Surfaceなら最廉価版?
Snapdragon X 関連の動画をYouTubeで色々と見ていると、各社が製品化したPCの違いが判ってきた感じだ。
具体的には、ARM系チップというのは、巷では省電力なチップ、と、言われているのだが、実際には、省電力なのは基本的にはアイドル状態だけで、重い処理を行うと、その分は普通に電力を食う、という事の様だ。
特に、Snapdragon X の場合、省電力コアは存在せず、全てがパフォーマンスコアなので、真面目に使っていると電力消費も発熱もインテル/AMD製のCPUと同等な感じになってしまう様だ。
もっとも、それだと、何のために互換性を捨ててまでARM系チップに移行するのか! と、批判されてしまうので、Snapdragon X 搭載PCでは、性能を捨ててでも、省電力を実現しようとしている節もある。
そんな馬鹿な話があるもんか! と、思う人は以下の動画の4分30秒くらいの所を見てみると納得できるかもしれない。
Snapdragon CoPilot+ Laptops: You’ve Been Misled... Again
つまり、「Surface Laptop」の「X Elite 80-100」は「Yoga Slim 7x」の「X Elite 78-100」よりも上位のチップになるので、シングルコア性能だけではなく、マルチコア性能でも上の筈なのだが、実際には、マルチコア性能は2割程度負けている訳だ。
その分、以下の動画を見てみれば、PCを熟知している筈の投稿者がSurface Laptopはファンレスだと勘違いしていたりする。
【AI機能】Snapdragon搭載「Microsoft純正ノートPC」の闇を暴く【Surface Laptop 7】
これに対して、一つ目の動画でSurface Laptopよりもマルチコア性能が高いとされている「Yoga Slim 7x」は、色々な動画を見ていると、負荷をかけると、普通にサーというファンノイズが出る様だ。
つまり、Surface Laptopは性能を犠牲にしてでも電力消費を落としてファン音を減らしたりバッテリー持ちを良くしたりしている感じな訳だ。
なので、ネットを見ていると、Surface Laptopについては、X Eliteが搭載された高価なモデルよりもX Plusが搭載された安価なモデルの方がお買い得だ! と、言われていたりする筈だ。
何故なら、熱設計的に、Surface Laptopでは、Snapdragon X Eliteの本当の性能を出せなくしているのなら、マルチコア性能的には、X Plusでも変わりない可能性が高いからだ。
つまり、高いお金を出して、X Eliteモデルを購入しても、マルチコア性能はX Plusモデルと同等で、シングルスレッド性能だけが、2割程度向上する、場合がある! という程度かもしれない訳だ。
なので、巷の他メーカーとは違って、マルチコア性能を、かなり、制限しているSurface Laptopでは、X EliteとX Plusの違いが出る様に、デュアルコアブーストが働く下から二番目のEliteチップを乗せてきた! と、考えてると納得できる今日この頃だ。
ちなみに、作者はMacBook Pro 13インチ M1モデルを2020年に購入して使ってきているのだが、このマシンにはファンが搭載されているものの、余程の事がない限り、ファン音は聞こえない。
また、昨日も書いた様に、メインマシンはMac mini M2 Proなのだが、このマシンにもファンは搭載されているのだが、かなりの負荷をかけた状態で排気口に耳を近づけないとファン音は聞こえない。
だからこそ、Core i7-12700を搭載した仕事用iiyama PCも、机上においているのだが、それをメインマシンにはしていない訳だ。
つまり、作者的には、性能よりも静音性が重要なので、Core i7のデスクトップマシンではなく、Mac mini M2 Proをメインマシンにしているし、サブマシンはファンレスのSurface Go2な訳だ。
なので、Surface Laptopについては、性能よりも静音性だとかバッテリ持ちを重視してくれているのは悪い話ではない。
しかし、そういう話なら、Eliteチップが乗った上記機種を購入する選択肢は無くなる訳だ。
と、言う事で、Surface Laptopを購入するのなら、最廉価版にするのが最良の選択になるのかもしれない今日この頃だ。
まあ、量販店にLenovoの機種だとかASUSの機種が置かれていたら、それらを衝動買いする可能性も無きにしもあらずなのだが・・・

