損して得取れ
今は、macOS版MRWorkerの開発フェーズで、Windows版からコードを移植中だ。同時に、MasterReversi本体の評価精度の向上を目指す改良も行っていて、今のところ、そちらばかりやっているので、MRWorkerの方の進捗はあまりない。
このブログの記事は、ほぼ毎日書いているのだが、その表題は、13文字を超えると、「最近の記事」に表示されるリンクテキストが1行で収まらなくなるので、極力、13文字以内にしている。
なので、普通の表題だと同じ様なものばかりになってしまうので、ちょくちょく、ソフト開発とは関係ない様な表題にしている事もある。
今日も、そんな感じで、所謂、ことわざ、を表題にしているのだが、こういう表題にする時には、Googleで、そのテキストを検索して、作者が思っている通りの言葉なのかを確認している。
と、言う事で、今日も、「損して得取れ」というワードを検索してみたのだが、すると、変な書き込みがあったりもした。
具体的には、損して得取れというのは、自分勝手すぎないか? という様な内容で、作者的には、最初、その書き込みの意味が判らなかった。
なので、更に、色々と調べていると、この諺は、今時は、人間関係に使われる場合もあった様で、常日頃から、損をしてでも人に尽くしておけば、将来的には、困った時には、人から助けてもらえる様になるので得だぞ! という感じの言葉として使われている様だ。
そうなってくると、将来、自分が得をするために、誰かに恩を売っておけ! という感じにとれる事になるので、「自分勝手すぎないか?」という考えは正しい様に思えた。
何故なら、恩を売られる人というのは、別に、そんなものは必要ないにも関わらず、お節介をやかれ、その相手が困っている時に助けないと、人でなし! と、非難される立場に強制的にさせられる事になるからだ。
と、言う事で、世の中は世知辛くなっている今日この頃なのだが、「損して得取れ」というのは、本来は、将来のために今苦労しとけ! といった感じの言葉になる筈で、誰かに助けてもらう事なんて、想定外だった筈だ。
より簡単な話にしておけば、将来、何かがあった時のために、貯金しておく! というのと変わりないし、将来、高い給料がとれる様に、良い大学に進学したり資格をとったりする! といっているのと変わらない、と、作者的には思っている。
なので、別に、そこに第三者は関係してこないので、今日の表題を「損して得取れ」という事にしているのも、別に、誰かを騙して得をするのが今時の生き方だ! なんて事を言おうとしている訳ではない。
それでは、何を書くつもりだったのか、というと、評価関数の枝刈りについて書くつもりだった。
具体的には、枝刈り用の先読みを深くすると、処理時間が多くかかるので、先読みは浅くしていたのだが、今回、より深くしてみた。
当然、20手読みだとかにすると、遅くなるのだが、従来版では2手読みだったのを4手読みにしたり6手読みにすると、評価精度が目に見えて向上したりしている訳だ。
つまり、枝刈り用の処理関数は重くなっているので、ある意味、損をしている格好になるのだが、その成果として、より評価精度が向上するので、総合的には得をする格好になったりもしている訳だ。
と、言う事で、今日は、その辺りの話を詳しく書こうかなあ、と、思ったりもしていたのだが、「損して得取れ!」という諺が、自分勝手な人間の行動規範だ! みたいな話になっているんだなあ、というのを知って、衝撃を受けたので、細かい話を書いているスペースは無くなった今日この頃だ。
ちなみに、今日の表題は、最初、「急がば回れ!」という事にしようかなあ、と、思っていたのだが、ネットでその意味を調べてみると、作者が認識していた意味と微妙にずれていた。
作者的には、急いでいるのなら、本来は真っ直ぐ行きたくなる所だろうが、回り道した方が早く行ける場合もあるので、何も考えずに、直進したりしない様に! みたいな話なのかと思っていた。
しかし、ネットで出てきた説明としては、真っ直ぐに行くのは危険かもしれないので、じっくりと注意して進め! みたいな話になっていた。
と、言う事で、昭和から生きてきている作者的にも、普通に諺の意味を別の意味として認識している事もよくある感じなので、「損して得取れ」という諺が卑劣な人間の思考パターンを指している! なんて話になっていたとしても、文句は言えない今日この頃だ。

