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例によって公開を順延

今は、Mirror-DTC Ver1.4.4の開発フェーズで、既にWindows/macOS用はβ2版を公開中だ。今日、β3版を公開しようかと思っていたのだが、インストール確認中に不具合を発見したので、公開は順延した。

発見した不具合というのは、Ubuntu版の全画面表示時に表示しているメニューの項目が古いままだった、という事になる。

ユーザー的には、どうして、こんな明らかな不具合を発見できなかったんだ? と、思うかもしれないのだが、更新開発時には、普通は、より困難な開発項目が多いので、作者的には、そういった項目にしか意識が向いていないからだ。

つまり、作者的には、実装が困難な開発項目に注力し、それ以外の項目については、殆ど、意識していないので、上記の様な、真面目にコーディングしていれば簡単に出来る様な変更項目こそ、不具合として残る事が多い訳だ。

と、いう事で、上記の様な不具合は、それを発見できさえすれば、修正は容易なので、すでに、修正は終わっているのだが、どうせなら、と、メニュー関係の改良を少しやったりもしたので、今日の公開は無理がある、という事で順延する事にした訳だ。

もっとも、上記以外の問題点は出てきていないので、多分、明日には、β3版の公開は出来ていると思われる今日この頃だ。

ちなみに、今日は、インストール確認という事で、手持ちの色々な環境に、β3版をインストールして動作確認してみていた。

その中には、2009年製で、性能が悪すぎる事から、日常的には使わなくなっているdynabook MX/33もあったのだが、意外と、普通に使えたのに驚かされた。

と、いうか、dynabook MX/33が使えなくなった一番大きな理由は、購入当時よりも、Webブラウザが重くなった、という事になるかもしれない。

dynabook MX/33は、メモリは増設して3GB使える格好にはしてあるのだが、32Bit Windows7の機種なので、使えるメモリ量は少ない。

更に、搭載されているCPUは、購入当時でも非力だった、1コア1スレッドのCeleron 743で、動作周波数も1.30GHzだ。

なので、今時のPCと比べると、かなり遅いのは当然なのだが、確か、購入当時には、Webブラウザを使ったネットサーフィンくらいなら、ストレスなく出来ていた筈な訳だ。

しかし、今となっては、Webブラウザを起動しても、最初のページが表示されるまでに数十秒も待たなければならなかったりするので、使い物にならない感じになっていた。

と、いう事なので、流石に、作者的にも、もう日常遣いは無理! という事で、今回の様な、公開ソフトの動作確認用以外には使う事は無くなっているのだが、試しに、AGMPlayerを使って動画再生してみると、CPU使用率が50%程度しかかからなかった。

AGMPlayerというのは、元々は、黎明期のAndroidスマホでAGM形式動画を視聴できる様に開発したソフトなので、当時の非力なAndroidスマホ用のCPUでも、フルHDで30FPS再生できる様に! という目標を掲げて、開発したソフトになる。

なので、実は、特にAGM形式動画の再生時には、CPU負荷が軽くなる様に作り込まれているので、前述の様に、非力なdynabook MX/33でも、AGM形式動画なら、快適に視聴可能だった訳だ。

これに対してWebブラウザというのは、もうかなり前から、PCのメインアプリケーションになったりしていて、PCの性能向上に貢献してきたソフトになる筈だ。

つまり、Webブラウザが重い! というのが、ある意味、より高性能なPCを購入しようとさせるモチベーションになってきた訳だ。

と、いう事を鑑みれば、2009年当時でもCPU性能が低かったdynabook MX/33でWebブラウザを使うのは無理があって当然! かもしれないのだが、AGMPlayerだけではなく、Mirror-DTCクライアントも、意外と軽かった。

なので、Mirror-DTCクライアント経由で、別マシンを操作すれば、今でも、普通に利用可能な感じなのだが、内蔵液晶モニターの解像度は1366x768だし、スピーカーの音質も、決して良い訳ではない。

しかし、今となっては、11.6型液晶が搭載されたノートPCなんて皆無な事を鑑みれば、寝床マシンとしては、意外と、まだ戦えるのかなあ、と、思ったりもした今日この頃だ。

更に言えば、このブログの記事には殆ど登場しなくなったのだが、作者的には、ASUSのX202Eも所有していて、このノートPCについては、内蔵のHDDが遅くて、Windows10で使っているとストレスが溜まりまくった。

なので、今では、HDDを512GBのSSDに換装し、そこにUbuntu22.04LTSを入れて運用可能にしてある。

可能にしてある、というのは、実際には、dynabookMX/33と同様に、日常的には使っていないからなのだが、今回、Ubuntu版の公開を前にして、久しぶりに充電して使ってみると、ストレージがSSDという事もあり、快適に使える感じがした。

まあ、今更、こんな古いPCを、有り難がって使うのもどうかとは思うのだが・・・

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