SoftonicのAG-デスクトップレコーダー
今日、ネットを見ていると、たまたま、softonicからAG-デスクトップレコーダーVer1.3.2がダウンロードできる様になっているのを発見した。AG-デスクトップレコーダーの再配布は誰にも許諾していないので、softonicは、少なくとも日本では、著作権法違反を犯している事になる筈なのだが。
AG-デスクトップレコーダーは、サポートを終了した、と、言いつつ、未だに、作者のダウンロードサイトからは、ダウンロード可能にしてあるのだが、最近でも、毎日500ダウンロードずつくらいはされている。
で、今日の時点で、Googleで、「softonic ag-デスクトップレコーダー」を検索すると、「ag-desktop-recorder.softonic.jp/download」、というページが出て来る筈なのだが、そこからは、AGDRec_132F.zipという、AG-デスクトップレコーダーの配布パッケージと同じ名前のzipファイルがダウンロード出来る様になっている。
しかし、もう覚えている人はいないかもしれないのだが、作者が何故、今現在の様なダウンロードサイトを構築したのか、というと、以下の記事の様な事があったからだ。
で、上記は2011年3月3日の記事になるのだが、そこにリンクが張られている窓の杜の記事にある様に、当時、ソフトニックは作者製ばかりではなく、その他ソフトでも、無許可掲載したり、それらの作者の同意を得ずに、別ソフトを組み込んで同時配布したりしていたので、大問題になっていた訳だ。
と、いう事で、上記の記事は当時のソフトニックの日本法人の人も見たのか、上記の記事を書いてすぐに、ソフトニックからはMasterReversiは削除されたのだが、その時にも、作者的には、別段、謝罪のメールなんかは貰っていなかった訳だ。
なので、作者的には、ソフトニックに対する印象は最悪だった訳なのだが、その当時、作者製ソフトは普通に、インターネット上にファイルをそのまま置いていた訳だ。
このため、ソフトニックとしては、基本的には、そのリンクを利用して、MasterReversiの配布パッケージをダウンロードさせる格好になっていた訳だ。
で、作者的には、許諾していないダウンロードサイトから、同様の手法で作者製ソフトを勝手にダウンロード可能にされてしまうと、広告収入が得られなくなるし、変なソフトを組み込まれると、作者製ソフトにはウイルスが入っている、なんて悪い噂が立つ事になるかもしれない、と、懸念した訳だ。
その結果として、作者的には、今現在の様なダウンロードサイトを構築した訳なのだが、このダウンロードサイトからのダウンロードは、リンクを辿って行わせる事は出来なくしてある訳だ。
具体的には、ファイルはサーバープログラムでダウンロード時に生成する格好にしてあるので、このサイトに正規の方法でアクセスしない限り、存在さえしない格好になっている訳だ。
と、いう事なので、今現在、softonicからAG-デスクトップレコーダーの配布パッケージがダウンロード可能になっているのは、作者が利用規約で禁止している不特定多数への再配布を、softonicは堂々と行っている、という事になる訳だ。
なので、作者的には、頭に来た訳なのだが、上記のページを見てみても、ソフトニックに対する苦情を送るメールの宛先は無いし、会社情報に出て来るメールアドレスはスペインのモノで、日本語どころか、英語ですら、受け付けないぞ、みたいな感じになっていた訳だ。
このため、作者的には、softonicに対して苦情を上げるのは諦めたのだが、上記の通り、作者的には、softonicにAG-デスクトップレコーダーの再配布は許可していないので、その旨は、ユーザーに伝えておく事にした訳だ。
ちなみに、前述の様に、今日の時点では、AG-デスクトップレコーダーは、作者のダウンロードサイトからダウンロード可能で、まだ、毎日500ダウンロード程度はされている。
しかし、作者的には、次バージョンのAmuseGraphicsをリリースした時点で、このページも閉鎖して、フリー版のAG-デスクトップレコーダーのダウンロードは禁止にしようか、とも考えている訳だ。
何故なら、その方が、AmuseGraphicsのダウンロード数、更には、そのレジストキーの購入者が増える事になる筈だからなのだが、作者が許諾していないにも関わらず、softonicがAG-デスクトップレコーダーのダウンロードを継続すると、本来なら、作者的には、自由に行える筈の、そういった行為も、実質的に、出来なくなる訳だ。
更に言えば、作者が何故、作者製ソフトの再配布権を誰にも付与してきていないのか、というと、作者がソフトのサポートをヤメる事になった時にも、まだ、ダウンロード可能な状態になっていると、作者の都合とは無関係に、不具合報告メールを送ってきたリ、インターネット上でのバッシングを継続したりする輩が残る事になる筈だからだ。
つまり、作者的には、既に、部門の人気順で1位だとか2位だとかの常連であったにも関わらず、VectorのAG-デスクトップレコーダーは公開禁止にしたし、同様に、窓の杜に対しても、そのライブラリから、こちらから頼んで、AG-デスクトップレコーダーは削除して貰った訳だ。
その理由は、既に書いた様に、作者の所にはヘンテコなメールが頻繁に届き、インターネット上の各種掲示板でのネガキャンやバッシングも酷かったので、作者的には、疲れ果ててしまったからだ。
つまり、作者的には、今後は、フリー版のAG-デスクトップレコーダーは終息させ、作者的な本来の開発物件である所のAmuseGraphicsのみを相手にして行きたいと思っている訳なのだが、softonicが勝手にAG-デスクトップレコーダーの配布を行っていると、本来なら作者の自由である筈の、そういった行為にも、大きな支障をきたす事になる訳だ。
と、いう事で、Softonicの関係者の人がこの記事を見ているのなら、作者的には、大変迷惑しているので、早急に、AG-デスクトップレコーダーの配布は取りやめて頂きたい。
- 2018/08/12追記1 -
とりあえず、何も文句を言わないのも何なので、https://hello.softonic.com/contact/にあったフォームから、日本語で、作者がAG-デスクトップレコーダーの著作権保有者で、貴社に再配布をする権利は与えていないので、即刻、配布を終了して下さい、という旨の送信はしておいた。
なお、この記事の書き込み時間を見れば判る筈なのだが、作者的には頭に来たので、今日は眠れなかったので完徹になってしまった。
なので、まず間違いなく、体調が悪化するので、この記事をトップに置いておく意味もあり、これから1週間は、ブログは休む事にする。
もし、softonicから謝罪のメールが届いたら、その旨は追記するのだが、1週間後にも、謝罪のメールが届かず、ダウンロードも継続している様であれば、毎日1,000アクセス程度はある、作者のダウンロードサイトには、少なくとも作者製ソフトは、softonicからはダウンロードしない様に、という旨の注意文言を目立つ様に掲載する事にする。
- 2018/08/12追記2 -
ダウンロードページに「レポートソフトウェア」というボタンがあったので、そのボタンから、表示されたフォームに、作者が著作権侵害を訴えているので、即刻、削除すべきだ、という話を、このブログ記事のURLと共に書いて、送信しておいた。
流石に、これだけ、著作権者からのクレームを貰っておいて、対応しない、という事になれば、少なくとも日本での営業許可は、取り消されるべきだろう、と、思うのは作者だけではない筈だ。
- 2018/08/13追記 -
今日現在、まだ、作者の削除要請に対するsoftonic側のアクションは無い様だ。
しかし、血液型がA型で律儀なタイプの作者としては、事実を知ってしまったからには、放置する事も出来ない。なので、softonic.jpからリンクが張られているので、ダウンロード前に見る人もいる筈、という事で、作者のホームページのトップに注意文言を追加しておいた。
もっとも、今は、日本では、お盆休み期間なので、日本人社員がいた場合にも、休みを取っている可能性は想定しなければならない。
なので、作者的にも、前述の書き込みの様に、とりあえず、今週末くらいまでは、待期期間にするつもりなのだが、この待期期間を過ぎても、softonicが作者の削除要請を無視し続ける様なら、何等かの手を打つ必要がある訳だ。
で、この手の問題は、警察に被害届を出しても、サーバーが日本国内にない、という事で、相手にされない可能性も高いし、softonicが有罪になったとしても、作者的には、くたびれ儲けにしかならない訳だ。
当然の事ながら、民事裁判を起こして勝てば、それなりの損害賠償額は受け取れる筈ではあるのだが、その労力と得られる額を天秤にかけると、裁判を起こすだけ時間と労力の無駄、という事で、多分、作者と同様に著作権侵害を受けている多くのソフト作家は、softonicを訴えてはいない、と、考えられる。
しかし、検索すると、Yahoo知恵袋には、以下の様な書き込みが多数見つかる筈だ。
ソフトニックというサイトは怪しいサイトですか?問題ないサイトですか?
softonic (ソフトニック)のホームページを開いたら僕のPCがスパイウェアを検出
で、作者から見れば、上記の様な書き込みは、質問だとかの形態を採ったネガキャン・バッシングである事は明白なのだが、巷には、そういう事が判らない人もいる訳だ。
そして、インターネット上には、Yahoo知恵袋に限らず、ソフトニックに対するネガティブな書き込みは既に溢れかえっているのだが、そういう書き込みを一般人がやっているのか、というと、普通はそんな事はない筈な訳だ。
何故なら、一般人は、普通なら、著作権侵害でダウンロードできない様なソフトも、softonicからなら無料でダウンロードできてしまったりするので、softonicに対してポジティブな意見を持っている人も、多かったりするからだ。
にも関わらず、何故、ネットにはsoftonicに対するネガティブな発言が溢れかえっているのか、というと、作者の様に、softonicから不利益を被っている人もそれなりにはいて、かつ、そういう人は、普通、インターネットの達人だったりもする訳なので、そういう人達は、前述のYahoo知恵袋なんかも上手く使いつつ、全力でネガキャンをやる事になるからだ。
と、いう事で、実際の所、softonicの日本法人は、前述の2011年に窓の杜で記事が掲載された時点で、実質的には終わったも同然だった訳なのだが、未だに、softonicのサイトが日本でも掲載されている、というのは、最早、softonic的には、ネットを検索する様なユーザーは相手にしない事にしているからかもしれない。
なので、作者的には、1週間後にも、作者の削除要請が無視され続けていた場合、作者のダウンロードサイトに嫌味を乗っける、みたいな事を書いていたのだが、それはそれで面倒だし、あまり効果的でもない様なので、別の手段を採る事にした。
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