使い勝手は別ものレベル
今はAmuseGraphics Ver1.4.0の開発中で、変更作業の最後として、デスクトップレコーダーの変更を行っているのだが、メイン項目である所のプレビュー表示用のウインドウの実装が大体は終わった現段階で、使い勝手の良さは、現行版と比べると、別ものレベルになっている。
現行版のAG-デスクトップレコーダーでは、全ての操作は右クリックして表示されるポップアップメニューから行う格好になっている。また、録画映像のプレビュー機能だとか録音音声の音量表示機能も無い。
なので、その基本機能である所の録画機能については、高性能ではあるものの、アプリケーションソフトとしての見栄えや使い勝手については、貧弱なソフトになっている。
これは何故なのか、というと、AG-デスクトップレコーダーというのは、少なくとも、初版開発時には、AmuseGraphicsに付属させる一つのツールでしかなかったからだ。
つまり、少なくとも、初版開発時には、AmuseGraphicsの主役はあくまでも本体だったので、その付属ソフトの一つでしかなかったAG-デスクトップレコーダーについては、本体の陰が薄くならない様に、あまり豪華な作り込みはしなかった訳だ。
で、その後、AG-デスクトップレコーダー単体が主役となる、そのフリー版を公開し、既に、かなり前に、その総ダウンロード数は100万ダウンロードを越えた訳なのだが、前述の基本操作方法だとか見た目については、改善して来なかった。
これは何故なのかというと、フリーソフトをあまり高級にしてしまうと、相対的に有料ソフトが売り辛くなるから、という所もあった訳だ。
つまり、Mirror-DTCについては、この前リリースしたVer1.4.0でシェアウェア化したのだが、その際に、従来のフリー版には敢えて入れていなかった録画機能だとかキーバインドの変更機能だとかを入れた。
AG-デスクトップレコーダーについても、同様の考えがあったので、普通ならありそうな機能についても、入れてこなかった訳なのだが、Ver1.4.0からはフリー版の提供は行わない事になっているので、作者的には、そういう事情は鑑みる必要が無くなった訳だ。
と、いう事で、Ver1.4.0では、現行版の右クリックからの操作体系も、そのまま引き継ぐモノの、それとは別に、AGアイコンをクリックして表示されるプレビューウインドウからの操作体系も追加している。
具体的には、AGアイコンをクリックすると、映像プレビューと録音デバイスの音量が表示されるウインドウがAGアイコンの上部に表示されるのだが、そのウインドウには、録画ボタンだとか領域指定ボタンなんかが置かれる訳だ。
更に、設定変更ボタンも置かれているので、そのボタンをクリックすると、全画面/領域指定/ウインドウ録画の切り替えだとか、設定/制限指定ダイアログを表示して設定変更する事も可能だ。
つまり、Ver1.4.0では、右クリックすることなく、殆どの操作が可能になるのだが、見た目的にも、前述のプレビューウインドウはAG-Webカメラレコーダーと同様に、背景を黒塗りしたモノにしてあるので、高級感がある訳だ。
と、いう事で、フリー版を提供しないVer1.4.0のAG-デスクトップレコーダーは、現行版とは別ものレベルの使い勝手になる筈だ。
なので、現時点で、既に、それなりに意味のある変更になっているので、更に、キーボードビューアとクリックエフェクタを内蔵させるかどうかについては、どうしようかなあ、と、思っている状況だ。
« 色々なオプションがあり得る | トップページ | 無難に纏まりそうではある »
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/534482/67265253
この記事へのトラックバック一覧です: 使い勝手は別ものレベル: