その他の変更は完了
今は、AmuseGraphics Ver1.4.4の開発フェーズで、AGMPlayerを更新中だ。更新内容については、既に書いているのだが、その他に当たる変更は今日の時点で完了した。ただし、当初予定よりも変更内容は少ない。
その他にあたる3種類の変更の内容は、9月7日の記事に書いてあるのだが、その中で、実際に実装したのは、1.として示した「一般動画形式でも0.25〜2倍までの再生速度調整を可能にする。 」という変更のみだ。
これは、まず、2.として示した「ネットワーク経由での音楽ファイル再生時にも、エフェクト表示をローカルファイル再生時と同じ扱いにする。 」という件に関しては、若干の問題はあったのだが、基本的には、既に、その様に実装されていたからだ。
つまり、Android版AGMPlayer Ver1.4.3の開発時点では、Android版については、ネットワーク経由での音楽再生時には、実質的には、AGM形式動画としてトランスコードされた映像付き音声扱いになっていたので、エフェクトは適用されなかったのだが、PC版については、既に、これでは宜しくない、という事で改良してあった訳だ。
ただし、シークプレビューについては、音符の映像が表示されていたので、作者的には、この問題を修正しておく必要がある、と、思っていたので、勘違いしていた様だ。
と、言う事なので、2.については、シークプレビューで音符が表示されなくなる様に改良したのだが、エフェクト付きの再生を可能にする! というのは、現行版でも可能になっていたので、今回は行う必要がなかった。
次に、3.として示した「ライブラリビューでの一部操作で時間がかかる時にも画面を暗くしていないので、極力、待ちが発生するタイミングでは暗くする。 」という件に関しては、実際に、少しやってみたのだが、違和感があったのでヤメにした。
これは、Android版の場合、マウスカーソル表示がないので、待ちが発生している状況で画面を暗くしなかったら、待ちが発生している事が判らない! という問題があったのに対し、PC版の場合、マウスカーソル表示があり、待ちが発生している状況では、そのカーソル表示を変更しておく! という慣例があって、作者的にも、その慣習に慣れ親しんでいた訳だ。
つまり、現行版で、既に、マウスカーソルにより待ちの表示は行われているので、若干の待ちが発生している状況では、それだけで十分といえば十分だった訳だ。
それでも、試しに、画面を暗くする処理を入れてみたのだが、それなりにインパクトが大きかったので、若干の待ちに対する表示は、マウスカーソルの変更のみ! という現行版の仕様を踏襲する事にした次第だ。
後は、ブログ記事には書いていなかったのだが、TiUtilitiesと同様に、ダークモードに対する対応として、タイトルバーの色を変更する対応だけは入れる事にしていたので、これについても実装を終えた。
と、言う事なので、残りはWebリモコン機能の実装のみになっているのだが、この機能については、まだまだ、詳細については検討できていないので、実装には2,3日を要するかもしれない今日この頃だ。
ちなみに、一般動画に対する再生速度変更は、ネットワーク経由での再生時にも有効にする事にした。
つまり、サーバーに接続して、一般動画や音楽を視聴する場合にも、速度変更は可能にしたのだが、その為には、サーバー側の変更も必要になったので、現在公開しているAGMServerについても、AGMPlayerの公開と同時に更新する事になる筈だ。
更に言うと、現在公開しているAGMServerでは、AGMPlayerから接続して「現画像をサムネイル化」を実行するとクラッシュしてしまう不具合を確認している。
上記の不具合は、手元環境では、既に修正済みなのだが、上記の様に、近い将来、速度変更に対応する新版に更新する予定なので、不具合修正も、その時に同時に行う予定にしている今日この頃だ。