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4モニタで動作を確認

今は、Mirror-DTC Ver1.4.4の開発フェーズで、既に、Windows用はβ版を公開中だ。なので、作業はmacOS版に移っているのだが、今日の時点で、サーバー側の対応モニタ数は従来の2から8に増やせた。ただし、実機確認は4モニタまでだ。

作者の現在のメインマシンは、去年の秋ごろに購入したMac mini M2 Proで、このマシンには、27インチの4kモニターと、24インチのFHDモニターを接続してある。

なので、2台のモニターしか接続していないのだが、macOS的には、2019年にリリースされたmacOS 10.15 (Catarina)から、SideCarという機能が追加されていて、この機能を使うと、iPadをMacの外付けモニターとして利用できる様になっている。

また、2021年にリリースされた、macOS 12 (Monterey)から、Macを従来からあるAirplayのレシーバーとして利用可能になったのだが、この機能を利用すると、別のMacのモニターを外部モニターとして利用可能になった。

と、いう事で、Mac mini M2 Proに接続してある外部モニターは2つだけなのだが、作者的には、第4世代iPad AirとMacBook Pro 13インチ M1モデルも有しているので、SideCarでiPad Air、AirplayレシーバーでMacBook Pro 13インチ M1モデルを、更に、外部モニターとして利用する事が可能だ。

なので、作者のメインマシンは、合計4モニター環境に出来るのだが、今日は、昨日書いていた様に、画面キャプチャー周りの処理ルーチンの構造を変更し、マルチモニター環境に無理なく対応できる処理ルーチンにした後、この4モニター環境を使って、実機確認してみた。

macOS版については、まだクライアント側は開発していないので、クライアントにはβ版として公開しているWindows版クライアントを使ったのだが、問題なく、4モニターを利用できた。

具体的には、使用モニターをメインディスプレイ→ディスプレイ1→2→3→4と切り替えて、それらに切り替えられる事、更に、それらの全てを包含する「合成ディスプレイ」が利用できる事が確認できた。

と、いう事なので、macOS版サーバーについても、今現在の最大2モニタという制限は無くせそうではある。

ただ、Mac mini M2 Proには最大3モニター接続が可能で、作者的には17インチの手持ちモニタもあるので、これを繋げば、5モニタ環境までは作れそうなのだが、それを超える環境を作ろうとすると、何か普通じゃないモノを購入して使う必要がありそうだ。

しかし、今日の改造で、プログラム構造的には、4モニタ環境も8モニタ環境も、配列の添字が変わる程度の、ほぼ同じ扱いになったので、そこまで無理して実機確認する必要はないかなあ、と、思っている今日この頃だ。

ちなみに、今日は、M3チップ搭載の13/15インチMacBook Airが発表されていた。

幸か不幸か、M3チップ搭載のMac miniは発表されなかったので、作者のMac mini M2 Proは、最新Mac miniのままでいられた様なのだが、今回の対応モニター数の強化関連で、Macは何台までのモニターを接続できるのか、色々と調べてみた所、新しいMac Book Airでも、内蔵モニターを使わない事を条件にしないと、2台までの外部モニターは接続可能にならない様だ。

つまり、今時のMac的には、価格が高価な割には、接続可能なモニター数は意外と少ない。

なので、実際問題として、Macに8モニタを接続して使っている人というのは、多分、業務用として特殊用途で使っている人くらいで、殆どの一般Macユーザーは、2モニタまで、プラス、iPadを拡張ディスプレイとして3モニタまで、かもしれない。

と、いう事を鑑みれば、4モニタまでの実機確認をやっておけば、実際問題としては、十分かもしれないのだが、仕様上は、8モニタにまで対応させる事にしているので、8モニタ環境の確認は、プログラムコードを少し弄って、仮想的な環境で行おうか、と、思っている今日この頃だ。

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