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トランスポーターは便利!?

今は、Mirror-DTC Ver1.4.4の開発フェーズで、既にWindows/macOS用のβ1版を公開中なのだが、その次のステップとして、トランスポーターを更新中だ。このソフトについては、存在意義が判らない人もいるかもしれないのだが。

Mirror-DTCは、元々、普通のリモートデスクトップソフトと同様に、サーバーとクライアントで構成されていたのだが、ある時期から、トランスポーターというソフトも、同梱される様になった。

サーバーとクライアントについては、あまりコンピュータに馴染みがない人でも、一度や二度は聞いた事がある呼び名の筈なので、どういった機能を持ったソフトなのかは名前を聞いただけで分かる筈だ。

これに対して、「トランスポーター」という名称は、作者が命名したモノで、多分、巷には似た様なソフトは存在しない筈なので、この名称を聞いて、どんなソフトなのかが判る人は、皆無かもしれない。

なので、似た様な感じのソフトを引き合いに出す事にすると、Macユーザー的には、知っている人も多い筈の、Apple純正の「ステージマネージャー」に近い感じのソフト! と、言えなくもないかもしれない。

「ステージマネージャー」がMacに搭載されたのは、macOS 13 Ventura、つまり、2022年10月からで、Mirror-DTCにTransporterが同梱される様になったのは、Ver1.4.1、つまり、2019年の夏くらいからだ。

つまり、Mirror-DTC Transporterは「ステージマネージャー」よりも前に開発して提供を始めているので、実際の所としては「ステージマネージャー」とは機能的にも使い方的にも異なる。

にも関わらず、何故、トランスポーターの使い方を説明するために「ステージマネージャー」を引き合いに出しているのか、というと、同じ様なメリットを感じる事も可能だからだ。

具体的には、「ステージマネージャー」を利用すると、デスクトップ上に複数のウインドウを開いておいても、画面中央には、カレントの作業中ウインドウのみを表示し、その他のウインドウを画面の左端に小さい画像として表示されるだけにする事が出来る。

つまり、多くのウインドウを開いた作業中にも、カレントの作業ウインドウのみを手軽に画面中央に表示し、その他のウインドウを自動的に画面左隅に追いやる事が可能になるので、デスクトップ画面がすっきりとして気分が良くなる訳だ。

トランスポーターでも、クライアントに転送する設定をしたウインドウは、基本的にはデスクトップから消去され、それをアクティブ化した時だけ、デスクトップに表示される格好になるので、作業中のウインドウ全てを転送対象にしておくと、カレントのウインドウのみをデスクトップに表示し、その他のウインドウを自動的に隠す事が可能だ。

なので、「ステージマネージャー」がリリースされた時、作者的には、トランスポーターの使用感に近いモノを感じたのだが、トランスポーターのメインの仕事は、その名称に示してある通り、デスクトップ上にあるウインドウを、ネットワーク経由で、別のPC/Macのディスプレイに表示する様にする事で、デュアルディスプレイ環境にしなくても、実質的な表示領域を拡大できる様にする事だ。

と、いう事なので、トランスポーターとステージマネージャーは別物なのだが、今回、macOS版でも、転送対象としたウインドウを自動的に隠す機能を追加して使ってみていると、その使い勝手がステージマネージャーに近いかなあ、と、感じた次第だ。

ちなみに、作者的には、開発ソフトの動作中のCPU負荷なんかを見たい場合に、トランスポーターを使う事が多い。

つまり、アクティビティモニターなんかを使ってCPU負荷を確認しようとすると、それなりに画面面積を占有してしまうので、評価対象のソフトを操作し辛くなったりする。

なので、デュアルモニター構成のマシンの場合は、アクティビティモニターなんかはサブモニター側に配置して使う事になるのだが、作者環境的には、デュアルモニター構成にしている環境の方が少ない。

そんな時、トランスポーターを使えば、アクティビティーモニターのウインドウはクライアントに転送してしまい、デスクトップに表示する必要がなくなるので、評価対象ソフトの操作に支障をきたす事がなくなる訳だ。

後は、普通に、Webブラウザで検索した結果を、Xcodeなんかでプログラムコードに落とし込む様な場合、ブラウザの検索結果がテキストなら、クリップボード経由でコピーしてこれるのだが、テキストが画像としてアップされている様な場合には、それは出来ないので、そんな画像を見つつ、Xcodeのエディタにテキストとして書き込む必要がある。

こんな場合にも、同時に二つのソフトの表示内容が見れるかどうかは作業効率に影響するので、参照するWebブラウザの表示をトランスポーターで別PC/Macの画面に表示しつつ、メイン環境ではXcodeのみ表示して作業する、という感じになる。

と、いう事で、トランスポーターの本来の用途は、マルチディスプレイ環境ではない環境でも、他PC/Macを使う事で、似た様な利便性を提供可能にする事なのだが、Mac的には、他のMacを使うのなら、AirPlayを使って、他のMacの画面を拡張ディスプレイとして使う事で、デュアルディスプレイ環境を構築可能だ。

なので、何も、よく判らないトランスポーターなんてモノを使わなくても問題ない! と、いう人もいるかもしれないのだが、前述の様に、トランスポーターというのは、同時に、今時のmacOSに搭載される様になった「ステージマネージャー」相当の使い勝手も提供する。

このため、作者的にも、マルチディスプレイ環境よりも、トランスポーターの方が便利! と、思ったりする事も良くある今日この頃だ。

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