新macOSでの動作確認
AmuseGraphics Ver1.4.4の開発の一環として開発していたAG-ムービーカッター Ver1.4.4についても、何とか公開できたので、今日は、気になっていた新macOS Sonomaでの、自製ソフトの動作確認をやってみた。
結論から書くと、自製ソフトである所の、TiExtender / Mirror-DTC for macOS / TiLoopBack / AGMPlayer for macOS / AG-ムービーカッター for macOSについては、macOS Sonomaでも、基本的には、問題なく動作する様だ。
基本的には、と、書いているのは、動作確認では、基本機能を使ってみただけなので、ひょっとすると、細かい機能で問題が出る可能性は残っているからなのだが、普通に鑑みて、危なっかしい処理は確認できた筈なので、多分、問題はない! 様な気がする。
具体的には、OSが変わると動作しなくなるか? と、思われる、TiExtenderの解像度変更機能、キーボードマクロ機能、スクリプト機能、サウンド入力モニター機能、画面収録機能、スリープ禁止機能、拡大鏡/エフェクト/スクリーンキーボード/カメラ/画像クリップビューア機能は、色々と試してみても、普通に使えた。
また、TiLoopBackでの再生音声のループバックも普通に行えているので、画面収録では、音声付きの録音なんかも普通に行えている。
もっとも、まだ、配信Webサーバー関係の動作確認は行っていないので、ネットワーク系で問題が出る可能性はあるのだが、Mirror-DTCについては、クライアント/サーバー/トランスポーター共に、普通に使えることを確認できているし、AGMPlayerのネットワーク機能も使えた。
なので、ネットワーク系についても、問題ないんじゃないかなあ、と、思っている。
上記の通りで、今日の時点で、多分、macOS Sonomaでの作者製ソフトの動作は問題ない! と、安心しているのだが、まだ、作者的にも、心許ない所もあるので、明日、もう一日だけ、色々と使い込みをしてみる予定だ。
その結果、問題なければ、とりあえず、それぞれのソフトのホームページに、macOS Sonomaでも動作します! みたいな記載を追加する予定なのだが、TiExtenderについては、このタイミングで、バージョンアップ開発を行うつもりだ。
具体的には、現時点では、配信Webサーバー関係の機能が、アップデートされたWindows版ソフトの同等機能よりも劣る状況なので、その辺を最新状態に持っていくと同時に、AGMServerのWeb視聴機能/TiMediaServerのPost機能、相当の機能を移植して追加しておこうか、と、考えている。
つまり、macOS用には、AGMServer/TiMediaServerは提供していないので、代わりに、それらの重要機能については、TiExtenderに搭載する格好にしておこうか、と、考えている訳だ。
また、AGMPlayer / AG-ムービーカッターについても、Windows版と同様にVer1.4.4にアップデートしておくつもりなので、TiExtender関係では、それなりの更新になるのだが、今回は、全く新規の機能追加は行わない予定なので、それでも、開発には1週間もあれば十分かなあ、と、思っている今日この頃になる訳だ。
ちなみに、動作確認は、MacBook Pro 13インチ M1モデルにUSB-Cの外付けSSDを接続し、そのSSDにSonomaをインストールして行ったのだが、Sonomaのインストールは単純には行えなかった。
具体的には、内蔵SSDではVenturaが動作しているので、最初は、普通に、内蔵SSDからVenturaで起動した状態で、AppストアからSonomaをダウンロードし、外付けSSDの内容を消去した後、そこにインストールしてみた訳だ。
その結果として、インストールは問題なく終わった筈だったのだが、最終的に起動されたのはVenturaの内蔵SSDからだったので、インストールした外付けSSDのSonomaを起動ディスクに設定しようとしたのだが、そこでエラーが出た訳だ。
なので、ネットを検索してみると、外付けSSDにSonomaのベータ版を直接インストールすると作者と同様のエラーが出た! みたいな記事があって、その記事の筆者的には、外付けSSDには、まず、Venturaをインストールし、その後、その環境をSonomaにアップグレードすることで何とかなった! みたいに書かれていた訳だ。
このため、作者的にも、今度は、AppストアからVenturaをダウンロードし、外付けSSDにインストールしてみたのだが、結果は、同じだった。
つまり、インストールはできたのだが、起動ディスクにはできなかったので、外付けSSDからの起動は行えなかった。
なので、再度、ネットを見ていると、USB接続のストレージだと上手く行かないのでThunderbolt接続のストレージが必要! みたいな書き込みがあったので、作者的にも、諦めて、日本橋でThunderbolt接続のSSDを探して買ってこようか、とも思ったのだが、最後に、電源ボタンの長押しから起動し、オプションメニューから、セキュリティを低設定にし、かつ、SIPも禁止した後、起動オプションのメニューから、外付けSSDにVenturaを復元させてみた。
その結果として、USB-C接続の外付けSSDからでも、普通にVenturaでは起動できたので、その後、その環境をSonomaにアップグレードすることで、やっと、テスト環境の構築に成功した! という次第だ。