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Ubuntuの画面録画ツール

今は、Mac版Mirror-DTCの宣伝用動画を作成中で、まだ、数個の動画を作成してYouTubeにアップしようとしているのだが、その次にはUbuntu版についても、似た様な動画を作ろうかと思っている。その為には、画面録画ツールが必要なのだが。

作者的には、今まで、Ubuntuで画面を録画することは無かったので、そういったツールは使って来なかったし、作ってもいない。
 
しかし、Mirror-DTC for Ubuntuの宣伝用動画を作成するにあたっては、画面録画用のツールも必要になるので、調べてみた所、Ubuntu18.04LTSでは、標準で画面録画ツールが内蔵される様になっていた様だ。
 
具体的には、デフォルト設定では、Ctrl+Shift+Alt+Rキーを押すと録画が開始され、30秒後には終了する様になっていた。
 
で、録画結果は録画日時付きのファイル名になって「ビデオ」フォルダーに保存されるので、Ubuntu18.04LTSでは、静止画像をキャプチャーするのと似た様な感じで、動画クリップの撮影も簡単に行える様になっていた訳だ。
 
もっとも、録画形式はWebMになっていて、Ubuntu版のAG-ムービーカッターで開いて情報を見てみると、ビデオコーデックにはvp9が使われていて、オーディオトラックは存在しなかった。
 
と、いうことなので、標準の動画キャプチャーツールは静止画キャプチャーツールの延長線上にあるツールという感じで、ソフト操作のデモ映像を撮影する様な用途は想定されていない感じだ。
 
更にいえば、vp9のエンコードは重いので、録画中にはCore i7-2600のデスクトップPCでさえ、CPU負荷は8割がた、エンコード用に使われてしまう感じなので、他ツール用にCPU性能が使えなくなる分、本末転倒感もなきにしも非らずだ。
 
で、標準以外のツールとしては、SimpleScreenRecorderというのが人気の様で、作者的にも、今日、初めてインストールして使ってみたのだが、こちらについては、オーディオトラックの同時録音も可能で、mp4出力も出来る。
 
また、エンコード負荷も上記のCore i7-2600 PCでは、フルHD画面の30FPS録画で2割程度の負荷しかかかっていなかったので、それなりのCPUを搭載しているデスクトップPCでなら、問題なく使えるかもしれない。
 
ただし、標準の録画ツールが、出力形式としてmp4ではなくWebMを使用しているのは、宗教上の理由とかではなく、mp4用のエンコーダーは特許で守られているので、普通に配布すると特許料を支払う必要が生じるからだ。
 
つまり、もし、Ubuntuのインストールパッケージにmp4エンコーダーを含んでしまうと、その配布元かインストールしたユーザーが特許料を支払わずに、それを使用するのは違法行為になってしまうので、Ubuntu的にはmp4エンコーダーをプレインストールしないし、その使用を推奨したりもしない訳だ。
 
これに対して、SimpleScreenRecorderではmp4出力できてしまうのだが、これは真面目に調べてはいないのだが、このソフトの場合、Ubuntuほどのボリュームでは使われていない筈なので、少々の違法行為には目を瞑ってもらえるだろう、と、高をくくっているか、殆どのオープンソースソフトがそうしている様に、特許問題についてはダウンロード者の責任、ということにしているのかもしれない。
 
更にいえば、特許には、試験または研究目的での使用時には使用料を支払う必要がない、みたいな例外規定もあるので、実際問題としては、個人ユーザーの場合、上記のツールをダウンロードし、自分の環境でのみ使用していれば、それは試験/研究用途での使用だ、と、言い張れない事もないので、違法行為にはならないかもしれない。
 
しかし、そうやってエンコードしたファイルをYouTubeにアップロードして数万人がその動画を視聴する、なんてことになったら、その動画はどうやってエンコードしたんだ? という話になって、特許問題がクローズアップされる可能性もある。
 
と、いうことなので、作者的にも、Ubuntu版Mirror-DTCに録画機能を追加した時には、エンコード負荷が重いという理由からWebM形式は使わず、当然のことながら、特許問題があるmp4形式についても採用しなかった訳だ。
 
なので、作者的には、Ubuntu環境で録画するのであれば、より負荷が軽く特許問題も発生しないコーデックが必要になる訳なのだが、これについては、作者的には、AGM形式がある訳だ。
 
と、いうことで、Ubuntu版の宣伝動画を作成するにあたっては、まず、AGM形式でエンコード出力する画面録画ツールを作っておこうかなあ、と、思ったりしている今日この頃だ。
 
ちなみに、作者的には、Ubuntu環境で動作する画面録画ツールがなくても、Ubuntu環境での操作状況の録画は可能だ。
 
その一つ目の方法としては、MacBook Pro 15インチ 2016モデルでは、Parallelsを使ってUbuntu16.04LTSを動作させているので、その画面をMacの画面に表示させれば、TiExtenderを使って録画できる。
 
また、Ubuntu18.04LTSについては、別PCで動作させているのだが、Ubuntu版についてもMirror-DTCサーバーは高性能なので、Windows/Mac用のMirror-DTCクライアントでアクセスしてフルスクリーン表示して使えば、ローカル環境での操作時と殆ど違わない程度の操作感が得られる。
 
なので、その状況をWindowsでならAG-デスクトップレコーダー、MacでならTiExtenderを使って録画すれば、ローカル環境で録画された場合と比べて殆ど遜色ないキャプチャー動画を作成できる訳だ。
 
更に、Ver1.4.0からはMirror-DTCクライアント自体に録画機能を追加したので、この録画機能を使ってしまえば、AG-デスクトップレコーダーやTiExtenderの録画機能すら不要になる。
 
なので、作者的には、Ubuntuの操作状況を普通に録画することにたいしては、別段、不便は無かったので、Ubuntuのローカル環境で動作する録画ツールは作って来なかったのだが、考えてみると、Ubuntuが動作しているPCが1台しかない人にしてみれば、ローカル環境で動作する録画ツールも必要だった訳だ。
 
そして、YouTubeに安心して動画をアップロードする為には、真面目なUbuntuユーザー的には、特許問題がないWebM形式を使いたいかもしれないのだが、最近のWebMエンコーダーはvp9形式を使うので、エンコードが重すぎて、フルHD画面のリアルタイムエンコードなんかは現実的ではない場合も多い。
 
と、いうことを鑑みれば、エンコード負荷が軽いAGM形式でエンコード出力し、そのファイルをAGMConv等を使って、より処理負荷が軽いvp8のWebMに再エンコードできる録画ツールというのも、あって良いかなあ、という気になった訳だ。
 
まあ、Ubuntuユーザーには、特許なんて知らないよ、みたいな人も多いかもしれないのだが、企業/個人事業主ユーザーの多くがAmuseGraphicsのレジストキーを購入してくれているのは、AG-デスクトップレコーダーやAG-ムービーカッターなんかのAmuseGraphicsファミリーソフトでは、mp4エンコードはOSが提供しているAPIを使って行なっているので特許料はマイクロソフト/Appleで支払い済み、という事になるからかもしれない訳だ。
 
つまり、特許問題についてはユーザー責任、なんて事が言われているオープンソースのエンコーダーなんかを使ってしまうと、将来的に問題にされるかもしれない事を鑑みれば、ビジネス絡みのツールには、そんなに高いものでもないので、AmuseGraphicsの様な、よりクリーンなツールを使った方が、結果的には、割安になる、という判断かもしれない訳だ。
 
と、いうことなので、Ubuntu版については、需要があるかどうかは微妙かもしれないのだが、少なくとも作者がUbuntu版のデモ動画を作成してYouTubeにアップする場合には、そういうツールがないと言い訳しづらい気もしないでもないので、宣伝用動画の作成の前に、とりあえず、そういうツールは先に作っておこうかなあと思っている。
 
と、なれば、マウスクリックエフェクターとキーボードビューアのUbuntu用も必要になる様な気がしている今日この頃だ。
 
- 2019/02/17 追記 -
Googleの検索結果に出てこなくなったので、次の記事へのリンクを追加しておく。
2ファクタ認証が集団訴訟に

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