TiUtilities Ver1.1.6を公開
AmuseGraphics/Mirror-DTC用追加提供ソフト「TiUtilities」の Ver1.1.6をAmuseGraphics Ver1.4.4用開発中バージョンとして公開しました。Mirror-DTCユーザーもダウンロードして利用できます。
本バージョンでは、主にTiBmpClipViewerに対して機能追加を行いました。
TiBmpClipViewer Ver1.1.6では、従来のカレント画像を更新時に履歴画像として保持しておく事を可能にし、そうやってメモリ内に蓄えた複数の画像データを一括保存/印刷できる機能も追加しています。
上記の機能追加により、利用したい可能性があるクリップボード画像をどんどん撮り溜め、ファイル保存してから、実際に利用する画像を選択する、といった使い方が出来る様になりました。
また、インターネットのWebサイト等に掲載されている一連の画像を、全て取り込み、纏めて保存する事で、そういった一連の画像をローカルファイル化して保存しておくのにも便利になりました。
更に、Windows10以降では、標準で「Microsoft Print to PDF」という仮想プリンターが利用できますので、今回追加された印刷機能を利用すると、一連の画像を一つのPDFファイルに出力して保存しておく事も可能になりました。
TiBmpClipViewer以外に対する更新内容は小規模ですが、今回、TiBmpClipViewerを含めた全てのTiUtilitiesソフトに対して、Windows10以降で導入されたダークモードへの対応を追加しています。
具体的には、ダークモード中に表示されるウインドウのタイトルバーを、Windowsが推奨している黒字に白の形態で表示される様にしました。
ただし、表示中にダークモード/ライトモードの切り替えが行われても、タイトルバーの表示形態は変更しません。
また、ダークモードでは、ウインドウの背景色等を、黒っぽく変更するソフトもありますが、TiUtilitiesでは、基本的には、上記タイトルバー以外の表示色は変更していません。
例外は、TiTrayExtenderのランチャウインドウで、この背景色は、ライトモードでは白である事から、ダークモードでは目立ってしまう事から、黒に変更する様にしています。
ただし、ライトダーク/ダークモードでの背景色は、iniファイルで設定する仕様になっていますので、上記の様な背景色が気に入らない場合には、iniファイルの内容を変更する事で好みの背景色に変更可能です。
その他の各ソフトの変更内容については、exeファイルに同梱されているreadme.txtを参照して下さい。
なお、今回から動作環境は従来のWindows7以降からWindows10/11のみに変更していますが、これはWindows7/8.1で動作しないAPIを使う様になった、という事ではなく、作業量軽減のため、マイクロソフトによるサポートが終了したWindows7/8.1での動作確認は行わなくなった、という事です。
このため、Ver1.1.6は、Windows7/8.1でも、動作する可能性はありますが、両OS共、既に、マイクロソフトによるサポートは終了していますので、これらのOSを利用している方は、極力、早い時期に、Windows10/11に乗り換えられる事をお勧めします。
少なくとも、今回、TiBmpClipViewerに搭載した印刷機能は、Windows10以降に搭載されているマイクロソフト製の仮想プリンタを利用して、印刷結果をPDFファイルとして保存しておける、という利点を考慮して追加した機能になりますが、Windows7/8.1では、この仮想プリンタは利用できませんので、TiBmpClipViewerの印刷機能の有用性は低下します。
TiUtilities Ver1.1.6は以下の作者のダウンロードサイトにあるページからダウンロードできます。
TiUtilities for Windows ダウンロードページ
- 2023/12/08追記 -
配布パッケージを更新しました。
更新内容は、TiBmpClipViewerとTiTrayExtenderに対する微変更のみで、バージョン番号は更新していません。
- 2024/02/04追記 -
β版の公開に伴い、開発中バージョンの公開は終了しました。