TiKeyboardViewer for Ubuntu Ver1.0.0を公開
AmuseGraphics/Mirror-DTC用追加提供ソフトとして、「TiKeyboardViewer for Ubuntu」を公開しました。このソフトはWindows版からの移植で、キーボードの入力状況を表示させる以外に、スクリーンキーボードとしても利用できます。
AmuseGraohicsの利用形態としては、付属ソフトであるAG-デスクトップレコーダーを利用して、ソフトウェアの操作状況を画面キャプチャーし、その動画をベースに、そのソフトの利用方法を説明する動画マニュアルを作成する、というものもあります。
この様な利用形態では、ソフトウェア操作の多くはキャプチャー動画により視覚的に説明可能になりますので、分かり易いマニュアルを簡単に作成できるメリットがありますが、キーボードを伴う操作では、その入力状況を動画に反映させるのが難しい場合もあるかもしれません。
このため、AmuseGraphics Ver1.4.0では、AmuseGraphics用追加提供ソフトにTiKeyboardViewerを加えました。
TiKeyboardViewerを起動しておくと、キーボードの入力状況に応じて、そのウインドウ上に表示されるキートップの表示色は変化しますので、このウインドウも録画する様にしておけば、キャプチャー動画ベースの動画マニュアル作成時にも、キー入力状況を録画に反映させる事が簡単になります。
また、ウインドウ上のキートップをマウスでクリックする事で、キー入力イベントを発生させる事もできますので、スクリーンキーボードとして利用する事も出来ます。
このため、動画マニュアル作成時には、敢えて、実際のキーボード入力は行わず、スクリーンキーボード機能を使ってキー入力を行う事で、より明示的に、キー入力操作を動画に反映させる事も可能になります。
更に、キー入力時にビープ音を発生させる事も可能ですので、この機能を利用すれば、動画視聴者にキー入力を行っている旨をより明示的に示す事も可能になります。
本ソフトは、上記の様な機能を持ったWindows用TiKeyboardViewerのUbuntu版です。Ubuntu環境で、Windows用TiKeyboardViewerとほぼ同等の機能を実現します。
なお、本ソフトにはiniファイルが添付されており、このファイル内にある設定を変更する事で、表示色/表示サイズ、ビープ音の有無/再生時間/周波数等を指定できます。
iniファイルで指定すれば、キーボードビューア/スクリーンキーボードの何れかの機能を禁止したい場合にも、それらを禁止する事が出来ます。逆に、ビープ音機能はデフォルトでは禁止されていますので、利用したい場合には、iniファイルの設定を変更する必要があります。
本ソフトはAmuseGraphics/Mirror-DTCのレジストユーザー向けの追加提供ソフトとして提供されます。このため、どちらのレジストキーも登録されていない環境では、利用時間が約1分間に制限されます。
ただし、それ以外の機能制限はありません。このため、レジストキーをまだ購入/登録されていない方でも、試用する事はできますので、興味がある方はダウンロードして使ってみて下さい。
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