ほぼ良い感じ
今は、AmuseGraphics Ver1.4.4の開発フェーズで、AG-ムービーカッターの更新作業中だ。今回予定していた更新は大体は終わっているので、そろそろリリースしたいのだが、多分、公開は水曜くらいになる。
AG-ムービーカッターは、AmuseGraphicsファミリーソフトの中では、最も、多機能な感じのソフトになっている筈だ。
感じ、と、書いているのは、実際には、AmuseGraphics本体の方が多機能な筈だし、機能の数え方を変えれば、AGMPlayerの方が何倍も高機能かもしれない。
にも関わらず、少なくとも作者的には、AG-ムービーカッターを多機能と感じているのは、もともとは、WaveClipperの様に、単純明快に、素材データの一部を加工しつつ切り出す程度のソフトとして開発していたにも関わらず、その後、動画編集ツールとして使える様に、様々な機能を後付けで、追加してきたからだ。
後付けで機能を追加してきた、という点では、AmuseGraphics本体もそうなのだが、AmuseGraphics本体は、元々、ユニークな画像編集ツールとして開発したモノなので、巷の画像編集ツールにない様な機能を色々と追加しても、よりユニークさが向上した! 程度の話になる訳だ。
これに対して、AG-ムービーカッターは、前述の様に、AG-デスクトップレコーダーやAG-Webカメラレコーダーで録画した動画の必要部分のみを切り出して、一般的な動画形式で再エンコードできます! みたいなツールとして開発した分、その後の追加機能が余計に感じられたりもする訳だ。
なので、AG-ムービーカッターについては、もう少しシンプル化できないかなあ、と、思ったりもしているのだが、既に追加してしまった機能については、それを使っているユーザーがいるであろう事を鑑みると、単純に削除する事は出来ない。
つまり、より単純なソフトにしたければ、色々な既存機能を包含する、よりシンプルな機能を追加する代わりに、既存の細々とした機能は削除する! みたいな格好にする必要がある訳だ。
しかし、今回のAmuseGraphicsのバージョン番号は、開発期間を短めにする必要もあるので、Ver1.4.4にする事にしている。
なので、付属ソフトのAG-ムービーカッターについても、そこまでの激変は許されない訳だ。
と、言う事で、少し心残りはあるのだが、今回のAG-ムービーカッターの更新については、ここ数日書いてきた様な、音声と映像の解析用データの切り出し機能と、そうやって切り出されたデータを参照しながら、音声/動画ファイルの特定タイミングにアクセス可能にする! という機能追加のみに留めておく事にしている今日この頃だ。
ちなみに、他の作者製ソフトのバージョン番号は、今現在、MasterReversiはVer1.5.6、Mirror-DTCはVer1.4.3、TiExtenderはVer1.4.2だ。
で、MasterReversiについては、次のバージョンでは、複数マシンでのエンジン対局結果からBookを更新可能で、その内容をMasterReversi本体や、Webブラウザでダウンロードでき、Webブラウザからアクセスして対局も可能なMasterReversi Serverの同梱化を目論んでいる。
なので、かなり大規模な更新になるので、次のMasterReversiのバージョン番号は、Ver1.6.0の大台に乗せる予定だ。
Mirror-DTCについても、次こそは、Webブラウザからアクセス可能なMirror-DTCサーバーを実現する筈なので、バージョン番号は、やはり、Ver1.5.0の大台に乗せる予定だ。
TiExtenderについては、今の所、そういった計画はなかったのだが、ついでに、AGMServerのWeb動画視聴機能だとか、TiMediaServerのフォルダ同期機能を取り込んで、やはり、Ver1.5.0の大台に乗せたいのだが、多分、その前に、新macOSでの動作確認をしつつ、AGMServerのWeb動画視聴機能だけを追加して、Ver1.4.3として10月にはリリースする事になる筈だ。
と、言う事で、AmuseGraphics以外のシェアウェアについては、大規模な機能追加とバージョンアップを予定できているのだが、AmuseGraphicsについては、次の大規模バージョンアップは、どうしようかなあ、という感じだ。
何故なら、今回、それなりの機能追加をする格好になるのだが、それでも、バージョン番号は、Ver1.4.4にしか上げないので、これをVer1.5.0に上げる為には、それなりの変更が必要になるからだ。
まあ、作者的には、AmuseGraphics本体は必須のソフトになっているのだが、多分、巷では、イマイチ影が薄い、という現実もある筈なので、Ver1.5.0では、AmuseGraphics本体の機能アップを真剣に行う! みたいな感じにするかもしれない。
しかしまあ、TiExtender Ver1.4.3、AmuseGraphics Ver1.4.4をリリースしたら、今年も残り2ヶ月程度になっている筈だ。
なので、より大規模なその次のバージョンアップは、来年に回す事になるかもしれないのだが、MasterReversiは、今年、まだバージョンアップをしていないので、新しいBookと調整した評価関数に更新してVer1.5.7をリリースしておく事にはするかもしれない。
と、言う事で、今年も残りわずかになった今日この頃だ。