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TiExtenderの更新を開始

今は、AmuseGraphics Ver1.4.4の開発フェーズなのだが、時期的に、macOS向けシェアウェアである所のTiExtenderの更新を行う必要があるので、その開発を割り込ませている。予定している更新は、全て配信Web絡みだ。

TiExtenderの配信Web絡みの更新を行うのは、その内容が、今となっては、Windows版ソフトの同等機能よりも劣る状況になっているからだ。

今となっては、というのは、配信機能は、Windows版ソフトではなく、TiExtenderに、最初に追加した機能だからなのだが、その後、Windows版ソフトに同等機能を移植するにあたっては、その度に改良していったので、結果的に、TiExtenderの同等機能がWindows版ソフトよりも劣る状況になってしまっている訳だ。

と、言う事で、時期的に、TiExtenderの対応OSに最新のmacOS 14 Sonomaを追加した方が良いタイミングでもあるし、TiExtenderに同梱してあるAG-ムービーカッター for Mac/AGMPlayer for Macについても、Windows版の更新が、一応は、終わっている状況になったので、このタイミングで、まず、TiExtenderの次バージョンである所のVer1.4.3を開発して公開しておく事にしている次第だ。

ちなみに、今日は、AmuseGraphics / Mirror-DTC / TiExtender / MasterReversiのホームページに、インボイス関連の注意書きを追加した。

具体的には、作者はインボイス登録をしていない免税事業者なので、インボイスが必要な人は、作者製ソフトは購入できません! みたいな事を書いてみた。

こんな書き方をしていると、強気だなあ・・・、と、思うフリーランスや個人事業主の人も多いかもしれないのだが、作者は、昔、年収1000万程度あった、大企業の管理職の職を捨てて、フリーランスになった人な訳だ。

何故、そんな事をしたのか、といえば、普通に、いくら給料が貰えても、やりたい事が出来ないんじゃ、生きていても仕方ないかなあ・・・、みたいに思ったからだ。

なので、脱サラ後、誰かの下で、また、奴隷みたいに働く、なんて事はする気はなかったので、フリーランスとして下請けをやっていた頃でも、極力、特定の顧客に支配される様な働き方はしてこなかった。

そして、今現在は、基本的には、下請けの仕事は受けなくなっていて、収入源は、開発ソフトのレジストキー販売とアドセンスの広告収入! という事になっている。

レジストキー販売については、特定の企業ユーザーから纏めて購入される事もあるのだが、基本的には、不特定多数の一般消費者向けに商売をしている格好になる。

また、アドセンスの広告収入については、相手はGoogleな訳なので、インボイス登録の有無なんて気にしていない訳だ。

と、言う事で、作者的には、別に、インボイス制度が始まっても、基本的には、今までと変わらない免税事業者のままでいるつもりなのだが、今までのレジストキー販売においても、たまに、領収書が欲しい! みたいな企業ユーザーなんかはいた訳だ。

このため、インボイス制度が始まった後、企業ユーザーから、インボイスを下さい! だとか、インボイスを発行できないのなら消費税分は値引きして下さい! みたいな事を言われる可能性もあるので、そういうリクエストには応えません! という事を予め、ホームページに記載しておいた格好になる。

その結果として、企業ユーザーが作者製ソフトを購入しなくなる可能性はあるのだが、今まで、企業ユーザーが個人事業主の作者が開発したソフトを購入していたのは、普通のソフトと比べると、何分の一かの価格でしかなかったからの筈だ。

つまり、必要な機能が実装されていて、他のソフトよりも安かったから、作者製ソフトを買おう! なんて思っていた企業ユーザー的には、今回のインボイス制度の導入で、会社の経理都合で、作者製ソフトを購入できなくなると、実際の所、より高価な別ソフトを購入しなければならなくなる分、損する事になる訳だ。

なので、上記の様な書き方をしている訳なのだが、ネットを見ていると、インボイス賛成派の中には、今現在、消費税を払っていない免税事業者は、ちゃんとした課税事業者よりも製品価格を安く設定しているのが問題だ!

つまり、免税事業者はダンピングしている! という現状を正すのが正しい行為だから、インボイス制度は正しい! みたいな主張をしている人もいた。

また、八百屋さんなんかは、野菜を仕入れ、それを販売しているのだから、その分、利益は少ないかもしれないのに、売上は大きくなるので、インボイス制度の導入前から、普通に、消費税の課税事業者にならざるを得なくなっている。

これに対して、作者の様に、仕入れが不要で、売上の殆どが利益になる個人事業主は、同じ1000万円の免税額でも、高い利益を確保しつつ、消費税の納税が免除されるので、不公平だ!

なので、仕入れが必要ない、作者の様な個人事業主にこそ、インボイス導入で、消費税を払わせるべきだ! みたいな事を言っている人もいた。

双方の意見とも、一見、正しい意見の様に聞こえるのだが、作者は、仕入れが必要なく、初期費用も殆どいらないので、脱サラしてソフト開発業を始める事にした訳だ。

つまり、仕入れをして、それを販売する様な仕事しか巷に存在しなかったなら、面倒な仕入れだとか経理作業をするために、脱サラなんてしなかった訳だ。

と、言う事で、職業には、それぞれ特色というモノがあり、八百屋さんの様な仕入れが必要な仕事が好きな人もいれば、作者の様に、何もない所から価値のあるモノを創造する事にしか興味がない人もいる訳だ。

そして、実際の所、例えば、梨を仕入れれば、その梨は、普通、幾許かの価格で売れるのが普通だ。

しかし、作者が開発したソフトなんて、必要ない! と、言われてしまえば、一つも売れない訳だ。

つまり、八百屋さんは、元々、価値がある素材を仕入れて売っている分、その素材が売れる可能性は高いのだが、仕入れをしない個人事業主が提供する商品は、売れる保証がない訳だ。

と、いうか、作者に向かって、ソフトという、元々、無料のモノにお金をとるなんて、あんたは詐欺師か!? みたいに非難する人だって、たまにいる訳だ。

そういう状況なので、仕入れをする必要がない作者の様な個人事業主が八百屋さんの様な仕入れが必要な個人事業主より優遇されているのは可笑しい! なんてのは、物事の表面しかみていない意見になるかもしれない。

また、作者的には、大企業でコンピュータ開発関連の管理職を経験し、もし、自分が個人事業主になって開発すれば、一般企業が提供する製品よりも、より良いものをより安く提供できる! という自信がついたので、脱サラして個人事業を始めた訳だ。

つまり、個人事業主が低価格で商品を提供できるのは、ダンピングでも何でもなく、普通は、それが専門性が高い個人事業主の強みになる訳だ。

なので、その強みを個人事業主から奪ってしまったら、企業の方が強くなるのは自明だし、巷の顧客は、よりコストパフォーマンスが悪い企業製品しか購入する事が出来なくなる。

と、言う事で、とりあえず、作者的には、インボイス制度が始まっても、免税事業者のままでいる予定なのだが、巷の圧力に負ける可能性もあるので、その前に、数日前に書いた様に、レジストキーの値上げをしておこうかなあ、と、思ったりもしている今日この頃だ。

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