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ソースコード販売は・・・

Ubuntu版Webカメラレコーダーもリリースできたので、作者的には、やっと人心地ついたのだが、実際の所、今月リリースしたTiDesktopRecorderとTiWebCamRecorderは、それぞれ2週間程度で開発したのだが、両方とも、構想7年のソフトになる。

何故、構想7年なのか、というと、このブログのAmuseGraphicsカテゴリーにある この記事  にある様に、 作者的には、2012年の9月10日には、Ubuntu用のAG-ムービーカッターのβ版を公開しているのだが、これは、その当時から、Windows環境の代わりに、Ubuntu環境を利用出来るようにしようと鑑みていたからだ。

つまり、その当時から、AG-ムービーカッターばかりではなく、AG-デスクトップレコーダーやAG-WebカメラレコーダーのUbuntu版も開発しようと考えていた訳なのだが、これは何故だったのか、というと、2012年の9月というのは、Windows8がリリースされた時期だったからだ。

7年も前の話なので、今時の学生さんなんかは知らないかもしれないのだが、当時、マイクロソフトは本気で、作者製ソフトの様なWin32APIを使うデスクトップソフトは終息させ、Windows8からは、スマホやタブレットなんかでも便利に使えるタッチ操作を念頭に置いた新しいAPIを使う、所謂、メトロアプリという、アプリを、新しいWindowsソフトとして位置づけようとしていた訳だ。

なので、Windows8 PCの多くは、タッチパネル付きで販売される事になったので、作者がその当時に購入したWindowsノートPCである所の、X202Eにも、タッチパネル液晶が搭載されている訳なのだが、前述のメトロアプリというのは、ユーザーにも、開発者にも、評判がすこぶる悪かった訳だ。

何故なら、ユーザーからすれば、操作は簡単でも機能は貧弱で見た目が悪かったし、開発者側からしてみても、従来のソースコードの多くは使えなくなり、かつ、新しいAPIは機能的に劣る上に使い勝手も悪く、更には、リリースするソフトはデスクトップばかりではなく、スマホでもタブレットでも、問題なく動作する様に! なんて事が義務付けられた上に、ソフトを公開するためには、マイクロソフトの審査をパスしなければならず、かつ、バイナリはマイクロソフトのサイト上にしか置けなかった訳だ。

と、言うことで、今、上記の内容を初めて知った人は、正気の沙汰ではない、と、思ったかもしれないのだが、実際の所としては、上記はAppleがiOS用ソフトに対して要求しているのと大差ない内容になっている訳だ。

つまり、マイクロソフト的には、AppleがiOS機器で成功していた手法をそのままWindowsにも持ち込もうとしていた訳なのだが、少なくとも作者はメトロアプリの開発は一切せず、その代わりに、Windows版ソフトをUbuntuに移植し始めた訳だ。

そして、メトロアプリを開発しなかったのは作者ばかりではなく、有名所のソフトメーカーの多くも、真面目に対応はしなかった。なので、メトロアプリを期待していたマイクロソフトのスマートフォンには、iOSやAndroidほどのソフトが揃わず、その結果として、殆ど売れず、マイクロソフト的には、スマートフォンからは撤退する事になった訳だ。

なので、Windows8とメトロアプリは、結局の所、Windowsの黒歴史になった訳なのだが、こういう時代を経た事により、Windowsに対する巷の信頼は、従来ほどには無くなった、という事もあって、最近は、macOSだとかUbuntuも、WindowsXP時代なんかと比べれば、比較的普通に使われる様になってきている訳だ。

と、言うことで、作者的には、マイクロソフトの審査を受けて、マイクロソフトのサイトでしか公開できない様なソフトを開発するくらいなら、より自由に開発/公開可能なUbuntu向けにソフトを開発しようか、という事で、まずは、その第一段として、比較的普通のソフトである所のAG-ムービーカッターをUbuntuに移植したのだが、前述の様に、その後には、AG-デスクトップレコーダーやAG-WebカメラレコーダーのUbuntu版も開発するつもりだった訳だ。

しかし、幸か不幸か、その後、無敵を誇ったマイクロソフトがまさかの大敗北を喫して、メトロアプリは黒歴史になったおかけで、作者製ソフトも、Windows10の最新版でも、普通に動作する状況になった訳だ。

なので、Windows8が登場した頃に比べれば、Windows用ソフトをUbuntu向けに移植する必要性は減ったのだが、一度失った信頼というのは、そう簡単には、回復しない訳だ。

このため、作者的には、Windowsに何かあった場合に備えて、Mac / Ubuntuをメイン環境にできる様に、自前ソフトを移植してきた訳なのだが、AmuseGraphics本体とMasterReversiのMac/Ubuntu版がまだ無い、という事を除けば、今回のUbuntu版の開発で、大体の移植は完了した訳だ。

AmuseGraphics本体とMasterReversiの移植についても、現状では、労多くして、益少しなのでやっていないのだが、これまでの移植作業で得られたノウハウや移植ルーチンを使えば、技術的には、移植は何ら問題はない状況になっている。

と、言うことなので、今回の開発を受けて、作者的には、Windows8の悪夢が再来したとしても、焦る必要が無くなったのだが、Windows用にはGUIソフトが組めても、Ubuntu用のGUIソフトは組めない、なんて人は多いかもしれない。

しかし、作者製ソフトが順調にWindowsからUbuntuに移植できているのは、Ubuntuでも、Windowsと似たようなGUIソフトが組めるだけのAPIが提供されているからだ。

もっとも、前述の様に、作者製のUbuntu版ソフトは、構想7年な訳だ。

つまり、流石に、何の情報も無い所から開発を始めると、開発は大変になるかもしれないので、Ubuntu版ソフトのソースコードについては、サンプルコードとして利用できる様に、販売しようか、と、思っているのだが、高額にすると売れるわけもないので、価格的には、少し調査なんかの時間を節約したい人なら買っても良いかなあと思える筈の、1万円くらいにしようか、と、思っている。

ただし、たったの1万円で、AGM形式動画関連のソースを公開してしまうと、作者的には問題有りなので、そういった公開したくない部分については、ソースコード無しのライブラリの形態で同梱しようか、と、思ったりもしているのだが、詳細については、まだ、決めかねている今日この頃だ。

 

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