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Mirror-DTC for Android 1.4.3を公開

Ver1.4.3では、コマンドボタン/スクリーンキーボードの改良、マルチタッチジェスチャーの追加、物理キーボード対応の強化、物理マウス対応の追加を行い、操作性を向上させました。同時に、処理性能の向上/不具合修正も行っています。

Ver1.4.3では、コマンドボタンを複数セットに分けて表示する事で、コマンドボタンにより実行可能な機能を増やししつつも、コマンドボタンの画面占有割合を減らし、サーバー操作の邪魔にならない様に改良しました。

また、従来版では、コマンドボタンを非表示化するためには、表示する場合と同じ長押しが必要でしたが、Ver1.4.3では、コマンドボタンのどれかをクリックすれば、その機能を実行後、自動的に非表示化される機能を追加しました。

このため、例えば、一回だけ、マウスの右クリックを行いたいためにコマンドボタンを表示する様なケースでは、不必要となったコマンドボタンを非表示化するための操作を省ける事になりました。

ただし、頻繁にマウスの右クリックを行いたい場合には、クリック毎にコマンドボタンを非表示化してしまうと操作性の改悪になりますので、この様なケースでは、コマンドボタンを自動的に非表示化させない様に、所謂、ピン留めする事も可能にしています。

また、コマンドボタンの表示/非表示操作が頻繁に必要な場合、その為に必要になる画面の長押し操作は、待ち時間が必要になるために、ストレスになる可能性があります。

このため、今回、コマンドボタンの表示/非表示操作は四本指の上下スワイプでも行える様にマルチタッチジェスチャー操作を追加しました。直感的に利用できる様に、上から下へのスワイプで表示、下から上へのスワイプで非表示化できる様にしています。

同様の問題はスクリーンキーボードと縦スクロール用ドラッグ領域にもあると考えられますので、これらについても、三本指での上下/左右スワイプで表示/非表示化を行えるようにしました。

更に、操作性を良くしておくと便利になると考えられる機能には、モニターモードのOn/Offもありましたので、この機能についても、4本指スワイプで残っていた左右スワイプを割り当てました。

上記のように、Ver1.4.3では、三本指/四本指での上下/左右スワイプ操作を追加する事でも、操作性の向上を図っています。

スクリーンキーボードについては、小型キーボード表示を追加し、特に、画面が小さいスマホの縦持ち時に、従来版よりもキートップを大きく表示できるようにしました。

また、「表示切替」キーの長押しで、スクリーンキーボードをロック可能にし、ロック状態のキーボード画面に対するジェスチャー操作で、各種設定変更を行える様にしました。

表示サイズを変更できる余地がある事が多い横長画面用のスクリーンキーボードについては、ロック状態で、1タップ+上下方向へのドラッグ操作を行う事で、表示サイズの変更も行える様にしています。

物理キーボード対応の強化としては、最近のAndroid機器ではOS用のショートカットキーとして利用されてしまう、半角/全角・Windows・PrtSrnキー等をファンクションキーで代用できる様にしています。

例えば、サーバーに半角/全角キーを入力したい場合には、まず、ファンクションキーでのコード変換を可能とするために、Ctrl+Alt+1キーを押し、その後、F1キーを押します。

同様に、このコード変換機能を利用すれば、Windowsキー相当のキーコードをサーバーに送信する事も可能になりますので、サーバー上で、Windowsキーを使った各種キーボードショートカットを使う事も可能になりますし、PrnScnキー相当のキー入力も行える様になりますので、サーバー上での画面キャプチャー操作も、キーボードで手軽に行える様になります。

また、今回、物理マウス対応機能も追加した事から、Android機器に物理マウスを接続すれば、画面タッチ操作を行う必要なく、マウスを使ったサーバー操作が可能になります。

物理マウスからの入力は、状況に応じて本アプリの操作用/サーバー操作用に利用される事になりますので、デスクトップOS版での利用形態とは少し異なりますが、サーバー操作用に利用可能な状況では、デスクトップOS版と同様に、サーバーに物理マウスが接続された場合と同様の操作が可能になります。

上記以外の改良として、従来版では、転送画像のデコード処理等で利用可能なCPUコア数を4に制限していましたが、今回から、8にしました。

このため、最近のAndroid機器に搭載される事が多くなっている8コアCPU環境では、主に画面のデコード処理が高速化され、転送されるサーバー画面のフレームレートが向上します。

また、デフォルトになっているストリーミング圧縮関連の処理も見直した事から、4コア以下の従来タイプのCPUが搭載されている機器でも、ストリーミング圧縮時のフレームレートは向上する事になります。

不具合修正としては、以下の修正を行っています。

・二本指での画面スクロールが滑らかに行えない場合がある不具合の修正

・画面外からのスワイプを行うと長押し状態と認識される場合がある不具合の修正

・接続後にサーバー画面が真っ黒のままになる場合がある不具合の修正

・音声転送が頻繁に途切れてノイジーになる場合がある不具合の修正

Android版Mirror-DTC Ver1.4.3は、以下のMirror-DTCのホームページからダウンロードできます。

Mirror-DTCのホームページ

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