AmuseGraphics Ver1.4.3を公開
Ver1.4.3では、「背景画像」機能を追加しました。「背景画像」を設定した場合、従来の背景色の代わりに透明領域の背景として表示されます。描画パレットを使う描画モード中の操作性も向上させました。
「ファイル」メニューの「背景画像に設定」を実行すると、その時点で表示されている画像を背景画像に設定できます。背景画像は設定保存用フォルダーに別画像として保存されるため、設定後に表示画像を変更したり閉じたりしても背景画像は変更されません。
「背景画像」は、従来の背景色と同様に、透明画像の背景として表示され、透明画像を不透明化した場合には、透明画像に反映されますが、不透明化しない場合には、透明画像には反映されません。
つまり、「背景画像」は、基本的には、透明領域に表示されるだけで、出力画像には含まれません。このため、既存画像を参考にして、別画像を作成する様な場合には、既存画像を背景画像として設定し、新画像を透明/半透明にしておく事で、既存画像をトレースしたり、描画内容の位置関係を確認しつつ、新しい画像を描画していく様な事も可能になります。
ただし、背景画像が表示されたままの状態では、描画中の画像の描画内容の確認が困難になる場合もありますので、その様な場合を想定し、「オプション」メニューには「背景画像表示の禁止」という項目を追加してあります。この項目をチェックすると、背景画像は表示されなくなりますので、描画中画像の描画内容を確認できます。
「ファイル」メニューには「背景画像を削除」メニューも用意しており、この項目を実行すると、設定保存用フォルダーに保存されていた背景画像は削除され、背景画像は使用されなくなります。
描画モード中の操作性の向上としては、まず、ペンを使った描画を行おうとした場合、従来版では、スクロールバーが表示されている状況では、画面タッチによるドラッグ操作は、描画用には使われず、スクロール用に使用されていたため、ペンによる描画は困難でしたが、本バージョンでは、この様な状況でも、画面タッチによるドラッグ操作が描画用に使われる様にしました。
このため、逆に、描画モード中のタッチ操作でのスクロール操作は困難になりましたので、ALTキーを押しながらドラッグした場合には、スクロール処理が行われる機能を追加しました。同時に、Ctrlキーを押しながらドラッグした場合には、画像の拡大/縮小が行える様にしています。
また、従来版では、テキストの表示倍率が100%以外に設定されている場合、「ツール」-「テキスト貼り付け」で指定しているフォントサイズが、このダイアログが表示されるたびに更新され、毎回、元の値に戻す必要が生じる問題がありましたが、本バージョンでは、この問題は修正しています。ただし、本バージョンでも、テキストの表示倍率が変更された場合には、相当するフォントサイズに自動更新されます。
Ver1.4.3では、付属ソフトでも様々な改良を行っています。それらについては、以下を参照して下さい。
AGMオーディオミキサーとAGMビデオミキサーについても、それぞれ、「配信Webページ」機能、アニメーションGIF機能の追加を行い、「ユーティリティ」へのTiBmpClipViewerの追加も行っています。
AmuseGraphicsは以下のダウンロードページからダウンロードできます。
AmuseGraphics ダウンロードページ
http://t-ishii.la.coocan.jp/download/AmuseGraphics.html
- 過去の更新 -
Ver1.4.2については「AmuseGraphics Ver1.4.2を公開 」を参照して下さい。
Ver1.4.1については「AmuseGraphics Ver1.4.1を公開 」を参照して下さい。
Ver1.4.0については「AmuseGraphics Ver1.4.0を公開 」を参照して下さい。