更新準備がほぼ完了
今は、AmuseGraphics Ver1.4.4の開発フェーズで、後は、開発中バージョンを公開していないAG-Webカメラ/デスクトップレコーダーと本体の更新になるのだが、今日の時点で、進捗的には、更新準備がほぼ完了、といった所だ。
既に書いてきた様に、今回のAG-WebカメラレコーダーとAG-デスクトップレコーダーの更新内容は、双方とも、簡易Webサーバーを使って、スマホ/タブレットなんかのWebブラウザで、録画操作や監視が行える様にする事だ。
もっとも、現行版でも、双方とも、それっぽい事はできる様になっているので、今回は、更に、それらの完成度を上げると同時に、録画済みデータの再生まで、Webブラウザ上で行える様にする予定だ。
そのためには、AGMServerに実装済みの動画ファイルの再生ルーチンを利用する事にしているので、まず、AG-WebカメラレコーダーとAG-デスクトップレコーダーにも、AGMServerのWeb視聴用のコードを移植し、それらでも、AGMServerと同様のWeb視聴を行える様にした。
なので、これらについては、後は、Webブラウザに表示するページ内容を変更しつつ、録画済みファイルの再生/録画中AGMファイルの再生/リアルタイム映像表示を行える様にすれば、格好は付きそうだ。
これに対して、AmuseGraphics本体については、TiBmpClipViewerに実装したのよりは少し高級な印刷機能を追加しようかなあ、という事にしてあったのだが、それだけだと少し弱い気もした。
と、いう事で、AG-WebカメラレコーダーとAG-デスクトップレコーダーのWeb操作関係については後回しにする事にして、まず、仕様が明確になっていない本体の更新を先に進める事にした。
その結果として、AmuseGraphics本体についても、それっぽい更新内容が幾つか出てきたので、まずは、それらを実装して、本体の開発中バージョンを公開する事にしているのだが、更新内容は、実用性は高いものの、難しいモノでもないので、来週早々くらいには、公開できそうな今日この頃だ。
ちなみに、少なくとも作者から見れば、マイクロソフトは迷走している感じなのだが、Windows11では、また、MSペイントが変更になった。
つまり、MSペイントは、実は、かなりの人気ソフトで、Windowsに同梱されているソフトの中では、メモ帳だとか電卓と同様に、大昔から好んで使われるソフトだったのだが、多分、マイクロソフトの最近の新入社員的には、この大昔からあるソフトが使われ続ける事が気に入らなかった様な訳だ。
なので、8年前くらいに、MSペイントをWindowsに同梱するのを辞めにして、3D描画なんかも行える「ペイント3D」をその後継ソフトとして推す様になったのだが、作者を含めて、多くのWindowsユーザーは、このソフトを嫌って、従来版のMSペイントをWindowsストアからダウンロードしてでも、使い続けようとした訳だ。
その結果として、いつの間にやら、また、MSペイントはWindowsで使える格好に戻された感じだったのだが、Windows11の最近のバージョンでは、従来からあったMSペイントが! 更新された感じで! 変更されてしまっている訳だ。
具体的には、ツールバーが新しい感じになり、かつ、レイヤー機能が追加されたりしている。
その結果として、少なくとも作者的には、使いにくくなったのだが、今度は、これがMSペイントの最新版だ! と、いう事にされているので、Windowsユーザー的には、逃げ道が無くなってしまった状況だ。
と、いう事なので、少なくともMSペイント並みの機能、も! 提供しようか、と、思っているAmuseGraphics的には、Windows11のMSペイントへの対応として、少し改良しようか、と、思ったりもしているのだが、前述の様に、3Dペイントと同様に、レイヤー機能というのは、MSペイントには相応しくない機能かもしれない。
なので、AmuseGraphics的には、既に、背景画像を指定可能にしてある分、レイヤー機能については、実装しない事にしている今日この頃だ。