多分、明日公開する
今回のTiUtilitiesの更新は、Ver1.1.5.1→Ver1.1.6になるのだが、大掛かりな開発を行なったのは、TiBmpViewerだけだ。
つまり、その他のソフトについては、TiBmpViewerと同時にバージョン番号を上げる必要があるので、若干の更新でお茶を濁した格好になるのだが、その中の二つは、ソフトの見た目を簡素化した。
具体的には、TiClickEffectorについては、現行版だと、起動するとバージョン情報がトップに記載されたダイアログが表示されるのだが、常時、そんなモノを見せる必要もないので、バージョン情報はシステムメニューから表示する形態に変更した。
また、Ver1.1.5で追加した「ショートカットの利用」/「キーボード入力のHook」チェックボックスについても、システムメニューに項目を追加して削除した。
と、言う事なので、TiClickEffectorについては、Ver1.1.6で、よりシンプルな見た目になったので、機能追加というよりも機能削除された感じになるかもしれない。
同様に、TiResChangerについても、「設定変更後に確認されない場合には元の設定に戻す」チェックボックスはシステムメニューに項目を追加する格好で削除した。
なので、コレについても、起動後に表示されるダイアログは少しシンプルになった。
つまり、TiUtilitiesというのは、元々は、シンプルなユーティリティソフトの集合体として公開する事にしていたのだが、度重なるバージョンアップで多機能化してきた結果、見た目も使い勝手も複雑になりつつあった訳だ。
このため、上記の二つについては、ここで、少しシンプル化する事にした訳なのだが、残りの4つのソフトについては、普通に機能追加している格好になる。
TiKeyboardViewerについては、右クリックでロックしたキー入力をキートップ以外をクリックする事で、ロック解除できる機能を追加し、TiKeyMouseについては、起動直後にヘルプを表示できる様にした。
上記については、そんな機能があった方が便利だろう、という考えから追加した機能になるのだが、そういった機能がどんどん増えていくと、使い方が良くわからない使いづらいソフトになってしまう危険性もある。
なので、今回追加した機能は、TiKeyboardViewerについては、知らなくても/使わなくても困らない機能にしてあるし、TiKeyMouseについては、簡単に、使用しない様にもできる仕様になっている。
後は、TiTrayExtenderになるのだが、コレについては、iniファイルに設定を追加し、ランチャウインドウの背景色をユーザー指定可能にした。
何を今更、という感じかもしれないのだが、これは、今回、TiUtilitiesの全ソフトで、Windows10以降のダークモード用にタイトルバーの色変更機能は追加したので、TiTrayExtenderについては、ダークモード時に目立つ白背景のランチャウインドウの色も、ダークモード時には変更しようかなあ、と、考えた訳だ。
なので、基本的には、ライトモード時には白背景、ダークモード時には黒背景にする様にしたのだが、こういった色使いの変化を嫌うユーザーもいる筈なので、気に入らないなら、iniファイルで好きな色に変更して下さい! みたいな事にした訳だ。
TiBmpClipViewerについては、ここのところ、書いてきた様に、複数画像を履歴として保持できる様にする事で、ネット上にアップロードされている同人漫画なんかをローカル画像ファイル/PDFファイル化できる様にした。
と、言う事で、結局、今回も、TiUtilitiesについては、全ソフトについて、機能追加/変更を行なった上でのバージョンアップになるのだが、近い将来、機能追加するのは一つだけで残りは最新のビルド環境で再ビルドするのみ! みたいなリリース形態になるのは必然かもしれない今日この頃だ。