他ソフトも微改良
今回、TiUtilitiesの中の一つのソフトである所のTiBmpClipViewerでは、AGMServerで開発したWebページのフルスクリーン化機能を取り込む為に、更新を行う事にしたのだが、従来のカレント画像以外に、取り込んだ画像の履歴も保持できる様にする事で、例えば、ネットにアップロードされている同人漫画の全ページをクリップボード経由で読み込んで、ローカルファイル化したりする場合に便利に使える様にもした。
また、AmuseGraphics Ver1.4.4用の本体の改良ネタとしては、画像印刷機能の追加! というのを目論んでいるので、その為のAPI調査も兼ねて、このソフトでも、単純な画像印刷機能を追加した。
更に、Windows10以降のダークモードに対する対応として、タイトルバーの色だけなのだが、ダークモード時には変更する様にした。
と、言う事で、TiBmpClipViewerの更新内容は、それなりに充実しているので、Ver1.1.5.1→Ver1.1.6用としては十分なのだが、TiUtilitiesは今の所、6個のソフトで構成されている。
なので、TiBmpClipViewerのバージョンを上げるのであれば、その他のソフトのバージョンも同時に上げないと格好が付かないので、上げる事にしているのだが、その他ソフトについては、TiBmpClipViewerほどの更新の必要性を感じていない。
その理由としては、TiBmpClipViewerはTiUtilitiesのソフトの中でも一番新しいので、まだ、改良をしてきていない! という事があるからだ。
つまり、逆に言えば、TiUtilitiesのその他のソフトは、既に、何回か改良してきているので、更なる改良アイテムというのは、よく良く考えないと出てこない! と、思われたからだ。
なので、とりあえず、その他のソフトについても、タイトルバーの色を変えるだけのダークモード対応をしてお茶を濁そうか、と、思っていたのだが、流石に、それでは、格好がつかないかなあ、という事で、各ソフトに一つづつ、改良アイテムを考えたので、公開は、それらの改良アイテムを他ソフトに適用できてから、という事にした。
と、言う事なので、TiBmpClipViewer Ver1.1.6については、既に、完成したも同然の状況なのだが、公開は、その他のTiUtilitiesソフトも改良して、TiUtilities Ver1.1.6という形で行う事にしたので、2,3日後になりそうな今日この頃だ。
ちなみに、今回から、対応OSはWindows10とWindows11のみにするのだが、一応、Windows7でも動作する事を確認はしている。
なので、Windows7でも、使えない事はないのだが、Windows7の場合、PDF出力してくれる仮想プリンタドライバが提供されていない。
つまり、今回、TiBmpClipViewerに追加した印刷機能は、PDFファイルの作成用には使えないのだが、試してみた所、XPSファイルの作成/閲覧用には使えた。
XPSファイルとは何ぞや? と、思う人も多い筈なのだが、ネットで調べてみると、用途的にはPDFと同様のマイクロソフトの独自ファイル形式! という感じの様だ。
なので、少なくともWindows環境では、PDFと同様に扱えるのか、と、思うかもしれないのだが、Windows7では、標準でビューアがインストールされている感じなのだが、Windows10/11では、初期状態ではインストールされていないので、必要ならユーザーがインストールしろ! という類のソフトに成り下がっている。
つまり、提唱元のマイクロソフトでさえ、デフォルトでビューアのインストールをやめてしまった形式なので、多分、巷では殆ど使われていないファイル形式になる筈だ。
しかしまあ、Windows7では、前述の様に、ビューアが標準でインストールされているし、Windows10/11でも、ユーザーがその気になれば、Windowsの機能の追加として、新たなダウンロード等は必要なく、インストール可能だ。
と、言う事なので、Windows7を未だに真面目に使っている人は、PDFではなく、XPSファイルとして持っておくのもアリかもしれない。
将来的に、XPSファイルをPDFファイルに変換したくなった場合には、Windows10/11で、XPSビューアからPDFファイル化してくれる仮想プリンターに印刷すれば良い! という事になっている様だ。