TiDesktopRecorder for Ubuntu Ver1.0.0を公開
AmuseGraphics/Mirror-DTC用追加提供ソフトとして、「TiDesktopRecorder for Ubuntu Ver1.0.0」を公開しました。このソフトはWindows環境用のAG-デスクトップレコーダーと同様に、デスクトップ/ウインドウ映像と音声をキャプチャーして動画ファイル化できます。
本ソフトを起動すると、まず、録画対象の設定等を行えるダイアログが表示されます。このダイアログで各種設定を行った後、「録画開始」ボタンを押すと録画が開始され、録画中には「録画終了」に変化するこのボタンを再度押す事で録画を終了できます。
録画ファイルの形式はAmuseGraphicsファミリーソフト用のオリジナル動画形式であるAGM形式になります。このため、録画ファイルはUbuntuに標準搭載されている動画プレイヤー等では視聴できませんが、AGM形式のエンコード負荷は軽い為、WebM等の一般動画形式でエンコード出力させる場合よりも高フレームレートでの録画が可能になっています。
録画ファイルの視聴/別形式への再エンコードには、AmuseGraphicsファミリーソフト(AGMPlayer/AG-ムービーカッター/AGMConverter)を使用します。これらにはUbuntu版もありますが、Windows / macOS版のAGMPlayer/AG-ムービーカッター、Android版のAGMPlayerでも、出力されるAGM形式動画の視聴/再エンコードは可能です。
録画対象については、Windows環境用のAG-デスクトップレコーダーと同様に、デュアルモニターにも対応する全画面録画/領域指定録画に加え、他ウインドウ等で隠れたウインドウ映像の録画も可能なウインドウ録画にも対応しています。
ウインドウ録画では、録画開始後に別デスクトップに移動し、指定ウインドウが表示されない状況にしても録画を継続できます。このため、例えば、Webブラウザで動画を再生している状況を録画しつつ、別デスクトップに移動して他作業を行う等の使い方も可能です。
また、本ソフトには、Windows環境用の最新版AG-デスクトップレコーダーの様なキャプチャー映像のプレビュー機能はありませんが、「データフラッシュ」機能は利用できます。このため、録画中にも、「データフラッシュ」を実行した時点までの録画映像は、AGMPlayer/AG-ムービーカッターで確認する事ができます。
更に、録画ファイルの出力パスは変更可能になっていますので、このパスをAGMPlayer用のAGMLibraryフォルダーに設定し、AGMPlayerのネットワーク視聴機能を利用する様にすれば、「データフラッシュ」で出力された、その時点までの映像は、別PC環境で音声付きで視聴する事も可能になります。
デフォルト設定では、AGM形式のエンコードモードには、画質/圧縮率共に、そこそこ良い、AGM3-DCTが使用される様になっていますが、「詳細設定」で他のモードに変更する事も可能です。また、「詳細設定」では、録画ファイルの解像度、収録サイズ制限/収録時間制限/制限での終了後の自動再開指定も行えます。
なお、本ソフトはAmuseGraphics/Mirror-DTCのレジストユーザー向け追加提供ソフト扱いとなりますので、どちらのレジストキーも登録されていない環境では、録画時間が最大1分間に制限されます。
ただし、それ以外の制限はありませんので、レジストキーをまだ購入/登録されていない方でも、試用して機能/性能を確認する事が出来ます。
TiDesktopRecorder for Ubuntu は、以下のダウンロードページからダウンロードできます。
TiDesktopRecoder for Ubuntu ダウンロードページ
- 本ソフトのメインダイアログ -
- 詳細設定ダイアログ -
- バージョン情報ダイアログ -