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新規プロジェクトを作成

今は、Ubuntu環境用の自製ソフト環境を拡充しようとしているのだが、今日は、その第一弾となるマウスクリックエフェクター用の新規プロジェクトをeclipseに作成した。この程度のプログラムなら、普通にmakefileでビルドした方が速いのだが。

作者製のUbuntu版ソフトには、Mirror-DTC Server/ClientとAGMPlayerとAG-ムービーカッターとNostalgic UFO Battlerがあるのだが、それらは全て、eclipseを開発環境として使っている。
 
その理由は、統合開発環境だと、構成しているファイルが沢山あっても、それらを選択して編集するのが容易になるからだ。
 
つまり、eclipse用にプロジェクトを作成すると「Project Explorer」が使えるので、例えば、全てのファイルをemacsを使って編集する場合よりも、編集対象のファイルをGUIで選択できる分、楽になる訳だ。
 
もっとも、今時の統合開発環境の利点としては、エディタで補完機能が使える、というモノも大きい。つまり、あるクラスのメソッド名なんかは、うろ覚えでも、補完機能の選択候補から選択可能になるので、問題なく使えるし、スペルを間違う恐れもなくなる訳だ。
 
と、言う事で、特にメソッド名が長いObjective-CのMac用クラスなんかでは、今となっては、XCodeの補完機能がなければ、コーディングなんてやってられない訳なのだが、比較的、メソッド名なんかが短いUbuntu用の各種クラスでも、エディタの補完機能が使えると安心だ。
 
なので、10年も前なら、ソフト開発はemacsの様なエディタとmakeで行うのが本道であって、統合開発環境を使うなんてのは邪道だ、なんて事を言う人も多かった様な気もするのだが、今となっては、普通のエディタとmakefileを使って開発する人の方が、どうかしている、という時代になったかもしれない。
 
もっとも、eclipseに新規プロジェクトを作成すれば、エディタでは、それで利用するクラスのメソッドなんかを補完してくれるのか、というと、そうはなっていない。
 
つまり、eclipseにライブラリの読み込みだとかの設定を行わないと補完すべきメソッドなんかを認識してくれないので、統合開発環境の機能を真面目に使おうとすると、新規プロジェクトの作成作業は面倒になる訳だ。
 
なので、簡単なプログラムを開発する場合には、エディタ+makeで開発した方が楽だし速いかもしれないのだが、開発に数日以上を要するのであれば、eclipseを真面目に設定して使った方が、総合的には楽になる筈だ。
 
と、言う事なので、今日は、新規プロジェクトを作成してeclipseの設定もしていたのだが、設定といっても、やるべき事は大してない。
 
具体的には、C++コンパイラのフラグだとかリンカーの設定だとかをすれば良いのだが、面倒なのは、インクルードフォルダーの設定になるかもしれない。
 
作者製のUbuntu版ソフトはgtkmmを使うので、makefileなんかでは、「`pkg-config --cflags --libs gtkmm-3.0`」、と、書いておくと、必要なインクルードフォルダーを展開してくれるので、記述は楽だ。
 
しかし、eclipseの場合、ビルド設定で上記の記述をしておけば、ビルドは正しく行われるのだが、統合開発環境的には、インクルードフォルダーを認識してくれないので、インクルードフォルダーの指定は、インクルードパス指定のフィールドに上記を展開して出てくる全てのフォルダーを個別に記述しておく必要がある訳だ。
 
もっとも、それらを記述するのは大変なので、設定はインポート/エクスポートできる様になっている。
 
なので、gtkmmプロジェクトの場合、既存のgtkmmプロジェクトからエクスポートした設定ファイルを新規プロジェクトでインポートすれば、インクルードフォルダーの指定を一々記述する必要はないのだが、作者的には、既存プロジェクトでは、インクルードフォルダーの指定はしていなかったので、今回、初めて、真面目な設定をやってみた。
 
その結果として、既存プロジェクトでは使えなかったgtkmmライブラリ内にあるクラスのメソッド等の補完も可能になったので、便利になったかもしれない。
 
ちなみに、上記のインクルードフォルダー指定をしていないと、eclipseのエディタでは、山の様なエラーが出力される事になる。
 
にも関わらず、作者は既存プロジェクトでは上記のインクルードフォルダーを指定していなかった、と、書いているのだが、これは、既存プロジェクトでは、「Project」 - 「Properties」 - 「C/C++General」-「Code Analysis」で「Use project settings」を選択して全ての分析を無効にしていたので、エディタでエラーは検出されなかったからだ。
 
と、いうか、インクルードフォルダーの指定が面倒だったので、そういう形態で使っていたのだが、今回は、eclipseのビルド環境を公開する事にするかもしれないので、少し真面目に設定してみていた訳だ。
 
もっとも、マウスクリックエフェクターについては、makefileでビルドした方が速い程度のプログラムになる筈なので、makefileでのビルドも可能にする予定ではある。

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