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仕事用iiyamaPCは?

今は、AGMServerの更新開発フェーズで、今回は、AGMLibraryにある動画を、主に、iPhone/iPadのSafariで視聴可能にする予定だ。もっとも、まだ、実質的には休憩期間中なので、作業は始めていない。

それでは、何もしていないのか、というと、昨日書いた様に、作者的には、ずっと、MasterReversiのBook更新を続けてきているので、この機会を利用して、少し、現状把握だとかをやってみている。

具体的には、MasterReversiのBook更新は、基本的には、手間暇をかけずに済む様に、Ryzen 9 5900HXのミニPCを占有させ、24時間運転で、EdaxBoardとのエンジン対局をさせる格好でやってきているのだが、今日の表題にした、仕事用iiyamaPCも、エンジン対局に参戦させたりしてみている。

仕事用iiyamaPCというのは、去年、日本橋のその筋の店で買ってきたのだが、買う時に、店員から、仕事用ですね? と、確認されたので、メーカーであるiiyamaの名誉のためにも、そんな言い方をしている訳だ。

何故、iiyamaの名誉に関係してくるのか、というと、そもそも、このPCを購入したのは、MasterReversiのFFO性能が、Ryzen 9 5900HXのミニPCで測定してみた所、Booby Reversi等で有名な奥原氏が改良しているEdaxと比べて、明らかに劣っていて、その理由が良くわからなかったので、測定環境を増やしてみる事で、その原因を探ろうとしたからだ。

その結果として、何となく、EdaxとMasterReversiのFFO性能に違いが出る原因は判った様な気がしたので、作者的には、現状のMasterReversiのFFO性能については、FFO40-59では、奥原氏のEdax4.5.0に1割程度負けているかなあ・・・、という感じではあるのだが、満足している状況だ。

なので、iiyamaPCを購入したのは正解! だったのだが、前述のEdaxとMasterReversiとのFFO性能の違いが判るきっかけとなったのは、MasterReversiのFFO性能は、iiyamaPCのCPUである所のCore i7-12700の全スレッドである20スレッド動作させると、16スレッド動作時よりも低下したのに対して、Edaxでは、そんな低下は発生しなかった! という違いがあったからだ。

つまり、作者が購入したiiyama PCは、BIOSを弄ってもCore i7-12700の最高性能を出せるだけの電力を供給できない作りになっている上に、より高性能化しようとして、デフォルトの65W動作から95W動作にBIOSで変更してみても、前述の様に、全スレッド動作させると、恐らく、発熱が原因で、より少ないスレッドでの動作時よりも、性能が低下してしまった訳だ。

なので、普通に、これがiiyamaPCの実力だ! みたいに書いてしまうと、iiyamaブランドに傷がつくかもしれないので、作者的には、作者が購入する時に「仕事用ですね?」と、念を押されたiiyamaPCについては、仕事用iiyamaPCと呼んできている訳だ。

つまり、作者が購入した店の店員的には、仕事用iiyamaPCの場合、Core i7-12700の最高性能は出ない! という事は判っていたので、それを購入しようとした作者に、それでも良いですね? という意味で、確認した! という事になる訳だ。

実際の所、作者は、仕事用ですね? と、言われた意味としては、外付けのGPUボードは搭載していないので、ゲーム用として使うのは無理です、という意味なのかなあ、と、思っていた。

つまり、CPUであるCore i7-12700の性能はフルスペックで出るモノだと思って購入したので、家に帰って色々と弄ってみて、それは無理! みたいな事が判った時には、失敗したかなあ、と、思ったのだが、実用上は、デフォルトの65W動作でも、Ryzen 9 5900HXのミニPCよりも、シングルスレッド性能は高くなる感じで、VisualStudioでのビルドは、より高速に行えたので、開発マシンにする事にした訳だ。

その後、Windows関係のソフト開発時には、ずっと使ってきていて、結構、快適なので、仕事用、としては、良い感じなのだが、MasterReversi関連に使うと、少し、問題も出る状況だ。

具体的には、ミニPCと違って、筐体が大きい分、置き場所を選ぶので、購入後、ずっと机上に置いて使っているので、少しファンが回るだけでも、それなりに煩く感じる訳だ。

VisualStudioでのビルド時なんかは、殆どシングルスレッド動作なので、ファンは定常回転? のままなので、殆どファン音は聞こえないのだが、MasterReversiでエンジン対局を行わせると、それほど大きな音はしないものの、机上にある分、イライラさせられるくらいのファン音は鳴ってしまう。

なので、作者的には、購入当初は、開発用に使っていない暇な時間には、エンジン対局にも参加させようか、と、思っていたのだが、ファン音が気になったので、そういう使い方はしてこなかった。

しかし、数日前に書いた様に、Ryzen 9 5900HXのミニPCを24時間運転させての6ヶ月の稼働でも、Bookに1の乱数を入れてBookを学習させながらのEdaxと MasterReversiのエンジン対局では、まだ、100対局に1回くらい、MasterReversiの負けが発生している状況だ。

このモードでの対局を始めた頃には、10対局に1回くらい負ける感じだったので、それに比べれば、負け数はかなり減ってきているのだが、100回に1回も負けると、まず負けない! とは言えないので、作者的には、もう少し、Book更新を加速させたいかなあ、と、思った訳だ。

なので、仕事用iiyamaPCでも、エンジン対局を開始したのだが、前述の様に、iiyamaPCの場合、机上に筐体を置いているので、ファン音が気になる。

と、言う事もあり、どうしようかなあ、という状況だったのだが、この機会に、色々と弄ってみていると、電力モードを省電力モードにして、かつ、最大CPU使用率を75%くらいまで落としてみると、ファンの回転は、常時、定常運転時くらいになった。

つまり、性能的には、より悪くなった筈なのだが、ファン音は気にならなくなり、それでも、エンジン対局はRyzen 9 5900HXのミニPCよりも少し遅いかなあ程度の速度で進んでいくので、開発用に使っていない時間は、こんな感じで、エンジン対局にも参加させようか、と、思う様になった今日この頃だ。

ちなみに、前述のEdaxとMasterReversiとのFFO性能の違いの原因は何だと考えているのかというと、Edaxの場合、並列評価のアルゴリズムとして、YBWCを素直に使っているので、基本的には、最善手の評価が終わるまで、他の評価は行わない訳だ。

つまり、最善手の評価期間中には、シングルスレッド動作になるので、CPUの多くのスレッドは使われない格好になる。

実際には、そんな評価演算を複数同時に行う格好になっている筈なので、スレッドが使われない期間は長くはない筈なのだが、MasterReversiの場合、アルゴリズム的に、全スレッドを常時使う作りになっているので、MasterReversiと比べれば、スレッドを遊ばせている期間は長くなる筈だ。

その結果として、CPUスレッドを全力で使うと発熱で性能が低下してしまう仕事用iiyamaPCでは、MasterReversiの20スレッド動作時には、性能は低下するのだが、Edaxを20スレッド動作させても、性能劣化は発生しない! という事になる筈だ。

更に言えば、Edaxの場合、ハイパースレッディングが可能なCPUの場合、ハイパースレッディング動作時に、普通なら3割も性能が向上すれば良い所の筈なのだが、より大きく性能向上したりしている。

これも、スレッドを遊ばせている期間があるからの筈で、ハイパースレッディングでは、実際には、一つしかないスレッドを2個のソフトスレッドで共用するので、ソフトスレッドを遊ばせている期間があるEdaxの場合、ハイパースレッディング動作時には、その遊ばせている期間に、別のソフトスレッドがハードウェアスレッドを利用可能になる分、ハイパースレッディング時の性能向上率が上がっている、と、考えられる。

これに対して、MasterReversiの場合、前述の様に、常に、全スレッドをフル稼働させているので、ハイパースレッディング動作時には、その理屈から向上可能な3割くらいの性能向上しかない結果、例えば、4コア8スレッドのCPUの場合、ハイパースレッディング動作にならない、4スレッド動作時までは、Edaxと同等かより高速に動作しても、8スレッド動作になると、Edaxの速度に負けてしまう、という感じにもなっている訳だ。

と、言う事で、Edaxがある程度スレッドを遊ばせてしまうのは、YBWCという並列評価アルゴリズムを採用している時点で、致し方ない所かもしれないのだが、前述の様に、ハイパースレッディング可能なCPUだとか、発熱で性能が低下してしまう様なCPUでは、それは弱点になっていない感じだ。

その結果として、MasterReversi的には、若干、奥原氏が改良したEdax4.5.0よりもFFO性能は劣る感じになる事も多いのだが、MacBook Pro 13インチ M1モデルに搭載されているAppleシリコンの場合、ハイパースレッディングに非対応だ。

また、最近のIntel CPUでも、Pコアはハイパースレッディングに対応していてもEコアは対応しておらず、かつ、最新のCPUほど、Eコアを増やす傾向が強くなっている。

つまり、少なくとも、ハイパースレッディング時にEdaxがMasterReversiよりも、より高速化される! みたいな特長は、今後は重要ではなくなっていく筈なので、作者的には、現状のCPU環境では、FFO40-59の性能がEdax4.5.0よりも少し負けていても、FFO60-79では勝てている事もあるので、まあ良いか、という事にしている今日このごろになる訳だ。

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