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大阪万博も酷い状況

今は、macOS版MRWorkerの開発フェーズで、Windows版からコードを移植中だ。同時に、評価精度の向上用作業も行っていて時間を食っている。なので、ブログ記事用の技術ネタはないので、時事ネタを入れている今日この頃だ。

今時の日本人的には、普通のTVよりも、YouTubeを見ている時間が長い人も多い筈なので、今年の4月から半年間行われる事になっている大阪万博についても、色々と情報を得ている筈だ。

と、いうか、作者が住んでいる地元の大阪でも、万博の話をしている様な人は、まず、見かけないのが実情で、作者的にも、YouTubeの関連動画なんかで良く言われている「国民が反対していた万博を強引に開催して赤字は国民に負担させるとは何事だ!」みたいな話には同意する。

少なくとも、作者は、ただ券を貰っても、万博には行く気がないのだが、その理由の一つ目としては、辺鄙な所まで出かけないといけないからだ。

まあ、大阪に住んでいない人の場合、多くの来場者を呼び込む事を期待する筈の万博が、そんな辺鄙な場所で行われる! なんて事は想像だにしていないかもしれないのだが、万博が行われる、夢洲という場所には、電車の駅も無かった。

つまり、大阪人としても、そんな所に行った事がある! なんて人は皆無だった筈なのだが、これは何故なのか、というと、夢洲というのは、東京でいう所の、夢の島、つまり、ゴミ捨て場所として作成された人工島でしかなかったからだ。

なので、そんな場所に行くのは、関係者だけで、一般の大阪人は、そんな所に行く事はなかったし、行く必要もなかったので、そんな場所に行くための公共交通機関も整備されていなかった。

にもかかわらず、そんな夢洲が万博の開催地となったのは、大阪にギャンブル場を作るぞ! と、なった時に、流石に、現在の繁華街や住宅地に作る訳にもいかなかったからだ。

つまり、夢洲という開催地は、ギャブル場を作っても、周辺住民から反対される可能性が低い場所から選別された訳なので、大阪人だからこそ、そんな場所には行った事は無かった訳だ。

なので、そもそもは、ギャンブル場の宣伝用に開催される事になっていた大阪万博用には、地下鉄の延伸工事が行われはしたものの、この工事は、将来的には、ギャンブル場への足を確保する事が目的でしかないので、搬送可能な人員数は限られている。

その結果として、大阪万博には、人が押し寄せると捌ききれないので、入場券は前売りで、来場日時まで指定しないと購入できなくされたのだが、その結果としては、1400万枚の予定に対して大阪在住企業がゴリ押しで購入させられた700万枚を除けば、まだ、100万枚も一般購入はされていない今日この頃だ。

その理由は、前述の様に、そもそも、大阪人的には良くわからない辺鄙な場所で開催され、入場券は半年以上先の来場日時まで決定しておかないと購入できないシステムになっていて、更に言えば、その購入にはインターネットでの面倒な手続きが必須になるからだ。

なので、ITに疎い? 昭和育ちの作者的には、今回の大阪万博の予約をする気にもならない今日この頃なのだが、そもそも、今回の大阪万博には目玉はないので、予約してでも行きたいと思う人は少ないかもしれない。

まあ、それでも、今時の若者、特に、女性は、インスタ映え! みたいな事を生きがいにしている人も多い感じなので、大阪万博が開催されれば、会場内での自撮りを目的として、来場する人は一定数はいそうではある。

しかし、少し前に、会場の下見に行った人たちは、写真撮影を禁止されていたので、もし、開催期間中にも、そんな事を強要されるのだとしたら、もう誰も行かなくなる可能性も普通にありそうだ。

何故なら、もし、頑張って会場まで辿り着いたとしても、夢洲という場所は、大阪湾の上に張り出している人工島になる訳なので、風が強い。

また、周辺に高い建物なんかもないので、晴れた日には、太陽の光を直接受けて熱中症になる危険もあるし、雨の日には、大屋根リングに落雷して感電する危険性が危惧されているし、地震や津波が来たら、避難場所は存在しない筈だ。

つまり、大阪万博は、行くのが大変だし、行ったとしても、大した見せ物はなく、代わりに、命に関わるリスクは色々と囁かれている訳なので、そんな万博をディスるために現地に赴き、取材する様なYouTuber以外には需要はないかもしれない今日この頃になる訳だ。

ちなみに、なので、数年前から、大阪万博なんて中止しろ! という意見が多数あったのだが、そんな意見は無視され続けてきた。

そして、もし赤字になったら誰が責任を取るのか? という質問に対しては、「赤字にならない様に頑張ります!」みたいな回答だとか、「ネガティブな発言は悪影響しか与えないのでやめなさい!」みたいな上から目線の発言ばかりがなされてきた。

しかし、今年に入って、流石に状況は変わってきた様で、以下の様な記事を目にし始めた。

大阪万博の運営費「赤字となれば3者で協議」 吉村知事、方針を転換

つまり、大阪万博が終わるまで、赤字になった場合の対処方法は検討しない! と、明言した格好だ。

なので、大阪万博が終わってしまえば、今度は、終わった事に時間を割くのは無駄! という事にして、次は、三度目の都構想の住民投票! だとか、ギャンブル場建設! みたいな話をし始めて、大阪万博は無かった事にしてしまいそうな勢いになっている今日この頃だ。

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