ジャンボーク9! かな
今は、TiExtender Ver1.4.4の開発フェーズで、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能を実装中だ。既に仕上げ作業を行いつつ、使い込んでいるのだが、これはこれでアリな感じだ。
今時の人は知らないと思われるのだが、作者が子供の頃には、「ジャンボーグA」という特撮TV番組があった。
その番組に登場するロボットは、番組名になっている「ジャンボーグA(エース)」だったのだが、番組がかなり進んだ途中から「ジャンボーグ9(ナイン)」という新しいロボットも登場した。
主人公は、状況に応じて、どちらに乗るかを選択していたのだが、普通に鑑みると、最初からあった「ジャンボーグA」の方が格好はよかった。
にも関わらず、あまり格好が良くない「ジャンボーグ9」が登場した理由は、Wikipediaにも書かれていなかったのだが、多分、Aは普通に格好が良かったので、既に、巷からは飽きられていたのかもしれない。
なので、あまり格好が良くなく、視聴者的には、あまり見た事がない様な9を出してきた、のかもしれないのだが、機能的にも、9はAと違って空を飛べないものの、馬力はずっと上で走る速度も速かった。
と、言う事で、ジャンボーグAという番組は、主役と準主役ロボットが同時に存在して使い分けられた、という点で、記憶に残っている訳だ。
似た様な番組としては、「レインボーマン」というモノもあって、この番組では、主役は7つの変身形態を自由にとれたので、ジャンボーグAを超えている! と、言えなくもないのだが、実際の所、「レインボーマン」の主役は太陽の化身の「ダッシュ7」で、他の変身形態は脇役扱いな感じがした。
そういえば、「イナズマン」という番組でも、「イナズマン」に変身する前に「サナギマン」という形態をとらなければならなかったのだが、この場合にも、あくまでも、主役は「イナズマン」であって、「サナギマン」はその前段階でしかなかった感じだ。
何が言いたいのかというと、今回開発しているWebブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能というのは、作者が15年くらい前から開発しているMirror-DTCと比べると、明らかに劣る所もあるのだが、何となく、優れている所もある感じがした訳だ。
なので、これは、仮面ライダー1号と2号の違いと言うよりは、ジャンボーグAと9の違いかなあ、と、感じた今日この頃な訳だ。
ちなみに、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能は、Mirror-DTCと比べると、映像転送の圧縮率が低い。
色々な状況で比較してみると、動画視聴時なんかでは、4倍くらい多くのデータ転送が必要になっている。
もっとも、画面変化がない状況では、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能でも、転送は自動停止するので、転送データ量は似た様な感じになる。
キーボード入力については、Mirror-DTCでは、クライアントOS側のショートカットを禁止できる分、物理キーボードで比較的自由にキー入力できるのに対して、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能では、クライアントOS側のショートカットにキー入力を奪われてしまうので、そういったキーコンビネーションは使えない。
ただし、普通のテキスト入力については、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能では、「テキスト転送機能」を搭載したので、物理キーボードが使えないスマホ/タブレット環境でも、テキスト入力用には機器に搭載されているスクリーンキーボードが使えるので、特殊キーの入力はできないものの、テキスト入力は楽になっている筈だ。
更に、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能がMirror-DTCに対して勝っている点はもう2つあって、その1つは、サーバー側の処理負荷が軽い! という事がある。
これは、映像転送は連続したJPG画像の形態で行っているのだが、多分、今時のOSでは、JPG画像へのエンコードは、ハードウェア支援付きで行われているからだ。
つまり、Mirror-DTCの映像圧縮はCPUを使って行っているのに対して、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能では、実質的にGPUで行われているので、CPU負荷が軽く済んでいる訳だ。
もう一つ、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能が勝っているかなあ、と、感じたのは、映像転送の遅延だ。
具体的には、Mirror-DTCの場合、並列度を上げる事で、CPU性能が低い環境でも、フレームレートを稼げる様にしているので、映像転送時には、1,2フレーム分くらいの遅延が発生するのが普通だ。
これに対して、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能では、そういった並列動作はさせていないので、遅延は少なくなっている。
まあ、これが出来るのも、前述の様に、JPG画像へのエンコードはハードウェア支援付きで行われるので、超高速にエンコードが終わるから、と、言えなくもないので、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能がMirror-DTCに勝っているのは、映像のエンコード速度! という事になるかもしれない。
もっとも、前述の様に、圧縮率は低い訳なので、圧縮率を下げても良いのなら、自分ももう少し遅延を減らせます! と、Mirror-DTCも言いそうなのだが、作者的には、似た様なソフトが2個あっても仕方ないので、Mirror-DTC的には、遅延は少し出るものの圧縮率が高い映像転送、Webブラウザをクライアントにするリモートデスクトップ機能では、圧縮率は低いものの遅延が少ない映像転送、というのを特徴にしておこうと考えている。
つまり、ジャンボーグAとは別にジャンボーグ9があって、状況により、それらを使い分ける方が、何となく、お得な感じがする様な気がしている今日この頃になる訳だ。

