β3の公開準備を開始
今は、Mirror-DTC Ver1.4.4の開発フェーズで、既にWindows/macOS用はβ2版を公開中だ。Ubuntu版の絡みからUbuntu24.04に実装された新しいlibavcodec等への対応で横道に外れていたのだが、β3版の公開準備を始めた。
β3版用のWindows / macOS用バイナリについては、多分、問題はないので、Readme.txtに記載している公開日付だけを修正して公開しようかなあ、と、思っている。
これに対して、Ubuntu版については、これからインストール確認をしよう、という段階で、横道に外れたので、まだ、インストール確認なんかは行えていない。
もっとも、作者の場合、開発中に、記述したコードに対する動作確認はしているので、インストール確認というのは、最終チェックになる。
なので、別に行わなくても、普通は、正常に動作するのだが、インストール後に色々と使い込みをやってみると、問題が発覚する場合もある。
と、いう事で、Ubuntu版については、まだ、正常に動作する自信はない状況なのだが、β版としてのリリースなので、それなりに動作する様なら、月曜日にはβ3版として公開する事にしている今日この頃だ。
ちなみに、Windows / macOS版については、現在公開しているβ2版とβ3版でどのような違いがあるのか、というと、仕様的な変更はないので、不具合修正レベルの違いになる。
もっとも、Windows版については、このブログにも書いた様に、β2版にはマウスポインター表示関係のバグがあったので、真面目に実用しようとすると問題になったかもしれない不具合が出たかもしれないのだが、β3版ではそのバグが修正されている。
macOS版については、作者的にも、どんな修正をしたか判らないレベルの細かい不具合修正しか行っていないので、β2版とβ3版の違いは体感できないかもしれないのだが、少なくとも、Xcodeでのビルドは再度行っているので、バイナリ自体は異なっている。
β3では、Ubuntu版のClient / Server / Transporterが追加されるのだが、仕様的には、Windows / macOS版と同じだ。
つまり、クライアント / サーバーでは、対応ディスプレイ数が2→8に増大され、マウスカーソルの移動距離も4096→実質無制限化されている。
また、「接続オプション」/「表示」メニュー/「対象」メニューに追加された項目についても同様で、トランスポーターについても、Windows / macOS版と同様の機能追加を行っている。
と、いう事で、β3では、Windows / macOSで利用できていたVer1.4.4の機能がUbuntu用にも提供される事になる。
今のところ、対象OSとしては、Ubuntu20.04LTSと22.04LTSのみにしてあるのだが、これから、Ubuntu24.04LTSで、22.04LTS用のバイナリを流用可能かどうかの確認を行う事にしている。
なので、もし、流用可能なら、公開時には、その旨だけを記載しておくつもりなのだが、もし、流用不可なら、時期的に、24.04LTS用にビルドしたバイナリも同梱しようかと思っている。
この辺がどうなるのかについては、多分、明日にははっきりしている筈だ。