあるのだが、今の所、上記の数字の全てを同時に出せるパラメータは見つかっていない。

つまり、FFO55の性能を上げるパラメータ設定を行うと他の性能が悪くなる、みたいな感じになっている訳だ。

このため、ベンチマーク対応としては、どうしても、処理時間が最も必要になるFFO55の性能を向上させる様な内部パラメータ設定にしてしまう事になるのだが、本当にそれで良いのか、という点については疑問も残る。

もっとも、今の所、MRSolverとEdaxとの比較でMRSolverが最も不得意としているFFO76-78については、Edaxの性能を越えられる内部パラメータ設定は見つかっていないので、作者的には、中々、諦めが付かない訳だ。

まあ、FFO78については、処理時間が短く、比率的にもそれほどの違いは無いので、実際問題として問題となっているのは、FFO76と77だけなのだが。

ちなみに、少しズルをすれば、AVX2版Edaxの性能を越えられる事は確認できている。

具体的には、FFOテストで行っている完全読み時には、最善値を見つけた後、各局面でα値を越えない確認を全着手に対して行っているのだが、実際問題として、その局面の評価値がα値よりも十分に低ければ、その評価を省略しても99.999・・・%は、正しい結果を導出出来る訳だ。

つまり、上記のα値未満になる確認を少しサボる細工を入れれば、処理性能は2倍は簡単に向上するので、AVX2版Edaxの性能も軽く超えられる訳だ。

当然の事ながら、上記の様な処理を行ってしまうと完全読みではなくなってしまうのだが、手元のバイナリで確認してみた所では、FFO40-59は当然として、FFO60-79での処理結果についても、終局までの最善進行を含めて、完全読み時と同じ結果が出ている。

そして、処理性能はAVX2版Edaxをも軽く凌駕している訳なので、実際問題としては、遅々として向上しない完全読みの処理性能を上げる努力をするよりは、99.999・・・%正しい答えを出せるより高速な検索手法を確立させる努力をした方が、今後の開発の方向性としては、より有意義ではあるかもしれない。

« プラスアルファは可能か? | トップページ | それでも毎日改善はある »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/534482/66800350

この記事へのトラックバック一覧です: 流石に劇的な向上はない:

« プラスアルファは可能か? | トップページ | それでも毎日改善はある »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

広告

プライバシーポリシー

  • 当サイトでは、第三者配信による広告(Google Adsense)サービスを利用しています。

    Google を含む第三者配信事業者は、Cookie を使用して、ユーザーのウェブサイトでの閲覧履歴に基づく広告を配信します。 Google 広告 Cookie を使用することにより、Google や Google のパートナーは当サイトや他のサイトへのアクセス情報に基づく広告をユーザーに表示できます。

    収集された情報がGoogleによってどの様に使用されるか、収集される情報をユーザーが管理する方法については、以下のリンクを参照下さい。

    ポリシーと規約 - Google