仕様が確定?
今はAmuseGraphicsの更新開発フェーズで、付属ソフトのTiBmpClipViewerを更新中だ。今回の更新では、大規模で複雑な機能追加は行わないのだが、将来性を鑑みた実験的な意味合いがある機能追加は行なっている。
今回追加する事にしている機能は、クリップボードから、どんどん、画像を読み込み、それらを履歴として残しつつ、最後には、それらを纏めて保存できる機能を追加する事だ。
上記の機能を使えば、例えば、ネット上のサイトに掲載されている同人漫画の全ページを、順番にクリップボード経由で読み込み、最後に纏めてファイル保存する事で、比較的簡単に、その同人漫画をローカル環境用にファイル化できる様になる筈だ。
また、何かしらの画像を使う時には、いくつも画像を撮り溜めておいて、後から、一番良い画像を使う! みたいなケースも多々ある筈なので、クリップボード経由で取り込んだ画像を複数保持しておける機能というのは、一般的な用途でも有用な筈だ。
と、言う事なので、今回は、TiBmpClipViewerの更新内容として、上記の様な機能の追加を行なっているのだが、同時に、画像ファイルの印刷機能も追加している。
もっとも、作者は印刷する、なんて行為は、脱サラして以降のこの20年くらいは、確定申告の資料保存用くらいでしか、やった事がない。
似た様な人は巷にも多い筈なので、何を今更、印刷機能なんてオワコンな機能を追加してるんだ!? と、思っている人も多いかもしれないのだが、Windows10以降では、マイクロソフト的にも、そんな世間の事情を知ってか知らずか、印刷結果をPDFファイルにしてくれる仮想プリンタードライバーを標準装備する様になっている訳だ。
つまり、印刷機能を追加すれば、その仮想プリンターを使って、複数ページの画像データを1つのPDFファイルとして保存しておける時代になったので、今更ながら、印刷機能を追加する事にした訳だ。
と、言う事なので、印刷機能を追加する主な目的は、履歴を含めた複数の画像データを一つのPDFファイルとして出力できる様にする! という事なので、印刷するにあたって、ページ指定だとかの設定は不要と言えば不要だ。
しかしまあ、前述の様に、作者的にも印刷はする事があるので、プリンターは所有している。
なので、ひょっとすると、今後、クリップボードから取り込んだ画像を紙に印刷する機会もない事はないかもしれないので、印刷機能は、あくまでも、印刷機能として実装する事にした。
つまり、PDFファイル化のためにマイクロソフトの仮想プリンターに強制的にデータを出力する様な機能にする事も出来ない話ではなかったのだが、それだと、普通の印刷には使えなくなるので、少なくとも今回は、まず、普通の印刷機能を追加する事で、両方の用途で使える様にしておく事にした訳だ。
と、言う事で、印刷機能は普通に実装しているので、印刷するページの指定なんかも可能にしているので、少し実装は面倒になっているのだが、今日の時点で、仕様的には最終形が見えてきたので、来週早々には公開できそうな今日この頃だ。