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棲み分けも考えつつ

今は、AmuseGraphics Ver1.4.4の開発フェーズで、AGMPlayerを更新中だ。AGMServerを使えば、様々な機器のWebブラウザでAGMLibraryの動画を視聴できる様になった今、AGMPlayerには棲み分けを鑑みる必要がある。

AGMPlayerの初版を開発した頃、既に、AmuseGraphicsファミリーにはAG-ムービーカッターがあった。

そして、当時のAG-ムービーカッターは、動画プレイヤーにもなる簡単操作の動画編集ツール! みたいなキャッチコピーにしていた。

つまり、AmuseGraphicsファミリーには、既に、専用の動画プレイヤーがあったにも関わらず、AGMPlayerという動画プレイヤーを追加した格好になったので、当時は、AGMPlayerとAG-ムービーカッターの棲み分けをどうしようか、みたいな事も気にする必要があった。

その結果として、AG-ムービーカッターには、動画編集用の機能を拡充させ、AGMPlayerには、ライブラリビューだとかネットワーク視聴機能だとかを追加する事で、視聴環境としての役割を強化していった。

なので、今となっては、動画視聴用にAGMPlayerとAG-ムービーカッターのどちらを使うか? なんて事を悩む人は皆無になっている筈だ。

もっとも、作者的には、AG-デスクトップレコーダーなんかで録画した結果は、まず、AGMPlayerではなく、AG-ムービーカッターで視聴してみる事が多い。

これは、AG-デスクトップレコーダーでの録画時には、少なくとも時間的に不必要な期間が録画されている事が多いので、まず、AG-ムービーカッターで必要な期間のみを切り出し、その結果を、AGMLibraryに保存する格好にする事が多いからだ。

もっとも、AGMPlayerにも、AGM形式動画に限り、「現在位置で分割」機能を実装してあるので、AG-デスクトップレコーダーでの録画をAGM形式で行っていれば、直接、録画結果をAGMLibraryに出力しても、AGMPlayeだけで、この機能を使って、必要部分のみを残す事が可能だ。

しかし、前述の様に、作者的には、そういった作業は、AG-ムービーカッターを使って行う事にしているのだが、これは、AG-ムービーカッターなら、AGM形式だけではなく、mp4形式動画等の一般形式でも、必要部分のみ、再エンコードで出力できるし、領域指定が面倒で、全画面録画した結果の必要画面領域のみを再エンコード時に切り出す事もできるからだ。

つまり、録画結果から必要箇所を切り出す、という作業用には、AG-ムービーカッターの方が強力なので、大は小を兼ねる、という事で、作者的には、普通は、そういった作業用には、AG-ムービーカッターを使っている訳だ。

と、言う事で、AGMPlayerのAGM形式動画に対する「現在位置で分割」機能は、実装する必要が無かったかなあ、という気もしないでもない今日この頃なのだが、そんな事を言うのであれば、AGM形式動画をmp4形式に再エンコードする「変換」機能も必要なかった! という事にもなるかもしれない。

何故なら、この再エンコード機能についても、AG-ムービーカッターの方が色々と調整なんかも出来る分、強力だったりするからなのだが、この機能については、あると安心! みたいな所はある。

具体的には、AG-デスクトップレコーダーなんかで録画する動画は、結局は、キャプチャー動画なので、何かしらの不必要な映像なんかが紛れ込む事は良くある事なので、そんな事は気にしない場合も多々あるからだ。

つまり、録画結果に少々不必要な部分があったとしても、そんな事は気にしない! みたいなケースも多々あるので、そんな場合には、何もAG-ムービーカッターを使って加工する必要もなかったりする訳だ。

ただし、AGM形式動画は、普通のスマホだとかでは再生できないので、ファイルを持ち出して出先で見よう! なんて場合には、デファクトスタンダードなmp4形式に変換して持ち出す必要があったりする場合は、多々ある訳だ。

更に言えば、この場合の変換についても、それほど細かいことに拘る必要はなくて、出力サイズを小さくしたい! みたいな要望に応えられれば良い場合が殆どなので、AGMPlayerに実装してある「変換」機能で十分な場合も多い訳だ。

つまり、AGMPlayer的には、キャプチャー録画した動画ファイルをスマホなんかで視聴するために持ち出すことまで想定して、変換機能を実装してあって、この機能を使えば、わざわざ、AG-ムービーカッターを使う必要を無くせる訳だ。

まあ、AG-ムービーカッターを使わなくて済む! というのが、どれだけのメリットになるかは人それぞれかもしれないのだが、実際のところ、作者的にも、AG-ムービーカッターを使う時には、少し気合を入れる必要がある。

つまり、色々なことがやれる分、使う側も、それなりに気合を入れて使う必要があるので、あまり選択肢がないAGMPlayerによる変換機能の方が、楽に使える! という側面はある訳だ。

と、言う事で、AG-ムービーカッターとAGMPlayerは、それなりに棲み分けは出来ていて、AG-ムービーカッターは、それなりに真面目な動画編集をする必要がある時に使い、AGMPlayerは、視聴用に少し前準備が必要な場合も含めて、動画視聴用に使うソフト! という事になっている。

しかし、今回、AGMServerにWeb視聴機能を追加した事で、動画を視聴するだけなら、AGMPlayerを使うよりも、AGMServer+Webブラウザを使う方が、より、楽に視聴できる様になったかもしれない。

何故なら、AGMServer+Webブラウザでの視聴時には、動画ファイルの削除や加工ができないばかりか、ライブラリ内での動画の並び順の変更だとか、サムネイルの変更なんかも出来なくされているからだ。

つまり、AGMServer+Webブラウザでの視聴時には、何かの間違いでライブラリを破壊してしまう! という事がない分、より精神的には楽に動画視聴が行える事となった。

と、言う事を踏まえると、今後、AGMPlayerは、動画視聴用ソフトとしての位置付けを続けるのか? という疑問も湧いてきている今日この頃なので、今回の更新でも、その辺の状況を鑑みておく必要がある今日この頃だ。

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