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32Bit版は最後かも

今は、macOS版MRWorkerの開発フェーズで、評価精度の向上用作業を完了した。その成果をMasterReversi本体にも反映する為、まずは、本体のVer1.5.8化作業をしているのだが、32Bit版の提供は最後になるかもしれない。

作者環境にある、今でも普通に使えるWindowsには、Windows7/8.1/10/11があるのだが、32Bit版があるのはWindows7だけだ。

更に言えば、その32BitWindows7で動作しているマシンはCeleron743搭載のDynabook MX/33だ。

何が言いたいのかというと、Celeron743は1コア1スレッドのCPUなので、マルチスレッド動作が必須なコードになっていると、このマシンでは正常動作しない! ので、動作確認環境としては、貴重だったりもする。

まあ、そんな環境を作りたければ、VirtualBoxを使う手もあるのだが、作者的には、VirtualBoxで使用できるWindowsのライセンスを購入していないので、今となっては、Dynabook MX/33は貴重な評価環境になっている訳だ。

と、言う事で、作者の手持ち環境には32Bit版Windowsで動作するマシンは1つしかないし、そのOSはWindoows7なので、今時の作者製ソフトでは、サポート対象外にしてあるWindowsになる。

にもかかわらず、評価環境にしていたのは、Windows7は2020年1月にマイクロソフトのサポートは終了したのだが、その後も、暫くは、それなりのシェアがあったので、2020年1月の時点で、突然、動作対象OSから外す訳にも行かなかったからだ。

はっきりとは覚えていないのだが、作者的にも、その1年後くらいになると、Windows7は動作対象OSから外したのだが、これは名目上の話で、実際には、まだ、更新時には、Windows7での動作も確認していた。

これは、動作対象OSから外しても、まだ動作するだろう、と、思う人だとか、それを期待する人も残っている筈だったので、動作対象OSから外してから1年くらいは、まだ、実際には動作する様にしていた訳だ。

と、言う事なので、作者製ソフトは2020年1月から2年後の2022年1月くらいには、Windows7での動作確認はしなくなったのだが、まだ、Windows7で動作しなくなる様な改変は行っていないので、動作しても不思議ではない状況だ。

しかし、少し前に書いた様に、次のAmuseGraphics系ソフトでは、音声キャプチャー処理にWindows10の途中から追加された最新のAPIを使う格好に変更しようかと考えている。

なので、次バージョンでは、動作対象OSとして記載している通りに、実際に、Windows7では動作しなくなる可能性が高い。

また、去年の暮れくらいに、MasterReversiについては、ARM版を公開したのだが、その他の作者製ソフトについては、まだ、ARM版は公開していない。

これは、MasterReversi以外のソフトについては、Windowsのエミュレーションにより、現行のx64/x86版が動作するので、急いでネイティブ版を用意する必要性が感じられなかったからだ。

しかしまあ、専門家が予言している様に、数年以内には、ARM版がWindowsの主流になるのだとすると、ネイティブ版を提供しないのも勿体無い話になる。

なので、AmuseGraphicsだとかMirror-DTCについては、次バージョンは音声系のキャプチャーAPIとしてWindows10以降でしか使えないモノを使う格好にしつつ、ARM版も提供する事で、バージョン番号の真ん中の数字を上げるバージョンアップをしようか、と、目論んでいる。

そうなってくると、もう主流でも何でもなく、今年の10月にはマイクロソフトのサポートが終了するWindows10にしか存在しない32Bit版Windows用にx86版を提供するのは煩雑になる。

と、言う事で、AmuseGraphics / Mirror-DTCの次バージョンは、x64/Arm版の構成にしようかと考えている今日この頃だ。

ちなみに、MasterReversiについてはどうしようか、と、いう感じなのだが、MasterReversiについては、少し前から書いてきている様に、次バージョンはBookサーバーなんかが同梱されるVer1.6.0にする! と、書いていた訳だ。

しかし、今回、Ver1.5.8を作成しているので、ここまでは、従来の延長線上にある、という事で、x86版も提供する方向だ。

なので、今回は、x86版もビルドして動作確認してみているのだが、最早、改良する気が起きないので、動作はするものの、現行版と殆ど変わらない感じになる筈だ。

もっとも、今回の更新の肝は、新しい評価データと、多分、同時更新する事になるBookデータになる。

つまり、32Bit版についても、コード的には殆ど改良されないものの、評価データとBookが更新されるので、FFO性能は1割くらいは向上するし、Bookの容量や精度も向上する格好になる筈だ。

と、言う事なので、多分、MasterReversiについても、32Bit版を提供するのは今回が最後になりそうなので、32Bit版を使いたい人は、数日中に公開する事になるVer1.5.8が最終バージョンだと思っておいて欲しい今日この頃だ。

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